ショスタコーヴィチ(1906-1975)

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CD 輸入盤

交響曲全集、管弦楽作品集 ロジェストヴェンスキー&ソ連国立文化省交響楽団、他(16CD限定盤)

ショスタコーヴィチ(1906-1975)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
CDVE00507
組み枚数
:
16
レーベル
:
:
Russia
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

ショスタコーヴィチ交響曲全集、管弦楽作品集、ほか(16CD)
ロジェストヴェンスキー&ソ連国立文化省響、ほか


ヴェネツィア・レーベルからリリース済みのロジェストヴェンスキー指揮によるショスタコーヴィチ演奏を集めたお買得ボックス。
 才気煥発でエネルギッシュな芸風で知られたソ連時代のロジェストヴェンスキーによる演奏は、当時のソ連録音の個性的なサウンド志向もあって、突出した金管&打楽器による過激なダイナミズムから、扇情的なまでの情感表現、チープでユーモラスな音楽に至るまで、きわめてユニークな仕上がりのものが多いのが特徴。
 ソ連政府がロジェストヴェンスキーのために用意したオーケストラ「ソ連国立文化省交響楽団」と録音した一連の交響曲や管弦楽曲では、特にそうした傾向が強く、パワフルでエグイまでの表情の演奏を数多く楽しむことができます。
 このセットにはほかに、モスクワ放送響と録音した大迫力の『祝典序曲』や、モスクワ・フィルとの快速な『ハムレット』、レニングラード・フィルとの『コロンブス』序曲、ソ連国立交響楽団とのコミカルな『司祭とその下男バルダの物語』組曲など、ソ連のほかのオケとの演奏も含まれているので、さまざまな傾向のオーケストラ・サウンドを聴くことができるのもポイントです。
 なお、セットには交響曲全集、管弦楽作品集に加え、チェロ協奏曲第1番、ピアノ協奏曲第1番、11曲のオーケストラ伴奏声楽作品、5曲の室内アンサンブル作品が収められています。限定盤。(HMV)

【収録情報】
Disc1
ショスタコーヴィチ:
・スケルツォ 嬰ヘ短調 op.1(録音時期:1982年)
・主題と変奏 変ロ長調 op.3(録音時期:1982年)
 ソ連国立文化省交響楽団

・クルィローフの2つの寓話 op.4から『こおろぎと蟻』(録音時期:1979年)
 ガリーナ・ボリソーワ(ソプラノ)
 ソ連国立交響楽団

・クルィローフの2つの寓話 op.4から『ろばとうぐいす』(録音時期:1979年)
 モスクワ音楽院室内合唱団
 モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団

・スケルツォ 変ホ長調 op.7(録音時期:1982年)
・劇音楽『南京虫』 op.19(録音時期:1985年)
 ソ連国立文化省交響楽団

・日本の詩による6つの歌曲 op.21(録音時期:1982年)
 アレクセイ・マースレンニコフ(テノール)
 ソ連国立文化省交響楽団

Disc2
・E.ドレッセルの歌劇『コロンブス』のための2つの小品から序曲 op.23(録音時期:1979年)
 レニングラード・フィルハーモニー交響楽団

・E.ドレッセルの歌劇『コロンブス』のための2つの小品から終曲 op.23(録音時期:1984年)
 ソ連国立文化省交響楽団&合唱団

・映画音楽『女ひとり』 op.26(録音時期:1982年)
 ソ連国立交響楽団ソリスト・アンサンブル

・映画音楽『黄金の丘』組曲 op.30a(録音時期:1985年)
 ソ連国立文化省交響楽団

・劇音楽『ハムレット』組曲(全13曲) op.32a(録音時期:1962年)
 モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団

Disc3
・8つのプレリュード op.34(録音時期:1983年)
 ソ連国立文化省交響楽団

・映画音楽『司祭とその下男バルダの物語』組曲(全6曲) op.36(録音時期:1979年)
 ソ連国立交響楽団

・A.プーシキンの詩による4つの歌曲 op.46(録音時期:1983年)
 アナトリー・サフューリン(バス)
 ソ連国立文化省交響楽団

・劇音楽『リア王』 op.58a(録音時期:1984年)
 ナターリャ・ブルナシェヴァ(ソプラノ)
 エフゲニー・ネステレンコ(バス)
 ソ連国立文化省交響楽団

・映画音楽『コルジーンキナの出来事』 op.59(録音時期:1984年)
 ソ連国立文化省交響楽団

Disc4
・イギリスの詩による6つの歌曲 op.62a(録音時期:1986年)
・A.プーシキンの詩による4つのモノローグ op.91(録音時期:1983年)
 アナトリー・サフューリン(バス)
 ソ連国立文化省交響楽団

・祝典序曲 op.96(録音時期:1972年)
 モスクワ放送交響楽団

・歌劇『カテリーナ・イズマイロヴァ』から5曲 op.114a(録音時期:1985年)
 ソ連国立文化省交響楽団

Disc5
・ロマンス『春よ、春よ』 op.128(録音時期:1985年)
 エフゲニー・ネステレンコ(バス)
 ソ連国立文化省交響楽団

・イギリスとアメリカの8つの民謡(録音時期:1989年)
 エレーナ・イヴァノヴァ(ソプラノ)
 ソ連国立文化省交響楽団

・ジャズ・バンドのための組曲第1番(録音時期:1985年)
 ソリスト・アンサンブル

・コミック・オペラ『大きな稲妻(未完)』から7曲(録音時期:1984年)
 ソ連国立文化省交響楽団&合唱団

・編曲:D.スカルラッティの2つの小品 op.17から『パストラーレ』(録音時期:1979年)
・編曲:D.スカルラッティの2つの小品 op.17から『カプリチオ』(録音時期:1979年)
・編曲:ベートーヴェンの『蚤の歌』(録音時期:1979年)
 ソリスト・アンサンブル

・編曲:J.シュトラウス2世のポルカ『楽しい列車』(録音時期:1979年)
 モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団

・編曲:リムスキ=コルサコフの『私はほら穴で君を待っていた』(録音時期:1979年)
 ソ連国立交響楽団

・編曲:V.ユーマンズの『2人でお茶を』 op.16(録音時期:1979年)
 レニングラード・フィルハーモニー管弦楽団

Disc6
・交響曲第1番ヘ短調 op.10(録音時期:1984年)
・交響曲第12番二短調 op.112『1917年』(録音時期:1984年)
 ソ連国立文化省交響楽団

Disc7
・交響曲第2番ロ長調 op.14『10月革命に捧げる』(録音時期:1984年)
・交響曲第10番ホ短調 op.93(録音時期:1986年)
 アカデミー・ロシア共和国合唱団(第2番)
 ソ連国立文化省交響楽団

Disc8
・交響曲第3番変ホ長調 op.20『メーデー』(録音時期:1983年)
・交響曲第15番イ長調 op.41(録音時期:1983年)
 アカデミー・ロシア共和国合唱団(第3番)
 ソ連国立文化省交響楽団

Disc9
・交響曲第4番ハ短調 op.43(録音時期:1985年)
 ソ連国立文化省交響楽団

Disc10
・交響曲第5番二短調 op.47(録音時期:1984年)
・交響曲第6番ロ短調 op.54(録音時期:1983年)
 ソ連国立文化省交響楽団

Disc11
・交響曲第7番ハ長調 op.60『レニングラード』(録音時期:1984年)
 ソ連国立文化省交響楽団

Disc12
・交響曲第8番ハ短調 op.65(録音時期:1983年)
 ソ連国立文化省交響楽団

Disc13
・交響曲第11番ト短調 op.103『1905年』(録音時期:1983年)
 ソ連国立文化省交響楽団

Disc14
・交響曲第13番変ロ長調 op.113『バビ・ヤール』(録音時期:1985年)
 アナトリー・サフューリン(バス)
 アカデミー・ロシア共和国合唱団
 ソ連国立文化省交響楽団

Disc15
・交響曲第9番変ホ長調 op.70(録音時期:1983年)
・交響曲第14番ト短調 op.135『死者の歌』(録音時期:1985年)
 マクワラ・カスラシュヴィリ(ソプラノ)
 アナトリー・サフューリン(バス)
 ソ連国立文化省交響楽団

Disc16
・チェロ協奏曲第1番変ホ長調 op.107(録音時期:1968年)
 ミハイル・ホミッツェル(チェロ)
 モスクワ放送交響楽団

・ピアノ協奏曲第1番ハ短調 op.35(録音時期:1984年)
 ヴィクトリア・ポストニコワ(ピアノ)
 ソ連国立文化省交響楽団

 ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー(指揮)

ユーザーレビュー

総合評価

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水準の高い演奏ではあるのだが、以前から言...

投稿日:2013/06/25 (火)

水準の高い演奏ではあるのだが、以前から言われているように音質はよくない(聴いた感じでは、モスクワ放送のホールでの録音のような気がする。飽和的な音質)。例えば第13番では、合唱とオケとのバランスが悪い。また演奏自体では、オケのアンサンブルが不安定なところが散見される。ロジュジェーストヴェンスキィの解釈も、軽妙な雰囲気の方向に流れてしまうため、軽さが気になることもままある。もちろん他の管弦楽曲の録音も含め、このボックスセットの価値は極めて高い。

Constans さん | 福島県 | 不明

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軽妙で、重厚な感じのない、かなり特異な音...

投稿日:2013/05/15 (水)

軽妙で、重厚な感じのない、かなり特異な音質であり演奏だと思います。聞いたことのない管弦楽曲が楽しいです。

つちぐり さん | 神奈川県 | 不明

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何ですか、この箱。既売のショスタコ交響曲...

投稿日:2012/10/07 (日)

何ですか、この箱。既売のショスタコ交響曲集があるので、またまたダブリです。しかもこの値段ですよ。交響曲を除いたものだけのセットはないのかな。管弦楽をじっくり聴きたい...。いっそのこと、メロディア系で、ショスタコのコンプリートを廉価で出して欲しいです。

TKOクラシック さん | 神奈川県 | 不明

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ショスタコーヴィチ(1906-1975)

「わたしの交響曲は墓碑である」という“証言”の中の言葉によって象徴されるショスタコーヴィチの音楽と生涯への価値観の変質は、今もって盛んな議論と研究、演奏解釈によって再認識過程の最中にあるとも言えますが、作品によってはすでに演奏年数も75年に及び、伝統と新たな解釈の対照がごく自然におこなわれてきているとも言えそうです。 圧政と戦争の象徴でもあったソビエト共産主義社会の中に生き、そして逝ったショスタコ

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