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0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2010/12/31
2010年のテレビドラマでは「怪物くん」とかも名作だと思いましたが、この「宇宙犬作戦」がマイベスト1です。キムタクヤマトの1/100以下の低予算で実写の宇宙SFドラマ24回分を作ってしまった心意気も素敵ですが、やはり脚本がよかったです。コメディー作品らしく、ベタなギャグを散りばめながら、後ですごく印象に残る様なドラマ性があって、現代の日本や世界の風俗や社会問題のメタファーを入れつつ、毎回の様に「ちょっといい話」になってるのが魅力ですね。 この第03巻は、第2クール前半を収録。 「星に入れない者たち」は、何をするにもSuicaに似た認証IDカードが必要な窮屈な惑星セキュリティで、マルコたちとのやりとりの最中にとんでもないトラブルに見舞われてしまう入星審査官の話。 「二人のマルコ」はよくあるニセモノネタですが、結末が意外です。 「船内パンデミックで大パニック!!」は、そばにいる人とキャラクターが入れ替わってしまう「シャッフル病」に感染して船内は大変なことに?!(爆) 「モジャット敗北!?」は何でも占いに頼る惑星ナラウイの話。 「余命一日の花嫁」は惑星ヒグラシの少女の話ですが、ちょっと毛色が変わってて、後半はシリアスドラマです。 「オハナ人間の体を手に入れる!?」はちゃんとコメディーしながらSFらしい発想もバッチリな話。小道具の使い方が上手いです。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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1人の方が、このレビューに「共感」しています。 2010/11/14
コメディー版「銀河鉄道999」とも言える位、立ち寄る各惑星の宇宙人たちとの事件・交流ドラマで成り立っている本作。その第1クール後半収録のDVD-BOXです。 何でも徹底的に平等主義の惑星イーブン、2大国家が一触即発で睨み合う、いざこざの絶えない紛争惑星ザイザッコ、面白ければ何でもアリの行き過ぎたバラエティー番組が横行する惑星バラエティ、住民たちが全て引きこもり状態の惑星コモリノウタと、今日もデンエンチョウフ号の一行は行く先々で事件に巻き込まれ……。 第1クールの最後を飾る2話は前後編仕立てで、珍しくCGをフンパツして宇宙戦シーンがあります。 ベタな笑いをふんだんに織り込みつつも、クライマックスはしんみりしているエピソードが多く、問題提起・テーマ性があるのは立派。 テレビ放映は第2クールも中盤に差し掛かり、放映期間延長予定もなく予定通りの全24話で終わりそうですが、まだまだ先が観たいです。 このDVD-BOX 02も手元に買って、改めて脚本家たちのメッセージを噛み締めてみたいですね。
1人の方が、このレビューに「共感」しています。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2010/10/13
発売前なので番組内容のみのレビューですが、宣伝文句の「抱腹絶倒」はちょっと違います。 最初の内は、深夜の低予算ドラマで地味な印象があったのですが、コメディーだからオバカ進行なのに、クライマックスではいつもシリアスにしんみりと、感動的に盛り上がるんですよね。作者のメッセージもよく伝わってきます。 現代の日本や世界の世相風刺も織り込んで、屋外ロケなし、出演者も少数、特撮もほんのちょっとなのに、よく工夫された脚本です。 ダジャレ・もじりをはじめとするギャグのセンスは、かつての学研「○年の学習『読み物特集』」掲載の小説や、NHK教育テレビの人形劇等に近く(但し下ネタ有り)、米国風の爆笑度や英国風の知的ギャグ度は控えめですが、肩肘張らずに楽しめて、じんわり温かく心に残ります。 エグゼクティブプロデューサーは「崖の上のポニョ」歌ってた藤岡藤巻の藤巻直哉(元コミックバンド「まりちゃんズ」のメンバー)で、その縁か、episode 01「登録!宇宙遺産!」には、一緒にポニョ歌ってた大橋のぞみちゃんがゲスト出演してます。エンディング主題歌も藤岡藤巻。 メイン脚本家はアニメ版「ワンピース」の ますもとたくや。 テレビ東京系列ですが、放送地域が限られているので、観られない方々にもオススメ。 序章に当たるepisode 00「行くぜ!宇宙『犬』作戦!」はテレビ東京自身がYouTubeに本編を無料公開しているので、それをご覧になって検討してから注文してもよいでしょう。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2010/10/02
嫉妬に狂って凶暴の限りを尽くすスーパーヒロインと、負けずにやり返すライバル、その間で振り回されるヘタレな主人公……映画館で観た時は「うる星やつら」にしか見えませんでしたが、面白いのは間違いないです。 Blu-ray廉価版再発バンザイ!!
内容は、特に主人公ピーターたち3人の友情と愛情が大団円となるので第1・2作を観た方は必見です。映画の内容は★5つ。 しかし、これ、一部の劇場では“4k PURE CINEMA”方式、つまりDLP方式やハイビジョンに比べて縦・横とも2倍ずつの画素数で上映された作品なのです。 ですので、その「一部の劇場」に比べると1/4の画質ということになってしまいます。Blu-rayディスクの仕様上、仕方ないことですが、ちょっと残念。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2010/05/13
映画のサントラ盤ではありません!HMVオンラインのケータイ版では詳細内容の表示も無く、ジャンルが「サウンドトラック」だったので、てっきり映画版のサントラ盤のつもりで注文したら、届いたのはブロードウェイミュージカルの舞台版オリジナル・キャスト・レコーディング盤だったので、外装フィルム開封せずに返品させて頂きました。 サウンドトラックとは、映画やTV番組のフィルムの横にある音声テープ部分のことであって、音声テープの無い舞台劇のCDをサウンドトラックに分類するのは間違っています。早急に訂正してください。 なお、本盤については、作曲はレナード・バーンスタインとなっており、ブックレット表紙とケース裏側には白黒の写真(舞台上ではなく街中で撮影されたもの……映画と紛らわしい)が掲載されていました。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2009/12/06
ジョン・オットマンは「ファンタスティック・フォー[超能力ユニット]」で知った作曲家ですが、その時からスッキリしてカッコいいオーケストラが印象的でした。 「スーパーマン リターンズ」ではジョン・ウィリアムズ作曲のあまりにも有名なテーマ曲の呪縛から逃れられず、仕方なくテーマ曲はそれをそのまま流用した曲になったそうですが、本作では有名な主題歌「鉄腕アトム」(米放映版でも英語歌詞版で採用)のメロディーは使用せず、一から新規メロディーでの作曲となっています(吹替版エンドロールに掛かる1980年版TVアニメ主題歌は、フォーライフから発売の同作サントラ復刻盤SHM-CDに収録)。 結果、スッキリした持ち味を活かしつつ、ドラマティックで感動的、ハートフルなテーマ曲はじめ、映画自体と同じく、聴いて晴れやかで前向きな気持ちになれる様な、じわりと浸って元気になれる音楽が多く、白黒TVドラマ版主題歌・白黒TVアニメ版主題歌、カラーTVアニメ版の力強いアレンジの主題歌に続いて「鉄腕アトム」史に残る名曲集になったと思います。 アトムをよく知らない映画ファン・サントラファンの皆様にもオススメです。 是非とも手塚治虫先生に聴いて欲しい1枚ですが、それが叶わないのが本当に残念!!
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2009/07/14
オリジナル・サウンドトラックを名乗っていますが、主題歌と挿入歌が殆どで、劇中のオーケストラ音楽はほんの数曲しか入っていません。そちらは米・Varese Sarabandから近年になって3,000枚限定盤CD(http://www.varesesarabande.com/details.asp?pid=VCL%2D0306%2D1046)が発売されましたが、既にメーカー売切です。 私は本アルバムと両方持ってますが、あの大ヒット主題歌が入っている点ではオススメです。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2009/07/13
初代ガンダムのTVシリーズのサントラ盤第2集の復刻盤です。「シャアが来る」はやっぱり名曲ですね。戸田恵子の歌う「きらめきのララァ」や「いまはおやすみ」も癒されます。 逆に、歌以外の音楽は劇中未使用曲や馴染みのない曲が多い気が……。「ソーラ・レイ」は聞き覚えありますが、もはや音楽じゃなくてシンセ?がピピコピピコ言ってるだけの様な。 それでも良い音楽が多かったので★は5つです。「総音楽集」をお持ちの方には不要かも知れませんが。
大人向け版「E.T.」と呼ばれた宇宙人遭遇〜交流〜恋愛映画のサントラ盤です。ヒロインの真似して黄色信号でアクセル全開に踏んでしまうスターマンの場面等、コミカルな思い出もありますが、やっぱり感動的でしっとりしたエンドタイトル曲が心に沁みますねえ。 ヒロインとスターマン?のデュエットソングも1曲入ってますが、これもいいですよ。
2人の方が、このレビューに「共感」しています。 2009/07/13
シリーズ最初の連続TVアニメ「機動戦士ガンダム」(1979〜1980)の最初のオリジナル・サントラ盤LPレコードの復刻盤ですが、そのLPが2,000円だったので、30年経ってもほぼ同じ定価(いや、消費税分?ちょっと高いゾ)というのは有難みに欠けます。 でも音楽は素晴らしいですし、第2集以降のジャケット絵が安彦良和によるイメージイラストになった中、本盤だけは劇中のセル画そのままの絵で貴重ですね。 今は劇中の音楽を全部セットにした「総音楽集」というアルバムが出てるので、音楽のコレクションとしてはあまり必要性が無くなっていますが、主要曲のみでよいという方、ジャケット絵のコレクターの方などには貴重な1枚かも知れません。ちなみに裏もLPのジャケットと同じく、オープニング映像だけに出てくる青ヘルのアムロの写真です。
2人の方が、このレビューに「共感」しています。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2009/07/07
レックス・スミス自身が出演した同名TVドラマからのソングアルバムです。ドラマは未見ですが「初恋のときめき」はいい歌ですね。ただ、商品としては歌詞カードが入っておらず、ちょっと不満です。 あと、レックス主演作のTVドラマ「驚異のスーパー・バイク ストリートホーク」のサントラ盤も出して欲しいです。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2009/07/06
CGで実景を描く特撮の全盛期より前の時代、模型のコマ撮り手法で撮られた実写巨大ロボット対戦映画「ロボ・ジョックス」のサントラ盤です。 作曲のフレデリック・タルゴーンは国内盤では馴染みのない作曲家ですが、「デルタ・フォース2」や「フォートレス」「ヘヴィ・メタルF.A.K.K.」の音楽も担当、壮大なオーケストラが得意な作曲家です。 本作の音楽は、脚本がホメロスの戯曲「イリアス」を基にしているだけあって(パイロットのリングネームはアキレスだのアレグザンダーだの古代戦士名だし、ロボ対戦は古代ギリシャのトロイア戦争がモチーフ)、特に戦闘シーンの曲は、古代ギリシャの闘技場を思わせる音楽となっています。 また、核戦争後の荒涼とした未来世界を表す序曲もグッドです。
2人の方が、このレビューに「共感」しています。 2009/07/06
海賊盤ではないものの、オリジナル・サウンドトラックの演奏とは似ても似つかない、極めて出来の悪いカヴァー演奏盤です。 テーマ曲メロディーの主要部分は出てくるものの、それをダラダラと繰り返しているだけで……。 特にひどいのは、ドアが閉まる効果音を真似て、明らかに口で「チーシッ」とか言ってるところ。 本物のオリジナル・サウンドトラック盤を扱って欲しいです。
1人の方が、このレビューに「共感」しています。 2009/06/30
SLCから出てた国内盤の方を持っています。1960年代の宇宙開発競争と超音速機への挑戦を描いた実話映画「ライトスタッフ」と、日本ではNHK BS2で放映された豪華キャストの超大作ドラマ「南北戦争物語 愛と自由への大地」の音楽をカップリング収録したスコア盤(交響組曲)です。どちらも実際に劇中で使われた演奏(オリジナル・サウンドトラック)ではありません。 オリジナル・サウンドトラック盤については、本盤と同じヴァレーズ・サラバンド社から、「ライトスタッフ」は3,000枚限定盤が2009.7.13発売、「南北戦争物語……」は2,500セット限定の4枚組CD-BOXが既に発売中ですので、それを踏まえて交響組曲ヴァージョンが欲しい方にはオススメです。 日本だとアニメで「交響組曲 宇宙戦艦ヤマト」とか「交響詩ガンダム」「交響曲イデオン」といったレコードやCDがオリジナル・サントラ盤とは別に売られていますが、そういった存在の1枚です。
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