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Mr.Liu さんのレビュー一覧 

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2009/11/10

    バッハ好きには喜ばしいCD。なぜなら、バッハがチェンバロ用に編曲した協奏曲,BWV979,980の原曲(いずれも録音が皆無)入っているから。
    RV Anh. 10 はBWV979の原曲。従来トレッリの作品と言われていたもの。だが原曲を聴く限り、作曲者はヴィヴァルディ以外ありえない。
    またRV381はBWV980の原曲。BWV980は従来OP4−1(こちらはRV381a)が原曲と言われており、あまりの内容の違いに何故バッハがこのような編曲を行ったのか疑問であったが、RV381を聴いてその謎が解けた。聴けばわかるがバッハはこちらを手本にしてたのである。ついでにBWV980は例えばヘルマン・ケラーなどの本に「第2,3楽章の原曲は不明」と書いてあるが、3楽章ともこのRV381のが原曲。
    日本人奏者の松永綾子さんが参加されていることも嬉しい限り。

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     2009/11/10

    かつて「オリジナル楽器でなくてもここまで出来る」と
    絶賛された盤であることは認めよう。しかし
    古楽器による演奏が主流となった今日、このような
    バロック音楽の語法を無視したアーティキュレーションと
    フレージングでの演奏は、聴いていて欲求不満になる。
    ゼレンカの特有の和音も、メッサ・ディ・ヴォーチェを用いてこそ
    効果的な響きを得られるのではなかろうか。
    そういうわけで、折角ゼレンカの世界を楽しむのであれば
    バロックオーボエを使用したaccantの
    パウル・ドムブレヒト&マルセル・ポンセール盤
    または、DAS ALTE WERK のアーノンクール盤をお薦めしたい。

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