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　2011/02/10

演奏レベルは高いが、何しろ７０年代の録音なので、今の古楽演奏の水準に比べればかなり差がある。歌唱スタイルはやや古いし、オケの響きも物足りない。まずはヤーコプスかホグウッドの録音を聴くべきだろう。

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　2011/02/10

コンチェルト・ケルンの演奏は常に躍動感にあふれ、聴いていて非常に楽しい。このボックスのなかで特におすすめなのは「マンハイム楽派の黄金時代」。のちのハイドンやモーツァルトのシンフォニーに比べれば実にこじんまりとした作品群だが、とても魅力的だ。

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　2011/02/10

シュトックハウゼンの録音は、多くがシュトックハウゼン・フェアラークから出ていて、高くてなかなか手が出せない。このアルバムは初期の室内楽作品が集められており、この手のディスクはあまりないので試しに買ってみた。技術的な水準は高く、シュトックハウゼンの創作過程を知る上で貴重だと思うが、正直あまり楽しめなかった。

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　2011/02/10

よい演奏だとは思うが、１９８２年のアナログ録音のため、演奏面・録音面でもある程度の古さを感じてしまう。しかも残念なことにリブレットはついておらず、英独仏語の解説とあらすじがあるだけ。このオペラのファーストチョイスとしては、やはりウィリアム・クリスティのＤＶＤを推したい。

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　2011/02/10

実にいいヴィヴァルディだ。ガッゼローニというと現代音楽の分野でも多くの録音を残しているが、このようなバロック作品も、いかにもイタリア人らしい快活さで吹きこなしている。＜曲目＞６つのフルート協奏曲 作品１０、フルート協奏曲ト長調 ＲＶ．４３６、フルート協奏曲ニ長調 ＲＶ．４２７

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　2011/02/10

演奏はもちろん良いのだが、録音があまりいただけない。この「ヒストリカル・ロシアン・アーカイヴス」シリーズはゴステルラジオの音源を主に使っているが、ノイズがさっぱりと落とされているせいなのか、メロディヤやヴェネツィヤのＣＤのような生々しい音がしない。若干もやもやしているし、奥行きも感じられない。私がほかに所持しているオイストラフやリヒテルのボックスもそうだった。
曲目は、ロクシーンやヴァインベルクなども含まれていてなかなか興味深い。
それにしても、このコンビでメロディヤに残された大量のセッション録音が、少しでも復活しないだろうか･･･。

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　2010/09/23

このセットにはプーランクの協奏的作品がすべて収められており、いずれも作曲家自身や親交のあった演奏家たちによる録音で、非常に信頼できる。ただ「２台のピアノのための」と「田園のコンセール」がモノラルなのは残念。ステレオ録音もあったはずだが。特に秀逸なのはオルガン協奏曲。往年の名手デュリュフレが説得力のある演奏を聴かせている。