歌劇『スピナルバ』全曲　マガリャアエス＆オス・ムジコス・ド・テージョ、キンタンス、ロドリゲス、他（２０１１　ステレオ）（３ＣＤ）

アルメイダ：歌劇『スピナルバ』

フランシスコ・アントニオ・デ・アルメイダの生涯については、ほんの少ししか知られていません。とは言え、相当の野心家であったらしい彼は、18世紀の前半にポルトガルの音楽界で中心的な位置を占めており、当時の国王であったジョアン５世の庇護を受けローマに留学。当時のイタリアン・スタイルを取り入れた見事なブッファを書きました。
　このオペラは「男装の美女」スピルビナを巡って起こる騒動で、多くのキャストが入り乱れ、美しいアリアがたっぷり盛り込まれた見事な作品です。気鋭の新人アナ・キンタンスのドラマティックな歌を始め、実力派を取りそろえたキャストと、ポルトガル屈指のアンサンブルによる闊達な演奏をお楽しみください。（NAXOS）

【収録情報】
・アルメイダ：歌劇『スピナルバ、または狂気の老人』全曲

　スピナルバ：アナ・キンタンス（ソプラノ）
　アルセーニョ（商人でスピナルバの父）：ルイ・ロドリゲス（バス）
　ディアノーラ（スピナルバの継母）：カティア・モレーソ（メゾ・ソプラノ）
　エリサ（アルセーニョの姪）：イネス・マデイラ（メゾ・ソプラノ）
　イッポーリト（スピナルバの不実な恋人）：フェルナンド・ギマランエス（テノール）
　レーンドロ（エリサの恋人）：マリオ・アルベス（テノール）
　ヴェスピーナ（使用人）：ジョアナ・シアラ（ソプラノ）
　トーニョ（使用人）：ジョアオ・フェルナンデス（バス）
　オス・ムジコス・ド・テージョ
　マルコス・マガリャアエス（指揮、チェンバロ）

　録音時期：2011年11月15-23日
　録音場所：リスボン、工科大学（ISEG）、貴賓の間
　録音方式：ステレオ（デジタル／セッション）