コダーイ (1882-1967)

コダーイ (1882-1967) レビュー一覧 4ページ目

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商品ユーザーレビュー

70件
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  • 「栴檀は双葉より芳し」という言葉がある。ケルテスは寿命...

    投稿日:2010/08/27

    「栴檀は双葉より芳し」という言葉がある。ケルテスは寿命こそ短かったが、若くして既に巨匠級の指揮を披瀝出来た。水難事故死という悲惨な最期を遂げなければ、更なる円熟が期待されようが、壮年期のこの録音でも聴き応えは充分である。いやむしろ、ハンガリーの代表としての姿勢を如実に表している。コダーイやバルトークの系譜を継承した野生味溢れる表現で、変に洗練されたような西欧かぶれの雰囲気は皆無。ドラティやセル、オーマンディなど、ハンガリー出身のライヴァルも多いが、そんな中でも若々しさと求心力の面では屈指の出来栄えである。録音も、ステレオ黄金期のデッカだけあって優秀の部類に入るだろう。もっとも、ややドライな印象は拭えないが、オン気味のマイクがアグレッシブな質感を演出するのに一役買っており、殊に打楽器群の力感が小気味よい。値段も手頃でありお勧めだ。

    遊悠音詩人 さん |20代

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  • コダーイの諸作品を網羅した格好の一組であり、ハンガリー人...

    投稿日:2010/08/18

    コダーイの諸作品を網羅した格好の一組であり、ハンガリー人の指揮者とオーケストラが演奏した決定版として名高いセットだが、私の耳にはどうもドライな印象を拭えない。これはドラティ特有の“音を区切る”演奏法に加えて、DECCA特有の鋭角的な音作りが災いした結果であろう。非常に丁寧でありながら、求心力不足の印象も否めず、結果、ハンガリーの野趣のようなものを今一歩感じ取ることが出来ない。殊に金管楽器の力量は、致命的とは言わないにせよかなり力不足で、本来パンチが効いているはずの部分でも貧弱な響きに成り果てている。とはいえ、《ハーリ・ヤーノシュ》や《孔雀》といった名作のみならず、コダーイの知られざる作品にまでスポットをあて、決して一流とは言い難いオケをドライヴしたドラティの功績は偉大だ。この点においては他の追随を許さないであろうから、OKの評価としたい。

    遊悠音詩人 さん

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  •  素晴しい。Kodaly の弦楽の秀曲二枚組。しかもこの...

    投稿日:2009/08/22

     素晴しい。Kodaly の弦楽の秀曲二枚組。しかもこの価格。買う方としてはただ有難い。二枚目の独奏曲が圧巻。一枚目の二重奏曲もすべて秀逸。Ullner氏はそれほどCDを出してはおられず日本では有名ではないのですが、名手です。ただ、ノートに在る、Duo for Violin and Piano というのは、Duo for Violin and Cello の明らかな誤りです。チェロ独奏と、ヴァイオリン、チェロ二重奏が何と言っても目玉でしょうから。

    四郎右衛門 さん

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  • この値段でコダーイの主要曲を聴けるといったら御買い...

    投稿日:2009/05/29

    この値段でコダーイの主要曲を聴けるといったら御買い得だが、 まぁコダーイがなぜB級扱いなのかがちょっとわかってしまう悲しい結果。 面白くないわけではないけれど、飽きますね、これだけ単純明快な曲だと。 やはりコダーイの本髄は合唱かな? まぁオーケストレーションは華やかで、何も考えずに楽しく聴くにはいいのではないでしょうか。 ただ、ほかの方もいっているように、トランペットがわざとなのかと思えるほど音程狂いまくってるのはなんなんでしょうか…。

    あんぱん さん |20代

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  • バルトークとコダーイは、共に現代音楽に突破口をあけた、20...

    投稿日:2009/04/06

    バルトークとコダーイは、共に現代音楽に突破口をあけた、20世紀音楽の旗手であった。ハンガリーという、音楽がイノベーションを起こすときに大きな影響を及ぼす、古くは東洋の音楽に通じる血筋の国。バルトークが没して、御子息ペータの手によって録音された戦友コダーイの無伴奏は、マイクをチェロの中に入れたのではと云われたほど、モノラール録音の極致ともいえる無類の傑作だった。曲自体はやや構成が弱いが、虎や豹の動きを見るような東欧の人々の力動感と生命力は、コダーイの弟子シュタルケルによって完全に蘇った。これは、正に生一本という驚くべき演奏だと思う。

    黒熊怪 さん

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  • HMVレビューで「すべて世界初CD化」とあるのは誤...

    投稿日:2009/01/28

    HMVレビューで「すべて世界初CD化」とあるのは誤りで、正しくは「ハンガリー詩篇」のみ初CD化で、他の2曲は90年代に英デッカのHISTORICシリーズで発売されたことがある。 「詩篇」は初発売当時は同曲最初のレコードで英語歌唱。「ハーリ・ヤーノシュ」はショルティが残した3種の録音のうち2度目のもので、最もユーモアに乏しく聴き劣りがする。逆に面白いのが「孔雀」で、最晩年のウィーン・フィルとの快速テンポを更に上回る超高速で痛快。ショルティの得意曲だったようである。

    鎌谷朝之 さん

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  • 私はコダーイの一般に知られた収録曲中心のLPで以前か...

    投稿日:2008/12/23

    私はコダーイの一般に知られた収録曲中心のLPで以前から聴いているのですがハンガリー動乱を起因に1957年に設立されたフィルハーモニア・フンガリカの当時一流とは言われないオーケストラが名トレイナーのドラティの下によく健闘している様子が素晴らしいです。「ハーリ・ヤーノシュ」は同じハンガリー出身のセルと異なり溜めが効果的演奏となっています。ガランダとマロシュセーク舞曲は管楽器が上手く引き出されており後者で私に遠い故郷のような感慨がよぎったのに何故か驚いています。本CD盤は音色が更に期待されます。

    一人のクラシックオールドファン さん

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  • 私はコダーイの一般に知られた収録曲中心のLPで以前か...

    投稿日:2008/12/23

    私はコダーイの一般に知られた収録曲中心のLPで以前から聴いているのですがハンガリー動乱を起因に1957年に設立されたフィルハーモニア・フンガリカの当時一流とは言われないオーケストラが名トレイナーのドラティの下によく健闘している様子が素晴らしいです。「ハーリ・ヤーノシュ」は同じハンガリー出身のセルと異なり溜めが効果的演奏となっています。ガランダとマロシュセーク舞曲は管楽器が上手く引き出されており後者で私に遠い故郷のような感慨がよぎったのに何故か驚いています。本CD盤は音色が更に期待されます。

    一人のクラシックオールドファン さん

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  • 私はコダーイの一般に知られた収録曲中心のLPで以前か...

    投稿日:2008/12/23

    私はコダーイの一般に知られた収録曲中心のLPで以前から聴いているのですがハンガリー動乱を起因に1957年に設立されたフィルハーモニア・フンガリカの当時一流とは言われないオーケストラが名トレイナーのドラティの下によく健闘している様子が素晴らしいです。「ハーリ・ヤーノシュ」は同じハンガリー出身のセルと異なり溜めが効果的演奏となっています。ガランダとマロシュセーク舞曲は管楽器が上手く引き出されており 後者で私に遠い故郷のような感慨がよぎったのに何故か驚いています。本CD盤は音色が更に期待されます。

    一人のクラシックオールドファン さん

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  • コダーイの管弦楽曲を聴くのなら、ハンガリー系の指揮...

    投稿日:2008/12/20

    コダーイの管弦楽曲を聴くのなら、ハンガリー系の指揮者がお勧めだが、その中でもドラティは別格です。ガラーンタ舞曲、ヤーノシュ・ハーリ、孔雀といった有名曲はもちろん、ハンガリー風ロンド、夏の夕べといったマニアックな曲まで収録されており、いずれも本当に素晴らしい

    Gabriel Sebastian Tamas さん

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ありがとうございました

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