シューベルト(1797-1828)

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CD 輸入盤

歌曲集第9集〜『冬の旅』 ゲルネ、エッシェンバッハ

シューベルト(1797-1828)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
HMC902107
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

シューベルト・エディション完結編
ゲルネの振幅豊かな表現の歌声と
エッシェンバッハの名ピアノによる『冬の旅』全曲


マティアス・ゲルネ・シューベルト・エディションの最終巻の登場。エッシェンバッハをピアニストに迎えての『冬の旅』です。まろやかさを失うことなく、ときに劇的な表情を見せるゲルネの声が、物語の情景を克明に描き出します。エッシェンバッハの、ゲルネの歌の表情に寄り添いながらもどこか淡々と冷たい感じさえもおぼえる抑えの利いたピアノも見事。詩の主人公の心の闇までをも照らし出しているかのような心を打つ名演となっています。
 なお、ゲルネは今後、マーラーなどの歌曲でハルモニアムンディでのレコーディングを続けるということです。(キングインターナショナル)

【収録情報】
● シューベルト:歌曲集『冬の旅』 D.911(全曲)

 マティアス・ゲルネ(バリトン)
 クリストフ・エッシェンバッハ(ピアノ)

 録音時期:2011年1月、5月
 録音場所:ベルリン、テルデックス・スタジオ
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

収録曲   

  • 01. Gute Nacht
  • 02. Die Wetterfahne
  • 03. Gefrorne Trnen
  • 04. Erstarrung
  • 05. Der Lindenbaum
  • 06. Wasserflut
  • 07. Auf Dem Flusse
  • 08. Rckblick
  • 09. Irrlicht
  • 10. Rast
  • 11. Frhlingstraum
  • 12. Einsamkeit
  • 13. Die Post
  • 14. Der Greise Kopf
  • 15. Die Krhe
  • 16. Letzte Hoffnung
  • 17. Im Dorfe
  • 18. Der Strmische Morgen
  • 19. Tuschung
  • 20. Der Wegweiser
  • 21. Das Wirtshaus
  • 22. Mut!
  • 23. Die Nebensonnen
  • 24. Der Leiermann

ユーザーレビュー

総合評価

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マティアス・ゲルネの冬の旅は、この前には...

投稿日:2021/07/07 (水)

マティアス・ゲルネの冬の旅は、この前にはブレンデルとの録音などもあるのですが、これはゲルネがいわば満を持して取り組んだシューベルト撰集の一環としての録音。ブレンデルにエッシェンバッハ、という名ピアニスト両名との録音といいながら、ブレンデルとのそれがいわば「ブレンデルの冬の旅」というきらいがなくもないのに比べれば、こちらのエッシェンバッハとの録音は、ゲルネがより歌いたいことを表現出来ているといった感があります。歌の出来としても、こちらの方がいいかとは思います。

Verdi さん | 神奈川県 | 不明

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私の知る限りで3回目の録音であり、エッシ...

投稿日:2014/11/28 (金)

私の知る限りで3回目の録音であり、エッシェンバッハとのコンビによる当シリーズ3つ目のシューベルト歌曲集。 表現に自由さがあらわれてるように聴いた。 1回目のハイペリオンでのものは繊細な若者のさすらいと心の哀しみに寄り添った印象。 2回目のブレンデル伴奏によって大きく化けたウィグモアホール盤はライブらしい劇的なモノドラマ。 これに対して今回の冬の旅は、オーバーな身ぶりはないが、心の揺れが伝わってくる。主人公との一体化より、さすらう自分を少し離れたところから眺めているかのような落ち着いた距離感がある。 前録音で一編のドラマとして「演じた」ものから、身ぶりを削ぎおとし「歌われた」ものへと変わったのではないだろうか。…ライブでないことも影響しているのかもしれない。だからといって内容が薄味になっていない。むしろ一音一句に心を配り、絶望とさすらいを克明に焼き付けている気がした。 エッシェンバッハの伴奏もこのコンセプトに寄り添い、ピアノ伴奏とオケ伴奏の良いとこ採りのような演奏と表現――歌に埋もれず、歌を越えず、音の表現に指揮者としての配慮を想わせる意味で――を両立させていると私は感じた。 様々な歌手が「冬の旅」に何回もチャレンジする。買う方としては大変だが、歌手の進化(深化)を、または新しい表現に気づかされる喜びをもたらしてくれたら、また懲りずに買った甲斐もあるというものだ。ゲルネによるシューベルト作品集の掉尾を飾るにふさわしいCDとしてもお勧めできる1枚だ。

うーつん さん | 東京都 | 不明

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