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Review List of redfodera 

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  • 1 people agree with this review
     2013/01/28

    マイルスが媚びた等々、散々な扱いをする方もおいででしょうが、でもこれ傑作です。たぶんマイルスって欲求に対して素直な人物なので、取り上げたヒット曲3曲は、気に入ったから、好きだから、面白そうだから、演ってみただけだと思いますが、中途半端なことしないで思い切りPopsのフィールドで勝負してくれました。セールス面の成功という成果ともども、誰でも楽しますことができるボップ・マイルスの典型がこのアルバムです。亡くなるまでこの路線を押し進めたわけですから、売れたということも含めてターニング・ポイント(マイルスだけにマイルストーン?)になったと思います。

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     2013/01/27

    名作です。M1”Give Me An Inch”のかっこ良さったらありません。まさに渾身の一撃というべき奇跡の一曲です。しかしそれはあくまでもオープニングだったという凄さがこのアルバムにはあります。

    Rパーマー本人はこのアルバムのサウンド・エンジニアリングが不満だったそうです。拘り屋の彼ですからおそらくもっと良い物になったはずという想いがあったんでしょう。アーティスト自身が手直しを強く望むほど傑出したアルバムと言えると思います。

    Rパーマーはさらに磨き上げた仕上がりが見えていたのかもしれません。Vol. 2-Addictionsに収録された”Give Me An Inch [Remix]”から、遺されたリスナーはその片鱗を窺うことしかできませんけれど・・・

    繰り返しますが、それでもこの「Pressure Drop」が名作であることに変わりありません。

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     2013/01/27

    他のアーティストの作品は以前から数々取り上げてきたBフェリーですが、
    M8”Amazing Grace”といえど彼の手に掛かると退廃的かつ恥美的になってしまいます。やっぱりという予定調和の世界ですが、買う側もそれを期待しているわけですからこれはこれで良しなのだと思います。
    反面、「Avalon」「Boys And Girls」の呪縛から抜け出せないのが寂しい。同じ製法で他のアーティストの作品をリメイク/リモデルしてみました、という感じ。

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     2013/01/27

    キャリア25年を過ぎてもピュアなままの歌声に驚いたし嬉しくなってしまいました。作品の根幹がシンプルゆえプロデューサーの影響が大きくなりがちなアーティストですから、こういう原初的なサウンド・メイクの方がより彼女のヴォーカルがクローズアップされます。
    元のご主人MフルームにしろRハインにしろ敏腕なプロデューサーですし彼らが関わった作品も大好きですが、作り込みすぎてオーバー・プロデュースだったのかもしれないと思いました。
    テーマ別に自らカテゴライズした作品に対する視点もクールでかっこ良いですね。シリーズ4部作の後半もやはり購入せねば。

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     2013/01/27

    Rハインと組んでいた頃の故Rパーマーとは変幻自在なアーティストというイメージがありますし、爆発的に売れた頃でもどこか冒険的かつ挑発的なスタンスの楽曲がありました。プロデューサーとの共同作業で何をしでかすか判らないタイプでした。
    ところが本作は楽曲毎にしっかり作り込んでいながら、とても普通なR&B集になってしまった感じがします。原点回帰だとしても残念ながらソロ・デビューからの初期3作の様な刺激もありません。

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     2013/01/27

    傑作「DRIVE」が最後のオリジナル・アルバムですが、こちらは鬼籍に入る前に本人が編成に携わった最後の企画モノです。
    Rパーマー的リゾート・ミュージック?とでも例えられそうなエキゾチック&エキセントリックな過去の作品で編成されてます。
    天衣無縫?唯我独尊?奇想天外?摩訶不思議?痛快無比?
    Rパーマーゆえに出来た企画モノですがこうやって並べられるとやっぱり面白いですし楽しめます。

    プロデューサーとの共同作業で何をしでかすか判らない稀有なアーティストでした。改めて惜しい方を亡くしたと思います。合掌。

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     2013/01/23

    Jキューンが久々にリリースしたソロ・ピアノ集ですが、リリカルを通り越えてエキセントリックな小品が並ぶのを流石と褒めるべきか悩んでしまいます。右手から放たれる独特なテンション・ノートの切れ味がJキューンの魅力のひとつですが、耳慣れないメロディとアーティキュレーションの大きなプレイが相まって、知らない世界へ踏み入れた時の不安感や緊張感みたいなものを感じさせるアルバムです。イビザ島のリゾート気分を楽しみたい?それは期待しないで下さい。

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     2013/01/23

    これだけ聴いてもTボーリンの凄さには触れられるけど、まずはオリジナル・アルバムの「Teaser」を聴くべきですよね。良くも悪くもオクラになったアウトテイク集ですからね。幸いオリジナル・アルバムの「Teaser」リマスターと本作など、お値頃で有り難い3枚組or5枚組のセットが出ました。迷わずそちらで有益な資金運用して下さい。

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     2013/01/23

    先のレビュアーの皆さんと同感です。この3人の貪欲な創作意欲とスタミナにはほんとうに頭が下がります。一頃はカバーやってみたり持ちネタのリニュアルしてみたりと、どこかはっきりしない感じもしましたが、それもリフレッシュするための充電期間かトレーニングの一環だったのかと思わせる仕上がりです。楽曲、曲順、ともに練り上げられていて、周到なアルバムの流れに引き込まれたままオーディオの前から動けなくなります。彼らのキャリアの中でも屈指のプロダクトです。

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     2013/01/23

    クリスマス企画物と括ってしまうのは可哀そうなほど素敵なアルバムです。どんな曲も自分の色に染め抜いてしまうTソーンの包容力のあるVoに改めて脱帽です。優しい佇まいに凛とした後姿が重なる・・・そんな成熟した女性ならではのしなやかさに痺れます。

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     2013/01/23

    アルバム毎に色々なアプローチで変幻自在なサウンドを聴かせてくれたEBTGでしたが、このアルバムがもっともアーバン・アダルトな仕上がりになったと思います。Tリピューマ起用でいかにもLAフュージョンなサウンドがバックであっても、Tソーンのそれと判るVoの存在感はさすがです。アコースティックな響きが大幅に後退したことでEBTGファンの受け取り方は様々だったようですが、Steely Danの「Aija」や「Gaucho」が好きな当方にはピタリとフィットしてくれたアルバムです。

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     2013/01/23

    入手しにくくなった「Girl At Her Volcano」と「Naked Songs」目当ての方のみお勧めします。音源はリマスターされていませんしタイトル毎に音量(音圧)に差があります。RHINOはリマスターして装丁まだ行き届いたボックス・セットとこういう廉価なセット物の落差が大きいです。ご注意あれ。

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     2013/01/16

    もともと映像作品の中野サンプラザ「Nearly Human Tour Japan ’90」はホールならではのスケール感もあってサウンド的にも良い感じでした。本作はかなりデッドなサウンドでこれはこれで臨場感ありますがこじんまりし過ぎかな。トッドのVoもなかなか冴えてるしバンドの隙のない演奏もかなり良いだけに、そこが悔やまれますね。「Marvin Gaye Medley」の収録にファンは狂喜でしょう。中野サンプラザでもハイライトのひとつでしたが残念ながらカットされちゃいましたし、91年のシカゴで収録されたものより数段上の仕上がりです。よっ!千両役者!と声をかけたくなります。

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     2013/01/16

    良いものは良い。装丁も素晴らしいし手に取った時の満足感からしてCDだけでは味わえないものがあります。「Bitches Brew」の全てが知りたい楽しみたいと思った皆さん、迷うことなかれ!
    ・・・発売当時はそう思って購入したんですが今は後悔しています。「Kind Of Blue」のコンプリートBOXとまさかのセット売り(しかもお値頃)が登場とは。「Kind Of Blue」のコンプリートBOXをまだ入手してない当方は打ちのめされました。トホホです。中身にケチのつけようはないけど売り方にはケチをつけたくなります。

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     2013/01/15

    ハイレゾ音源を楽しみに発売前から予約してました。仕様が2転3転して結局こういうセット内容になってしまったのは悔やまれ星4つにしましたが、フラット・トランスファーに関しては歓迎してます。リマスター・エンジニアの解釈で
    Cトーマス&JパンターやBクリアマウンテンのサウンドメイクに修正や脚色が加えられて楽しめたかどうかは疑問ですから。
    オリジナルのアナログマスターのダイナミックレンジを活かすには2Bit程度のヘッドマージンは必要なので音圧が押さえ気味なのはある種必然です。リマスター版「AVALON」と比較すると細部のディテールやアーティキュレーションはずっとダイナミックです。コンプレッションでレベルが揃ってしまってデリケートな表現部分が失われることもありますから、フラット・トランスファーというマスタリングを選択したことを評価しています。

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