ドイツのピアニスト、シナ・クローケがエネスコの作品に挑んだデビュー・アルバム
ジョルジュ・エネスコといえば彼の生まれたルーマニアを思い出します。けれどもマスネとフォーレに師事し、学友にラヴェルとケクランがいたことでもわかる通り、フランスの影響も随所で感じられます。
ドイツの女流ピアニスト、シナ・クローケはジョルジュ・エネスコの『即興的小品』と組曲第2番を選び、挑戦的なデビュー・アルバムを作り上げました。この若きアーティストは音楽のもつ特別な音色と驚くべきヴィルトゥオジティに対する優れた感性をもって鮮烈なデビューを果たしています。エネスコの楽器といえばヴァイオリンが有名ですが、ピアノ曲の作曲にも驚くべき才能を持ち、熟達したピアニストでもありました。(輸入元情報)
【収録情報】
エネスコ:
● 即興的小品 Op.18
● 組曲第2番 Op.10
● 悔悟
シナ・クローケ(ピアノ)
録音時期:2016年
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
SACD Hybrid
CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD SURROUND