序曲集 第5集　ダリオ・サルヴィ＆ヤナーチェク・フィル

オーベール：序曲集 第5集

人気シリーズ、ダニエル＝フランソワ・オーベールの序曲集。今回の第5集には世界初録音となる歌劇『ツェルリーネ』からのバレを中心とした作品と、『ザネッタ』の序曲と2つの間奏曲、そしてオーベールと同世代の作曲家フィリップ・ミュザール[1792-1859]による『ザネッタ』の旋律を用いたカドリーユが収録されています。
　1842年にケルビーニの後任として音楽・演劇学校（現・パリ国立高等音楽院）の院長に就任してからのオーベールのキャリアは成功に満ちており、彼のオペラはパリの優雅さを持つものとして広く賞賛されました。この『ザネッタ』と『ツェルリーネ』は魅力的な女性が主人公であり、優雅さと抒情性たっぷりの音楽で彩られています。歌劇の人気をそのまま反映したミュザールのカドリーユも聴きどころ。今作もダリオ・サルヴィのツボを心得た指揮でお楽しみください。（輸入元情報）

【収録情報】
オーベール：
1. 歌劇『ザネッタ』 S.33（1840）より
　序曲
　第2幕の間奏曲
　第3幕の間奏曲

ミュザール：
2. D.F.E. オーベールの歌劇『ザネッタ』によるカドリーユ第2番

オーベール：
3. 歌劇『ツェルリーネ』 S.42（1851）より
　序曲
　第2幕の間奏曲
　第3幕の序奏

4. 歌劇『ツェルリーネ』 S.42より第3幕：エール・ド・バレ
　第1番　スティリエンヌ
　第2番　パ・シノワズ
　第3番　ミューズとグレース
　第4番　愚か者のカドリーユ
　第5番　感傷と遊び心
　第6番　子供用のバレエ
　第7番　パレルモの謝肉祭

　ヤナーチェク・フィルハーモニー管弦楽団
　ダリオ・サルヴィ（指揮）

　録音時期：2020年11月30日〜12月5日
　録音場所：チェコ、The House of Culture, Ostrava
　録音方式：ステレオ（デジタル／セッション）
　世界初録音