コスター、ルー(1889-1973)

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CD 輸入盤

劇的な組曲、レジュール序曲、ワルツ組曲集 ヨナタン・カエル&エストロ・アルモニコ・ルクセンブルク室内管

コスター、ルー(1889-1973)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
8573330
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
International
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

ルー・コスター:管弦楽作品集

ルクセンブルクの女性作曲家、ルー・コスターの作品集です。彼女が生まれた19世紀の終わり頃のルクセンブルクには、残念なことに音楽学校がなかったので、彼女の祖父(軍楽隊の楽長として活躍し、既に引退していた)が音楽理論やピアノ、ヴァイオリンの最初の手ほどきをしました。1906年に新しく音楽院が設立された時、ようやく歌とハーモニーの勉強をすることができましたが、結局のところ作曲技法については、満足に学ぶことができずに、彼女はほとんど独学でものにしたのです。初期の作品は歌やピアノ曲がほとんどでしたが、やがてオペレッタなども手がけるようになり、対戦中は楽譜を出版してくれるところを探しながら、ピアニストとしてサイレント映画の上演に同行し、また時には指揮者として登場するなど、活発な活動を続けました。また46年間に渡って母校のルクセンブルク音楽院でピアノを教えるなど後進の指導にも力を尽くしました。
 彼女の作品については、例えば『レジュール』序曲の冒頭では、まるでブルックナーやブラームスのような重厚な響きが使われていますが、そのうち愛らしいワルツが顔を見せはじめたりと、当時全盛を誇っていたヨハン・シュトラウスの影響を抜きにしては語れません。ここに収録されている作品も、ほとんどはワルツであり、どの曲もちょっとコケティッシュで甘い響きを持っています。1950年代から60年代には人気があったようなのですが、彼女の死後はすっかり忘れられてしまったというこれらのワルツ。もう一度蘇り、人々の心を明るくさせて欲しいものです。(NAXOS)

【収録情報】
コスター:
● レジュール序曲 (c.1920)
● ロア・ロア Op.13−ワルツ組曲 (1914)
● ハイデランド−ワルツ組曲 (c.1920)
● 劇的な組曲 (c.1920)(第1番:夜の歌/第2番:星月夜/第3番:月明かりの下でダンス)
● 月桂樹の花の下で−ワルツ組曲 (c.1920)
● モーゼルの夢−ワルツ組曲 (c.1920)
● すべての人生−ワルツ (c.1920)

 エストロ・アルモニコ・ルクセンブルク室内管弦楽団
 ヨナタン・カエル(指揮)

 録音時期:2013年3月25-27日
 録音場所:ルクセンブルク音楽院
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
 世界初録音

内容詳細

ルー・コスターという名前を知る人は少ないだろう。1889年、ルクセンブルク生まれの女流作曲家であり、ピアニストとしても活動した。彼女の管弦楽作品が聴けるなんて、さすがNAXOSだ。いずれも20世紀初頭に作曲されたワルツで、とてもチャーミングな旋律にあふれていて、笑みがこぼれてきそうだ。(長)(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

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