ショスタコーヴィチ(1906-1975)

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CD 輸入盤

交響曲第15番 セロフ&チェコ・フィル、ほか

ショスタコーヴィチ(1906-1975)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
PRD250334
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明


ショスタコーヴィチ:交響曲第15番、ほか
セロフ&チェコ・フィル、ほか


ショスタコーヴィチ最晩年の作品集。メインはセロフ(セローフ、セーロフとも)指揮による交響曲第15番で、組み合わせは『ミケランジェロの詩による組曲』抜粋と、作品番号のない珍しいオーケストラ曲『ノヴォロシースクの鐘』。
 セロフはカラヤン指揮者コンクール入賞者で、ムラヴィンスキーの助手を務めていたこともある人物。チェコ・フィルとの交響曲第15番は、以前同じPRAGAレーベルよりリリースされており、そのときのデータでは1979年11月29日でしたが、今回は1976年5月26日となっています。演奏時間表記はほぼ同じなので同じ演奏と思われますが、どちらのデータが正しいかは不明です。
 コプチャクによる『ミケランジェロの詩による組曲』抜粋も、以前同じPRAGAレーベルよりリリースされていました。全11曲中8曲を抜粋した演奏となります。
 『ノヴォロシースクの鐘』は、第2次世界大戦の激戦地、ノヴォロシースクの無名戦士の墓に捧げられた曲。ヤンソンスの父、アルヴィド・ヤンソンスがモスクワ放送交響楽団を指揮した演奏です。(HMV)

【収録情報】
● ショスタコーヴィチ:交響曲第15番イ長調Op.141 [44:32]

 チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
 エドゥアルド・セロフ(指揮)

 録音時期:1976年5月26日/プラハ(ライヴ)

● ショスタコーヴィチ:『ミケランジェロの詩による組曲』Op.145 より全8曲 [25:32]

 セルゲイ・コプチャク(Bs)
 プラハ放送交響楽団
 フランティシェク・ヴァイナル(指揮)

 録音:1980年5月/プラハ(スタジオ録音)

● ショスタコーヴィチ:『ノヴォロシースクの鐘』 [02:48]

 モスクワ放送交響楽団
 アルヴィド・ヤンソンス(指揮)

 録音:1960年9月27日/ノヴォロシースク

収録曲   

  • 01. Allegretto (8:18)
  • 02. Adagio - Largo - Adagio - Largo (15:29)
  • 03. Allegretto (4:12)
  • 04. Adagio - Allegretto - Adagio - Allegretto (16:31)
  • 05. No. 1 Truth (4:07)
  • 06. No. 4 separation (2:08)
  • 07. No. 5 Wrath (1:32)
  • 08. No. 6 Dante (3:10)
  • 09. No. 8 Creation (2:39)
  • 10. No. 9 night (3:50)
  • 11. No. 10 Death (4:06)
  • 12. No. 11 Immortality (3:49)
  • 13. Novorossiisk Chimes (TV synchronization Anthem) (2:44)

ユーザーレビュー

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ショスタコーヴィチの晩年の作品を集めた珍...

投稿日:2020/11/02 (月)

ショスタコーヴィチの晩年の作品を集めた珍企画盤。 音源は様々な演奏家のものを集めた編集盤だが、どれも珍しい貴重な音源が集められている。 最初に登場するのは『交響曲第15番』で、エドゥアルド・セロフ指揮、チェコ・フィルハーモニー管弦楽団によって録音されたもの。 中々珍しい組み合わせで、時にチェコ・オケと言うよりロシア・オケのようなサウンドが出ているが、全体的には整理された手堅い聴きやすい演奏。 次は『ミケランジェロの詩による組曲』から抜粋で8曲、 ピアノと独唱がオリジナルだが、これは作品145bの独唱とオーケストラに編曲されたバージョンで、フランティシェク・ヴァイナル指揮、プラハ放送交響楽団、セルゲイ・コプチャクの歌で録音された物。 これも手堅くまとまっており、抜粋なのが残念。 最後は『ノヴォロシースクの鐘』をアルヴィド・ヤンソンス指揮、モスクワ放送交響楽団で収録。 実はこのCDの中で1番良い演奏がこれ。 シンプルながら記憶に残りやすいメロディとショスタコーヴィチの熟練したオーケストレーションが冴え渡った晩年の傑作だと思っているが、録音はこの盤を含め4つしかない希少な曲。 その中でもこのヤンソンス盤、全編格調高い演奏で、盛り上げ方が上手く、モスクワ放送響のパワーとアンサンブル力を全開に使ったこの曲の白眉の演奏と言える素晴らしい内容である。 この曲目当てで買ったが、正解だった。 録音年のデータは多少問題もあるようであるが、古いソ連録音の割には音は聴きやすい方にはいるのではないだろうか。

レインボー さん | 不明 | 不明

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ショスタコーヴィチ(1906-1975)

「わたしの交響曲は墓碑である」という“証言”の中の言葉によって象徴されるショスタコーヴィチの音楽と生涯への価値観の変質は、今もって盛んな議論と研究、演奏解釈によって再認識過程の最中にあるとも言えますが、作品によってはすでに演奏年数も75年に及び、伝統と新たな解釈の対照がごく自然におこなわれてきているとも言えそうです。 圧政と戦争の象徴でもあったソビエト共産主義社会の中に生き、そして逝ったショスタコ

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