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0 people agree with this review 2021/07/10
「モノリスの謎」は6枚目のスタジオ作品です。 80年代の直前という時代背景もあるのか、曲がさらにコンパクト になりました。カンサスらしさはありますが、ドラマチック感は 後退しています。 また、オリジナルメンバーで制作されていますのでヴァイオリン ももちろん参加していますが、徐々にエレキギター主体になって きています。
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「海底ピラミッド編」で第3巻が「Part1」、第4巻が「Part2」です。 読了しました。 海底ピラミッドの謎にサイボーグ戦士たちがどこまで迫ることが できるか、そしてこの謎に追いついたとき、彼らが自分たちの意思を どこへ向けていくかがキーポイントです。 直接的ではないものの、これが「天使編」や「神々との闘い編」に 登場する神々に対する、彼らの回答につながっていると思います。 また、巨大建造物や巨大飛行艇を大ゴマでダイナミックに描く場面が 増えました。解説によると、同時期に人気のあったスターウォーズへの 対抗ではないかとのこと。 この作品ではジョーの女難の相は出ません。代わりにハインリヒが モテます。後期シリーズではハインリヒが隅に置けませんね。
1 people agree with this review 2021/07/10
ライブ盤「Live At The Whisky」のメンバーで製作された スタジオアルバムです。曲はコンパクトになっていてプログレ度 も低いながら、カンサスらしさがあります。スティーブ・ウォルシュ も復調していますし、デヴィッド・ラグスデールのヴァイオリン も存在感があります。
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1998年の作品で過去の名曲をオーケストラと共に再演して います。カンサスの曲と演奏は、オーケストラと相性がよいことを 証明しました。 このアルバムでの試みは、2013年のライブ盤「There’s Know Place Like Home」 に結実すると考えています。
2001年ツアーを収録したライブ盤です。クラプトンの数ある ライブアルバムの中で一番好きです。 その理由は、オリジナル曲を多く演奏しているところ。特に 「プリグリム」から4曲演奏しており、スタジオテイク以上に 素晴らしい演奏になっています。その中でも、「River Of Tears」 のアウトロのギターソロは気迫がこもっています。 また、「いとしのレイラ」での迷いのない自信にあふれた歌声も 好きです。
収録されている80年代のヒット曲は、リアルタイムで聞いていました。 正確に言いますと、MTV番組で視聴していました。 今回改めて聞き直して、ヒット曲の魅力や懐かしさを感じました。 しかし、オリジナルアルバムを聞き直そうとは思えなかったのは 残念です。
1〜5巻を読んだ感想です。 これは、石ノ森先生が考えたプロットを石森プロがマンガ化したもの です。 サイボーグ戦士が最後に戦う「神」の概念は石ノ森先生のアイデアだと 思います。しかし、その他の部分や描写は「これは違う」という思いが 消えません。なぜなら、サイボーグ戦士たちに対す仕打ち、特に003(フランソワ) に与えるそれが、ひどすぎるからです。また、005(ジェロニモ)が、犯罪者 とはいえ平気で人を殺すことにも違和感を覚えます。 どこまで石ノ森先生が考えて、どこからを現在のスタッフが書いたのかは わかりませんが、サイボーグ戦士たちを愛した石ノ森先生ならこういう 風にはしないと思うのです。 009はこれからも定期的に新作が出ると思います。完結しなくても よいので新しいストーリーで009たちの活躍を見たいです。
0 people agree with this review 2021/07/08
とても読みやすかったです。 「送信メールの確認」は、私も実感しています。 また「エンドロールの確認」ですが、確かに最近の映画の エンドロールは終わった後におまけ映像がよく出ますので、 席を立つことができません。
初期のお話の中でも特に人気の高い「暗殺者編」の0013の お話を読みました。ダイナミックな戦闘シーンの中で、 サイボーグ戦士と0013の細やかな心情が描かれます。 0013の「友だちになりたかった」は、悲しい言葉ですが、 未来へつなぐ希望であるとも言えます。
009たちがコブラ型移動熱戦砲に苦戦 します。一方でブラックゴーストの新型サイボーグマンに打ち勝つ004が、 作画の見事さもあいまって実にクールです。 今回は、故郷ベトナムを捨てたサイボーグマンが、妹のために 人間らしい心を取りもどす過程の描き方が秀逸です。よくこんな話が かけるなあと、そういう点でも感動します。
ピーター・ゲイブリエルが抜けて4人編成になった ジェネシスの最初のアルバムです。 6分を超す大曲が多いのがいかにもプログレ。さらに プログレらしいスリリングな曲を中心にしていますが、 かなり叙情的な、というか牧歌的な曲が多いです。私は スリリングな曲にひかれます。 演奏はさすがの一言で、隙がまったくありません。特に フィル・コリンズのドラムとトニー・バンクスのキーボード がこの時期のジェネシスサウンドを特徴付けているようです。 個人的にはコリンズのボーカルはあまり好きではないのですが、 ゲイブリエルよりロック的に歌っているので、これは気に入って います。
「ミュートス・サイボーグ編」です。 「ベトナム編」より悲哀感が後退しましたが、壮絶な戦いです。 ミュートス・サイボーグは、「黒い幽霊団」の精鋭部隊だと思います。 能力も戦力も009たちをはるかに上回っています。最初から絶望的な ことは彼らにもわかっており、事実劣勢のまま終局を迎えます。 果たしてサイボーグ戦士たちはどうなったのか、マスコット的な キャラクターのパンは… 唯一言えることは、009の優しさだけは負けなかったと思います。 そして,名セリフ「あとは勇気だけだ」。
鳥の機能や形態について紹介しています。 単に鳥だけについて述べるのではなく、随所に人間や他の動物、 航空機や自動車との比較を取り入れていますので、 内容が実感しやすいです。 また、「バード川上」としておなじみの鳥類学者・川上和人先生が ちらっと紹介したり、文章が突如オタク方面に傾くのがうれしい ですね。 とてもおもしろかったです。松原先生の次回作も楽しみです。
「怪奇骨董音楽箱」は5人編成ジェネシスの3枚目です。 とても久しぶりに聞きました。解説の受け売りですが、ピーター・ ゲイブリエルの演劇チックなところがあまり好きになれないから です。 ですが久しぶりに聞きますと、とてもプログレ度が高いと実感 しました。牧歌的な曲はなく、どれも緊張感にあふれています。 スローテンポの曲は後半に速いテンポに転じるなどドラマチックな 展開を見せます。 驚いたのは、スティーブ・ハケットです。全曲でギターを弾きまくり 演奏面では主役状態です。4人時代になってメンバーの力関係に 変化があったのか、そちらが気になります。
1 people agree with this review 2021/07/08
「静寂の嵐」は4人編成になったジェネシスの2枚目です。 前作「A Trick of the Tail」と比較すると、プログレ曲は 相変わらずスリリングですが、明るい曲調になっています。 また牧歌的な雰囲気が消えて、バラード調の曲が増えました。 こうした路線は、人気作「Duke」へつながっていると思います。 なお、私は甘いバラードはあまりすきではありませんが、 「One for the Vine」は長尺でプログレ感があり、「Afterglow」 も好きです(歌詞はわかりませんが)。 演奏面では、ますますトニー・バンクスのキーボードが前面に 出ました。ただし、スティーブ・ハケットのギターが 「…In That Quiet Earth」で流れるようなソロを見せています。
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