ストラヴィンスキー(1882-1971)

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CD 輸入盤

『春の祭典』、3楽章の交響曲、『アゴン』 アシュケナージ&ベルリン・ドイツ交響楽団

ストラヴィンスキー(1882-1971)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
4784253
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

Deccaの高解像度録音による迫力と緊迫感

ダイナミックレンジの幅を広くとったデッカ録音の技術を活かした録音。打楽器群やリズム楽器的な効果を持つ金管などの音程をかなり明瞭にくっきりと出しているのが特徴。それによって、ストラヴィンスキーの作品でことさら鮮烈なリズムの効果を聴くことができます。『春祭』の後半の迫力と緊迫感は圧巻。(ユニバーサルIMS)

【収録情報】
ストラヴィンスキー:
1. バレエ音楽『春の祭典』(1947年版)
2. 3楽章の交響曲
3. バレエ音楽『アゴン』

 ベルリン・ドイツ交響楽団(1,3)
 ベルリン放送交響楽団(2)
 ヴラディーミル・アシュケナージ(指揮)

 録音時期:1991〜1994年
 録音場所:ベルリン
 録音方式:デジタル(セッション)

収録曲   

  • 01. 1. Introduction
  • 02. 2. The Harbingers of Spring, Dance of the Adolescents
  • 03. 3. Mock Abduction
  • 04. 4. Spring Rounds
  • 05. 5. Games of the Rival Tribes
  • 06. 6. Procession of the Sage
  • 07. 7. Adoration of the Earth (The Sage), Dance of the Earth
  • 08. 1. Introduction
  • 09. 2. Mystical Circle of the Adolescents
  • 10. 3. Glorification of the Chosen One
  • 11. 4. Evocation of the Ancestors
  • 12. 5. Ritual of the Ancestors
  • 13. 6. Sacrificial Dance (The Chosen One)
  • 14. 1. Allegro
  • 15. 2. Andante - Interlude (L'istesso tempo)
  • 16. 3. Con moto
  • 17. 1. Pas-de-quatre
  • 18. 2. Double pas-de-quatre
  • 19. 3. Triple pas-de-quatre
  • 20. 4. Prelude
  • 21. 5. 1st pas-de-trois: Saraband - step
  • 22. 6. 1st pas-de-trois: Gaillarde
  • 23. 7. 1st pas-de-trois: Coda
  • 24. 8. Interlude
  • 25. 9. 2nd pas-de-trois: Bransle simple
  • 26. 10. 2nd pas-de-trois: Bransle gay
  • 27. 11. 2nd pas-de-trois: Bransle double
  • 28. 12. Interlude
  • 29. 13. Pas-de-deux
  • 30. 14. Coda
  • 31. 15. Four duos
  • 32. 16. Four trios

ユーザーレビュー

総合評価

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《春の祭典》は、《結婚》とc/wだったオリ...

投稿日:2012/04/23 (月)

《春の祭典》は、《結婚》とc/wだったオリジナル盤[444 542-2]と組み合わせを替えての再発売。尚、《三楽章の交響曲》と《アゴン》は、昨年発売された7枚組のDECCA COLLECTORS EDITION[478 302 8]にも入っている。正直、指揮者としてのアシュケナージのソリューションには首を傾げざるを得ない部分が多いのだが、この《春の祭典》は、彼のディスコグラフィーの中で、ずば抜けて優れたクオリティの演奏だ。これまで、DECCA(LONDON)の《春の祭典》というと、アンセルメ、ショルティ、ドラティ、シャイー、デュトワが広く聴かれてきたわけだが(もちろん、モントゥー、ベイヌム、メータ、マゼールなど、他にも録音はいくらでもある。これだけ同じ曲の録音があれば、ドホナーニがDECCAでやらせてもらえなかったのも頷けるが、最近では、ゲルギエフ盤もDECCAブランドから出ている)、この演奏は、それらとはまた違った魅力がある。この演奏を、発売と同時に聴いてきて、常にその素晴らしさを実感してきた筆者にとって、この素晴らしい録音が、発売から20年近く無視され続けてきた事は、全くの不当だと声を大にして言いたい。録音は94年だが(発売は95年)、その頃は、既に、69年のブーレーズ盤[SONY]以来、アバド盤やティルソン・トーマス盤、コリン・デイヴィス盤、ムーティ盤など、70年代に続出した録音群を通して、リズムやハーモニー、独特の音響構造を、明晰かつシャープ、そしてスマートに表出する表現が主流、というか、当たり前になっていた時期だった。そこに来てこの演奏は、垢抜けないリズム処理、全ての声部を無骨に鳴らした分厚いがややくすんだストリングスのサウンド、太古から蘇ってきたような原始的な打楽器の響きなど、不器用とも言える、正に作曲当時ストラヴィンスキーが想定したであろう、オーケストラのソノリティを随所に聴くことができる。特に、ブーレーズ[DG]などのスマートな演奏で聴き慣れた変拍子が、本来のカオス状態そのままに描出された第二部中間部以降は圧巻で、《春の祭典》を初めて聴いた時の驚きが蘇ってくる。

MISPRISIONER さん | 東京都 | 不明

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