0人の方が、このレビューに｢共感｣しています。
　2019/12/11

本国英国で’19.11.08に発売となった3年8ヶ月ぶりの9thオリジナルアルバム(全11曲、約47分)です。
今作では12 legged groove machine(6人体制)となっており、オリジナルメンバーのマルク・トゥリースが復帰して、キダリストがマイルス、マルク、そして新メンバーのマーク・ジェミニ・スウェイト(MGT/ ex. ザ・ミッション等)の3人となってます。
ベースとドラムも入れ替わってます。
再結成後も定期的にアルバムを発表してくれるもののメンバーはなかなか固定されません。
が、マイルス節に変化はありません！
今作は再結成後のアルバム5th〜8thをアップデートした21世紀版ワンダー・スタッフの集大成的なアルバムと感じました。
ギターソロに今までにない感じの音があったりして、単に今までの焼き直しではないと思います。
でもやっぱりマイルスも50代なので、ちょっと大人なポップ・ロックかな。
今回日本盤の発売がないのが残念ですが、これからもマイルスについて行きます！！

0人の方が、このレビューに｢共感｣しています。
　2015/09/09

前巻から、ｱﾆﾒ映画“ｺﾞﾃｨｯｸﾒｰﾄﾞ”(GTM)の制作、公開を挟んで9年ぶりに発売となった単行本13巻。

なんとF.S.S.のロボットがMH(ﾓｰﾀｰﾍｯﾄﾞ)からGTMに変更されています。

他に年表や名称なんかも変わっていますが、キャラクターとストーリー自体は前巻から引き継がれています。

F.S.S.の大きな魅力の一つであるロボットが変更になったことで落胆した人が多くいたようですが、映画を見ていた僕は「こうきたか〜。まぁこれはこれでかっこいいからいいか」という感じでした。

F.S.S.の何を一番の魅力と感じているかで今作の評価も分かれるんでしょうが、僕はロボットよりもストーリーやキャラクターに、より魅力を感じていたことを確認した巻となりました。

GTMはMHより変化に乏しい(見分けがつきにくい)という意見もあるようですが、その点についてはこれからの作者のさらなる頑張りに期待したいと思います。

そしていつの日か、どうしてF.S.S.のMHをGTMに変更して物語を続けることにしようとしたのか、その辺りの事情を話してもらえると、もっと感情移入できると思うんですけどね。

0人の方が、このレビューに｢共感｣しています。
　2012/12/27

6年振りとなる7thｵﾘｼﾞﾅﾙ･ｱﾙﾊﾞﾑ。2000年の再結成後では3枚目。
'94年の解散前のﾒﾝﾊﾞｰがﾏｲﾙｽ･ﾊﾝﾄ(Vo&G)のみとなって初のｱﾙﾊﾞﾑ。

解散前の彼らを知る人が聴いたら印象が変わったように感じるかもしれないですが、それはきっと今までになく華やかで明るいﾒﾛﾃﾞｨとｱﾚﾝｼﾞのせいかもしれません。
かといって全然違うかというとそんなことはなくて、ｳﾞｧｲｵﾘﾝをﾌｨｰﾁｭｱｰした音はやっぱり彼ららしく、ﾏｲﾙｽの声も変わっていないので、中毒性のある曲に病みつきになることでしょう。

僕は名盤3rd“NEVER LOVED ELVIS”に対する「新生」ﾜﾝﾀﾞｰ･ｽﾀｯﾌからの回答というふうに感じました。

ちなみに日本盤ﾎﾞｰﾅｽ･ﾄﾗｯｸの3曲は、3、5、8曲目のｱｺｰｽﾃｨｯｸVer.及びMixとなってて、これも聞き応えあります。

全14曲で48分、繰り返し聴いても全く苦になりません。

UKﾎﾟｯﾌﾟ･ﾛｯｸ好きな方にお勧めします！

0人の方が、このレビューに｢共感｣しています。
　2011/10/04

アメリカ・ヴァージニア州出身の3人組の、2枚のミニ・アルバムを経ての1stフル・アルバム。
予備情報はなく、輸入盤があまりに安くて、「疾走感のある抜群のキラキラ美メロと透き通る歌声、絶妙なコーラス・ワーク」の宣伝文句についつい買ってしまいましたが、一聴して気に入りました。宣伝文句が当たりのアルバムでした(笑)
声に特徴があるわけではないけど、上手いし曲調には合ってると思います。
日本盤のボートラ6曲はどんな曲かわかりませんが、輸入盤収録の10曲に限れば星4つ半です。
ちなみに4曲目“I Just Wanna Run”のみミニ・アルバムにも収録されていますが、あとダブりはありません。それを思うとかなり作曲能力がありますね。
全10曲で30分なのでもの足りないくらいです。日本盤で買い直しちゃおうかな(苦笑)