お片づけをパパとママも手伝わざるを得ないのはペネロペ一家も我が家と同じなのね・・・。このお話でペネロペが考えたイタズラは比較的普通なので 安心して子供に読み聞かせ出来そうです。

うちの2歳の子も何処で覚えたのか、ご飯がまだあるのに「デザート」と言います。ペネロペも同じなのね。でも、ねこさんはその色のスープは飲まないと思うよ。なお、このお話は食べないズルを親御さんに見つかって残さず食べる話なので、子供に「残さず食べないとダメだよ」とこの本で説得するのは難しそうです。

小さい頃は汚した服を親が洗濯してくれているなんて考えてなかったと思います。どうもペネロペも同じみたいです。この本でペネロペがやりたかったことを自分が子供の頃にやって近所の酒屋のオバさんに注意されたのを思い出しました。この本で、「服や靴は汚してはダメだよ。」と娘に説明しようと思います。

大きな話のパターンは他のシリーズと同じですが、場所と注意する人が違うので新鮮です。舞台がお城なだけに絵が華やか。お話の内容的には、「ペネロペも帰ったから、○○○ちゃんも帰ろうね。」と子供の説得に使いにくいのが残念です。おっ！こんなところにカエルのフィレアがいる！

ペネロペがくつした、シャツと順に服を着ていきます。次に着るべきものを指差せる様な構成にはなっていないので、言葉がまだまだな子が遊びながら読むのには難しいと思います。2歳の娘は読み聞かせの間、他の絵本では色々と指差したり、これは何？と聞いてくるのですが、ひたすら聞いてます。ですが、絵も含めて可愛いので大人が癒されてます。

月曜、火曜とペネロペの1週間が描かれています。曜日が変わると場面もかなり変わるので色々なペネロペが楽しめます。ただ、個人的な細かい意見ですが、ある場面でペネロペが「ラッキー」と言います。「あ〜、良かった」等の安心した言い方のほうがペネロペらしい気がします。ついでに、「ラッキー」って普段使う人、あまりいない気が・・・。

海で遊ぶ話と思っていたのですが、海へいくための準備のお話でした。海で使う正しい道具をいくつかの選択肢から選ぶ構成になっているので、言葉がまだまだな子でも正解を指でさせるので楽しいです。ペネロペが掘った砂穴の大きさにはびっくり（この大きさは想像だから？）。あと、この本でペネロペのパパはお母さん似だと分かりました。

娘に「公共の場では静かにしようね」と教えられたらいいなと思い購入しました。読んでみると場面は自宅の早朝・・・。ＨＭＶレビューにも「朝は静かに」って書いてありましたね。私が「うっかり」でした。内容はＨＭＶレビューのまんまです。あとに続くのはこのシリーズのいつものオチです。シリーズも8作目なので、パターンに変化があっても良いのでは？

お風呂を嫌がる娘に「ペネロペもちゃんと入っているよ」と促すつもりで購入しました。まず私が読んでみました。「・・・！？、うわっ、ペネロペ、やめてくれ〜」と言うのが感想です。ペネロペの発想の大胆さに驚愕。おかげで私の方がお風呂は嫌がるものだと諦めがつきました・・・。

寝たふりをして、あとから起きて遊べる様にペネロペが考えた事は、小さい子なら考えつきそうな可愛らしいアイデアです。そのアイデアに登場する得体の知れない縫い包みは何じゃ〜？　ペネロペ、こんな怖い縫い包み、何で持っているの・・・？　こんなのが側にあったら余計寝れない気が・・・。