シューマン、ロベルト(1810-1856)

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CD

Piano Works: A.schiff (2010)

シューマン、ロベルト(1810-1856)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
UCCE7517
組み枚数
:
2
:
日本
フォーマット
:
CD

内容詳細

響きを融け合わせて情色織りなす幻想の音の姿ではなく、隅々までクリアにピアニスティック、個々の音の形が関係明瞭かつ鮮やかな動きを作って耳に届く。耽るよりは閃きを追って遊ぶ心地よさ。光や色がそこかしこ明滅する森の情景などじつにすっきりと耳が立つ。初稿による幻想曲終楽章も興味深い。(中)(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

ディスク   1

  • 01. 蝶々 作品2 Introduzione.Moderato - 1.
  • 02. 蝶々 作品2 2.Prestissimo
  • 03. 蝶々 作品2 3.
  • 04. 蝶々 作品2 4.Presto
  • 05. 蝶々 作品2 5.
  • 06. 蝶々 作品2 6.
  • 07. 蝶々 作品2 7.Semplice
  • 08. 蝶々 作品2 8.
  • 09. 蝶々 作品2 9.Prestissimo
  • 10. 蝶々 作品2 10.Vivo
  • 11. 蝶々 作品2 11.
  • 12. 蝶々 作品2 12.Finale
  • 13. ピアノ・ソナタ 第1番 嬰ヘ短調 作品11 第1楽章:Introduzione.Un poco Adagio-Allegro vivace
  • 14. ピアノ・ソナタ 第1番 嬰ヘ短調 作品11 第2楽章:Aria
  • 15. ピアノ・ソナタ 第1番 嬰ヘ短調 作品11 第3楽章:Scherzo e Intermezzo.Allegrissimo-Lento
  • 16. ピアノ・ソナタ 第1番 嬰ヘ短調 作品11 第4楽章:Finale.Allegro un poco maestoso
  • 17. 子供の情景 作品15 第1曲:見知らぬ国より
  • 18. 子供の情景 作品15 第2曲:珍しいお話
  • 19. 子供の情景 作品15 第3曲:鬼ごっこ
  • 20. 子供の情景 作品15 第4曲:おねだり
  • 21. 子供の情景 作品15 第5曲:十分に幸せ
  • 22. 子供の情景 作品15 第6曲:大事件
  • 23. 子供の情景 作品15 第7曲:トロイメライ
  • 24. 子供の情景 作品15 第8曲:炉ばたで
  • 25. 子供の情景 作品15 第9曲:竹馬の騎手
  • 26. 子供の情景 作品15 第10曲:まじめすぎるくらいに
  • 27. 子供の情景 作品15 第11曲:怖がらせ
  • 28. 子供の情景 作品15 第12曲:眠りに入る子供
  • 29. 子供の情景 作品15 第13曲:詩人は語る

ディスク   2

  • 01. 幻想曲 ハ長調 作品17 第1楽章:完全に幻想的、そして情熱的に演奏すること
  • 02. 幻想曲 ハ長調 作品17 第2楽章:中庸に、まったく精力的に
  • 03. 幻想曲 ハ長調 作品17 第3楽章:ゆっくりと、静かに進めること (初稿)
  • 04. 森の情景 作品82 森の入口
  • 05. 森の情景 作品82 待ち伏せる狩人
  • 06. 森の情景 作品82 淋しい花々
  • 07. 森の情景 作品82 呪われた場所
  • 08. 森の情景 作品82 こころよい風景
  • 09. 森の情景 作品82 旅宿
  • 10. 森の情景 作品82 予言の鳥
  • 11. 森の情景 作品82 狩りの歌
  • 12. 森の情景 作品82 別れ
  • 13. 精霊の主題による変奏曲 Tema.Leise,innig
  • 14. 精霊の主題による変奏曲 Var.T
  • 15. 精霊の主題による変奏曲 Var.U.Canonisch
  • 16. 精霊の主題による変奏曲 Var.V.Etwas belebter
  • 17. 精霊の主題による変奏曲 Var.W
  • 18. 精霊の主題による変奏曲 Var.X
  • 19. 幻想曲 ハ長調 作品17 第3楽章:ゆっくりと、静かに進めること (最終稿)

ユーザーレビュー

総合評価

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 一番の聴きどころはやはり「幻想曲」。シ...

投稿日:2013/06/15 (土)

 一番の聴きどころはやはり「幻想曲」。シフによる、生き生きとした演奏からシューマンの意気軒昂、理想への想い、クララへの思慕・・・さまざまなものが伝わってきた。  実は「幻想曲」を他のピアニストで聴いてはいたがもやもやした印象しか残らず、あまり面白く聴けなかった。私の聴き方が不足していたせいだろうが、それでもこのCDを聴いてやっと幻想曲の面白さに気付き始めてきた。第3楽章の異なる稿が聴けるのも嬉しい。ベートーヴェンの歌曲との関連がより分かりやすくなった。個人的に第3楽章は初稿の方が好み。それが聴けるのがいいし、聴き比べできるのがこのCDの一番のポイントと思う。どちらの稿が好みか・・・これから聴かれる皆さんそれぞれが出されるべき愉しみであろう。 ちなみに、私のi-PodでこのCDをいれてあるが、歌詞の部分にシュレーゲル(Friedrich von Schlegel)の「しげみ」を入れておき、聴くときに詩を読みながら聴くようにしている。このやり方は、CDを買って聴かれる方にもお勧めしたい。  それにしても収録されている曲目にも驚かされる。「蝶々」、「子供の情景」、「ソナタ」、「森の情景」に「精霊の主題による変奏曲」まで入って至れり尽くせり。通常ならそれぞれ分けて数枚のCDにするのであろうが、これが1組のCDに入っているコストパフォーマンスにも感謝したい。

うーつん さん | 東京都 | 不明

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かつて、ハンガリーの3羽ガラスの一人と呼...

投稿日:2012/12/09 (日)

かつて、ハンガリーの3羽ガラスの一人と呼ばれたアンドラーシュ・シフも、すっかりその道を極める齢になりました。シューマンの浪漫、夢と幻想、病んだ所を超えて、美しく、悲しい、ひとつひとつ音の精神を音に大切に、つま弾く、心に響くユーモアと闇。深いため息を付かずのは、いられない、又、ライヴ演奏だそうですが、暗いジャケットとともに、慰みと微かな希望も、聴かせてくれる、情念籠められた真摯、貴重な名盤2枚組。深夜に聴くには、最適。

sunny さん | 兵庫県 | 不明

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このシューマンのCDは名演奏、名録音の極み...

投稿日:2012/02/19 (日)

このシューマンのCDは名演奏、名録音の極みだ。 2008年3月にシフのリサイタルが有りました。 その日はオペラシティのホール、シフが選んだベーゼンドルファーが置いてあり、当日はこのピアノを使用しています。 その時のプログラムはベートーヴェンのテンペストとワルトシュタインソナタ。 シューマンのパピヨンと幻想曲。その日のプログラムに載っていた順番はワルトシュタインが最後でしたが、当日,本人の要望でシューマンの幻想曲が最後になり、入れ替わりました。実際に演奏を聴くと入れ替えた理由が分かりました。 その日のリサイタルはテンペストとワルトシュタインを聴くのが目的でした。 その2曲も良かったのですが、最後の幻想曲の演奏には度肝を抜かれました。 極めてスケールの大きい演奏、メロディーの美しさ豊かさ、弱音の美しさ、ピアノが歌い、フォルテではベーゼンドルファーの低弦が吠える。背筋がゾクゾクし、聴いていて興奮しました。 リサイタルの後、帰宅してシフの演奏したシューマンの幻想曲のCDを探しましたが、その当時録音されていませんでした。 それがやっと録音され発売されました。 発売後、すぐに購入し聴いてみました。 生演奏程の迫力、熱気は有りませんが、素晴らしい演奏で最高の録音です。 この録音場所は昔から響きの良いので有名なホールですが、今回のこの録音が最高だと思います。シフは今やピアノの大家。ブレンデル,ポリーニの次の世代の代表です。我が推薦する最高のCD、他の曲も素晴らしい演奏です。

Figaro さん | 神奈川県 | 不明

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シューマン、ロベルト(1810-1856)

ロベルト・シューマン(Robert Alexander Schumann)は、 1810年6月8日にドイツのツヴィッカウに生まれました。5人兄弟の末っ子で、出版業者で著作もあったという父親のもとで早くから音楽や文学に親しみ、作曲や詩作に豊かな才能を示したといいます。  ロベルト16才の年にその父親が亡くなり、安定した生活を願う母親の希望で法学を選択、1828年にライプツィヒ大学に入学しますが、音

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