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Review List of ブライアン如運図 

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     2012/01/15

    かつてメトロトロン・レコードから発売されていたアーカイヴの再発です。しっかり作り込まれたムーンライダーズおよび慶一ソロの生成過程がかいまみられるとともに、原石の魅力を堪能できる好企画でした。発表当時、未発表曲群のほうに本気を感じ、興奮して繰り返し聞いたことを思い出します。さらに今回は東京太郎ミニアルバムも追加収録されて言うことなし。第2弾と併せて、なくならないうちにぜひどうぞ!

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     2011/05/10

    星4つなのは、やっぱり隊長に求めてしまう辛さが控えめだからであります。
    前作と続けて聴いていただきますと、洗練路線がちと行き過ぎちまった感があるものの、良いアルバムと思いますが。
    間違っても代表作ではあり得ないですが、ファンなら憎めない一枚でしょう。

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     2011/02/03

    「ジャズ・ロック」と口にすると「それってフュージョンでしょ?」とかよくいわれますが、私は、それぞれ別のものだと感じています。うまく表現できないですが、フュージョンはジャズの技巧を聴きやすさに収斂していったもの、ジャズ・ロックは、ロックの無意味な(ここ重要です)熱さをジャズのフォーマットで敷延したものと勝手にとらえています。そうした意味でも、このアルバムは真性の「ジャズ・ロック」。マイルズがロックに可能性を見いだしたのと、逆のベクトルなんだとおもいます(もとより較べる意味がないような…影響関係は歴然ですけどね)。みんなに聴いてほしいです。カッチョイイヨ!

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     2011/02/03

    これ、まだ売っているんですね。必殺!ぶっとぶことうけあい。しかし「ジャズしか聴かない」「ロックは嫌い」という方々には無用のアルバムかもしれませんけれども。私には忘れることができない2in1です。個別でもオススメ。

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     2011/01/21

    この2007リマスタリング盤、やっと入手できましたが、音質は今までで一番良い(!?)のではないでしょうか。オリジナル準拠なので収録曲数は少ないですが、かえって聴きやすく、彼らのリスキーな音楽がまざまざと伝わってくるような…。こういうのを紙ジャケしてほしいなー。イギーに興味がある方はマストといえましょう、か。

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     2011/01/21

    大幅にミックスが見直された決定版(で、良いんですよね、イギー先生?)。従来盤は未完成なものとも言われていましたが、本作は立体的かつ細やかな仕上がりで、やっと本来あるべき姿になったのでしょうか。もともと楽曲は素晴らしかったですから、こうした試みは本当にうれしい限りです。ストゥージズと、その後のソロのかけ橋的作品が、理想的な形で再登場しました。是非に聴いてください。

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     2011/01/11

    表現の巧さは「メインストリート」あたりまで進化していきますが、発火点はこれであり、こうしたアーシーな方向性に向かう必然性は他の追随を許さないものと感じます。もっとも、ここで反応してしまったら、前後すべてを聴くことになる、罪なアルバムでしょうか。ともかくストーンズ史上、最も突出した作品であることは疑う余地がないんじゃないでしょうか。歴史的にも音楽的にも重要なアルバムと考えます。

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     2010/12/28

    黒いガチャピンさんに賛成!
    これは文化財でも人間アメリカ宝(または、人間世界宝)でもなんでもなく、
    生きた傑物ですよ。
    わかるわからないではなく、是非に聴いてみてください。
    FM(クロス・オーバー・イレブンたったか…)で「I wanna Be Your Dog」がかかり、「なんだ?こりゃあ!」となったのをまざまざと思いだしました(20数年前の話…失礼しました。リアルタイムの方々、スミマセン)。今は幸せですよ、これが簡単に手に入るんですから。

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     2010/12/28

    ソロ・シングルとかレア音源が入ってたら、満点なんですけどね…。いつまでも非公式盤を買わせないでくださいね、キース先生。どうせなら、三枚のソロ作品をきちんとリマスター版で出していただきたいものです。私はこれを車内で愛用しておりますが、その意味ではゴキゲンな効力を発してくれてます。また、これを元に「勝手にキース」ベスト盤を作ったりしつつ…。新作および、レア曲+かつての全曲ボックスを、勝手に期待!

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     2010/12/17

    これは間違ってもビギナーが求めることはないでしょうから断言しますが、ファンのみなさま、スルーする手は無いですよ。こういうのを、みなさん(私も含めて)待ってたんじゃないでしょうか。入手できなくなる前にどうぞ。音質?これでOKじゃなければ、「Funhouse」を聴きましょう。私としてはかなりいけてると思います。もちろん内容は超最高!

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     2010/11/25

    良い曲で構成された好盤。しかも単に「60年代をもう一度」ではない、このときならではの音になっていると思います。ゆえに、ロッド&ロンが抜けたフェイセスに、マリオットが再加入した感じとも言えましょうか。時系列に位置づけると実に味わい深い。「Playmates」はちょっと違和感を覚えましたが、本作はスモール・フェイセス〜フェイセスを通して正当に進化した音、そんな感じに聞こえます。傑物といよりも愛すべき佳作。まず、これ以前の全作品を聴いてから向き合うものでしょうか。繰り返しますが、良い作品と思います。

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     2010/11/11

    うーん、『追憶のハイウェイ61』以降はなんか音圧も低いし(「クイーンジェーン」なんか寂しい。レコード、もっと音出てます。『ブロンド・オン・ブロンド』も、残念…)、アナログと較べても楽器の音が弱い感じがしてしまうのは私の耳が腐っているのでしょうか。逆に「Bringing It All Back Home」までは、なかなか良い感じ。というか特に「Bringing」は、いいです。それ以前は、まあOKかと。つまり、『ハイウェイ61』以降のステレオ盤は、バランスはともかく、ダイナミズムはとらえている、当時としてイケてる録音だったことを再認識しちゃいました。そして、やっぱりレコード盤はすごいなあと。いや、このボックスは、これはこれで楽しめます。というわけでこの点数。

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     2010/10/21

    なんなんでしょうこのテンションの高さは。
    じつは「まあ今回もそこそこニールなアルバムなんだろうな」と、
    たかをくくっていましたが、
    圧倒されました。
    このひとはなぜこんなにたぎっているのでしょう。
    思わず元気になりそうな、
    しかしそこが落とし穴、
    この人ならではの寂寥感にまたやられます。
    これ、すごいですよ。

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     2010/10/21

    いままで知らずにいたのがもったいない人です。
    なんか、まるで第1期パープルをバックにロバート・プラントが歌ってるみたいな序盤から、陰りのある英国的フォーク、ブルースロックもあり、時代の狭間で埋もれさせているのはもったいない人ですね。素晴らしい。超オススメです。

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     2010/06/22

    欲を言えば、スペース・オディティを収録してほしかったですが、BBC音源も入っているし、本編もモノ・ステレオ併録と、おなかいっぱいな内容です。「Early On」と併せてどうぞ。

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