序曲集 第3集　ダリオ・サルヴィ＆モラヴィア・フィル

オーベール：序曲集 第3集

フランスのロマン派オペラの頂点を築いた作曲家の一人、ダニエル・フランソワ・オーベール。彼は50作ほどの歌劇を作曲しましたが、現在それらが上演されることはほとんどありません。
　活躍当時はワーグナーと人気を二分するほどの評価を得ていたオーベールの歌劇から序曲と間奏曲を紹介するこのシリーズ、第3集には比較的知られる『ポルティチの唖娘』の序曲を含む、6作品からの序曲と間奏曲、そして1862年にサウスケンジントンで開催された「第2回ロンドン万博」の開幕に寄せた大序曲を収録。この曲の冒頭に現れる印象的なホルンの重奏は、ロシア出身の振付家ヴィクトル・グゾフスキーの「グラン・パ・クラシック」で効果的に用いられています。今作もダリオ・サルヴィが振るモラヴィア・フィルハーモニー管弦楽団の演奏で。（輸入元情報）

【収録情報】
オーベール：
● ロンドン万博の開幕のための大序曲（1862）
● 歌劇『舟歌、または愛と音楽』 S.38（1845）より（序曲／第2幕の間奏曲／第3幕：エール・ド・ダンス）
● 歌劇『白頭巾』 S.27（1836）より（序曲／第2幕の間奏曲／第3幕の間奏曲）
● 歌劇『レストック、または陰謀と愛』 S.24（1834）より（序曲／第2幕の間奏曲）
● 歌劇『ポルティチの唖娘』 S.16（1828）より序曲
● 歌劇『愛の夢』 S.51（1869）より（序曲／第3幕の間奏曲）
● 歌劇『誓い、または贋金つくり』 S.22（1832）より序曲

　モラヴィア・フィルハーモニー管弦楽団
　ダリオ・サルヴィ（指揮）

　録音時期：2019年11月19-22日
　録音場所：Reduta Hall, Olomouc, Czech Republic
　録音方式：ステレオ（デジタル／セッション）