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2 people agree with this review 2016/08/10
この「オルガン」は良いと思う。 同曲の標準はデュトワ盤で、カラヤンはじめド派手な演奏が多い。 同じベルリンフィルとではカラヤンとメータ盤があるが やたら残響が響き繊細な旋律が聴こえてこない。 その点このレヴァイン盤は繊細な部分も丁寧に演奏している。
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2 people agree with this review 2016/07/31
60年代、70年代と80年代を比べてみると 一番自然でしっくりくるのが60年代、 オケの完璧さは70年代、そしてこの80年代は 晩年のカラヤンの出来不出来に差があり全集というひとくくりでは 評価できない部分が多い。 3番・5番・7番の奇数交響曲はオケ自体のへたりが垣間見え やはり70年代のほうが良い。 しかし第9だけはこの80年代のほうが優れている。 全集として好きなのはまさに黄金期の70年代。 とはいえこれもカラヤンらしいベートーヴェンだ。
1 people agree with this review 2016/06/11
全曲を通して優れた演奏だと思うのだが、 ところどころ、あれっ?!というところでつまづきがある。 打楽器がちょっと遅れたり、金管が引っかかる部分がある。 その点では、小澤のほうが安心して聴ける。
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1 people agree with this review 2016/06/04
若いころの練習曲は完璧な技巧、 比較的最近の夜想曲は柔らかな響きで やはりショパンはポリーニだ。
0 people agree with this review 2016/06/04
ストラヴィンスキーの三大バレエのうち、 デュトワ&モントリオール響の録音では、 ペトルーシュカと火の鳥は良い。 春の祭典は当時は鋭利な表現だと思ったが 時を経て多少古臭さが目立つようになった。 さてこの「火の鳥」だがやはりモントリール響の 響きが良く演奏はきらびやかかつ丁寧に歌っている。
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0 people agree with this review 2016/05/01
ピアノはリリシズムとダイナミズムにあふれて 若々しい女流ピアニストとして群を抜いているが、 いかんせんオーケストラの技量が物足りない部分がある。 セシル・リカド、ジルベルシュテイン盤も持っているが 協奏曲としてオケが上手く機能してるのはジルベルシュテイン盤だ。
3 people agree with this review 2016/04/23
図書館で借りられた、 交響曲7番「南極交響曲」だけの感想。 素晴らしい。オケも合唱も素晴らしい。 録音も良い。 Aデイヴィス盤とスラットキン盤を持っているが それらより良い。 しかし1994年の発売で20年以上たっているのに 価格が下がらない。 5000円ぐらいなら買う、10000万円以上なら買わない。
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0 people agree with this review 2016/04/09
全集としての比較は、ゲルギエフ&ロンドン響、小澤&ベルリンフィル。 ヤルヴィの指揮は軽快だが歌う部分はよく歌っていて、一番聴きやすい。 スコッティ・ナショナル管弦楽団も、棒さばきによく応えている。 もう少し低音が出ても良いが全体としてさすがの指揮ぶり。 4番はオリジナルより改訂版のほうが私は良いと思う。 7番の最後は盛り上がるので面白い。
1 people agree with this review 2016/02/11
シノーポリのマーラーは非常に音質が良い。 だが演奏についてはオケの技量が付いて行っていない曲や とにかくオケ自体の音が硬い(クレンペラー〜ムーティ時代も同様) 1番・5番は良いと思うが、8番はあまりいただけないなど ばらつきがかなりある。 しかし、ドレスデンとの「大地の歌」これは名盤だ。 やはりアバドやバーンスタインと比べると1ランク全体では落ちる。
0 people agree with this review 2015/12/13
青空に羽ばたく鳥を雲で描いたジャケットのほうがいい。 演奏はアバドらしく、オケ&合唱とも見事に統率されている。
9 people agree with this review 2015/12/12
ジェームズ・レヴァインは才能を持て余してしまった指揮者だと思う。 ここに収録されているCDの半数を持っているが、 シカゴ交響楽団とウィーンフィルハーモニーは相性が良い。 しかしベルリンフィルとは良かったり悪かったり、 メトロポリタン歌劇場管とは評価できる録音が無い。 圧巻はやはりホルスト「惑星」だと思う。 シカゴサウンド全開の演奏は同曲の最高。
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4 people agree with this review 2015/12/12
もう20年近く前、シャルル・デュトワ指揮モントリオール交響楽団の 生の演奏を聴きに行った。煌びやかなサウンドに魅了された。 このBOXに入っているCDの大半を所有してるので購入することはないが、 ラヴェル、ドビュッシーなどのフランス物からチャイコフスキーR.コルサコフなどのロシア物まで非常に高い水準の演奏を繰り広げている。 デジタル初期の録音で、私の所有するCDにおいては若干の音質の物足りなさはあるものの、さすがデッカのものだけに良い音を聴かせてくれる。 ただ、個人の意見としては1枚1000円程度でばら売りで廉価で出して欲しかった。
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2 people agree with this review 2015/11/23
演奏は旧盤より音質・演奏とも格段に優れている。 しかし、私は初版の「2&3」「4&5」のばら買いで持ってるので 実は1番と6番は聴いていない。 2〜5番までの評価として、正攻法でかつ緻密なアンサンブル、 英デッカの優秀録音と相まってニールセンのベストと言ってよい。
0 people agree with this review 2015/11/19
ムーティがフィラデルフィアと録音した「春の祭典」を期待して聴いた、 もはやフィラデルフィア管弦楽団ではない、どこにでもある無難なハルサイだ。 鋭角的に切り込む弦楽器もなければ、咆哮する金管楽器や、爆発的打楽器も無い。 超無難に収めてしまった「春の祭典」こんなものは誰が振っても同じ。 DGもよくこんなものをリリースしたものだ。
1 people agree with this review 2015/11/15
これは驚いた。 チェコフィルのアンサンブルが全盛期のもので、 録音も距離感や迫力もあり素晴らしい。 特にスークの「プラーガ」、無名の曲だが壮大なスケールが 味わえる。
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