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ラッキーな男 さんのレビュー一覧 

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     2010/05/21

    ついに2ndの「Images & words」を超えるアルバムを作ってしまいました。コンセプトアルバムだというスケールの大きさと、彼らのバンドとしての常人の能力以上を持つアーティストの集まりだからこそ生まれる化学変化が、この素晴らしいアルバムの誕生の種になったのでしょう。
    ヴォーカルのジェイムズの歌声が透明感のある素晴らしいヴォイスの持ち主なので、楽曲さえ整えばこのような結果になるのは分かっていしたが、このレベルの作品ができるまで時間がかかりました。でも信じていて良かった!おそらく、メンバーそれぞれのソロ活動などで得たことが新しいヒントにつながったのではないでしょうか。

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     2010/05/21

    ハードロック界を「あっ!」と言わせた名盤ではないでしょうか。
    ただ、彼らは以後このレベルの内容のアルバムを期待され続けるという大変な境遇になるんです、このアルバムの素晴らしさのおかげで。まぁまぁ良いアルバムでもファンが納得してくれないような気がします。でも、それは彼らの演奏力・歌唱力なら何でもできてしまうのではないかという、他のバンドにはできない期待を抱いてしまうからなんでしょう。かく言う私もそうです。夢を託してしまいたくなるバンドです。

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     2010/05/18

    ヴァイが参加してのアルバムのアニヴァーサリー仕様です。元々のアルバムも大好きですが、今回のボーナス・トラックが6曲で、しかもその中に、1990年の「モンスターズ・オブ・ロック(以下MOR)」のライヴが2曲あるので、当時の彼らのレベルの高さを知ることができる貴重な1枚となっています。当時のMOR音源を聴いたことがありますが、まさにそのままでした。カヴァーデールの声もやや荒れていますが、しっかりと歌えています。
    また、DVDにOMRのライブ映像が入っています。何かのコンピレーションビデオで「Slide it in」の映像は見たことがありますが、今回の映像はブートレッグの映像並み(結構汚いし、他の映像と編集してあるように見えます)でした。それでも資料的価値は十分あると思います。ビデオで見たMORの「Slide it in」は綺麗な映像でしたので、ちゃんとしたMORの映像は存在すると思っていましたが、今回の映像を見て、もはやそのテープも駄目になってしまったのだなと諦めの念を抱きました。
    でもこのようなアニヴァーサリー企画はファンにとってはうれしい限りです。初心者にも「アルバム+ボートラ+DVD」なんて凄いですよね!

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     2010/05/18

    映像も見ましたが、ギターとオーケストラがのバランスが少し悪かったように感じます。個人的にオーケストラに慣れていないというのがあるかもしれません。まあ、歴史的な1枚だということに変わりはありません。このアルバムも楽曲は素晴らしいです。@なんてしびれます!ただ、それをオーケストラ+ギターで聴くということです。

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     2010/05/18

    サウンドがチープなデモテープなみ(ギター・ソロと歌だけは、はっきりと聞こえてくる)。これだけで、中身がいかに良くても聴きにくくなってしまいます。ただでさえ、同じヴォーカルが2回歌うと駄目な作品になりがちだというジンクスがあるのに、それが完全に当たった形です。いや、サウンドさえ良かったら、このアルバムの印象もだいぶ違うんですが。しかもこのアルバム、久々のアメリカ・リリースだったというのに、なんかチャンスを簡単に不意にするんですね、イングウェイは。
    くどいかもしれませんが、サウンドを気にしなければ、良いアルバムだと思います。マーク・ボールズも前作同様にかなり歌いあげていますので。もう一度ミキシングから全部やり直して再発して欲しいです。

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     2010/05/18

    元レインボーのドゥギー・ホワイトを、ツアーでの新たなフロントマンとして加入させ、そのまま本作の製作を行いました。ドゥギーの歌は全く問題ありません。前作がサウンドや楽曲のクオリティが著しく悪かったのに比べて、格段に違いがあります。楽曲はどちらかと言いますと、初期のように北欧的でクラシカルなハードロックに仕上げています。どちらかというと静かなスタートである@〜Bですが、Cで一気にスパークします!ドゥギーの歌がとっても映えます!(インストも3曲と多めに入っていますね。)

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     2010/05/17

    ヴォーカルのドゥギー・ホワイトが在籍していたアルバム2枚がセットで、しかもこの値段なら十分「買い」だと思います。両方ともかなり優れたアルバムです。「Attack!」のほうは若干ソフトな音作りで、ドゥギーの声が映えています。「Unleash the Fury」のほうはハードな音づくりです。ギター弾きまくりという印象のアルバムですね。ただ、2枚あれば十分今のイングウェイの良さを知ることができると思います。数曲北欧臭いのがありますが、歌が上手いので聴かせてくれますよ!

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     2010/05/17

    イングウェイが凄いのは当然として、ヴォーカルのジェフ・スコット・ソートがかなり良い働きをしていると思います。楽曲によく合っています。その楽曲も若いイングウェイだけにかなり練りに練っていますね。「なんとか世界に羽ばたきたい」という目標に向かって頑張っていた頃のアルバムですから、はずれはありません。代名詞であるAやDも最高にカッコ良いです。イングウェイの女性遍歴も知っていると面白いかもしれません。楽曲に影響を与えることが多いようですから。確かこの頃って、スウェーデンのPOP歌手のエリカって人じゃなかったかな?彼女のアルバムに参加してたりしてましたもんね。バラードはきっと彼女のことを考えて作っているんですよね。後期にはそんなバラードが連発してますから。

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     2010/05/17

    この時代に、これをやってのけたという事実が凄い!本当に彼は上手いです。早弾きもこの時からとんでもないレベルになっていますし、この頃のイングウェイのギターの音は、生に近いですから結構楽しめますよ。@とAのためだけに買っても良いと断言できるアルバムです。アルカトラズで培った力を余すところなく発揮した、そして彼の野望が渦巻くアルバムだと言えます。

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     2010/05/17

    このアルバムは、イングウェイの作品の集大成的な内容となっています。後期のイングウェイはギターを切れ味の鋭いハードな音にしてますので、初期の音とは全く違いますが、楽曲は全て彼らしく仕上がっています。というか、そういうことまでしてくるんだと思わせる(良い意味で期待を裏切る)初期的なアプローチも多いです。ただ、ギターソロについては、相変わらずその場のノリでやってます。でもその場のノリでこれが弾けるギタリストはなかなかいません。
    ヴォーカルは2枚続けて歌うと駄目なアルバムになるというジンクスがありました(ヨラン・エドマン/マイク・ヴェセーラ/復帰後のマーク・ボールズ)が、今回のドゥギー・ホワイトは参加2枚目の作品で真骨頂を発揮してます!ブラックモアに認められてレインボーに参加しただけのことはあります。
    ただ、イングウェイを初めて買う方にはお勧めできません。なぜなら、完全にギター・アルバムだからです。あまりも目立ちすぎています。彼のバンドなんだから全く構わないんですが、後からファンになる人にはちょっとキツイかもしれません。さらに今回収録曲が18曲と入れすぎの印象もあります。今作のために約50曲も作ったらしいですから、彼の探究心は凄いですね。

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     2010/05/17

    ロニー・ジェイムズ・ディオさん。素晴らしいロック・アルバムを、それもたくさん作っていただきありがとうございます。あなたのことは決して忘れません。夢もいっぱい抱かせていただきました。本当にありがとう(メロイック・サイン)。このアルバムも世紀の名盤です。ディオの歌声の素晴らしさを伝えてくれるCDのうちの1枚です。

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     2010/05/17

    「Back for the attack」アルバムでの日本ツアーを収めたアルバムです。ヴォーカルのドンとギタリストのジョージの人間関係は最悪状態に陥り、バンドは解散寸前の状況でこのライブを行っています。おそらくジョージはバンドを脱退することを決意しながらのライブだったと思うのですが、だからこそ、ファンを大切に素晴らしい演奏をしたのでしょうね。(なかにはモチベーションが低下していく人もいますが)ジョージがソロになるにあたって、やはりファンに支えてもらわなければ、今後の活動は上手くいかないということを認識していたのでしょう。とにかく、ジョージが本気で演奏しているだけあって、バンドの演奏のレベルもハンパではありません。ベースのジェフのコーラスも最高に聴かせてくれますし、入っているのは名曲ですしね。このアルバムでは新曲Mを最後に入れていますが、発売当初はこの曲はなく、2枚組でしたね。もちろんですが、2枚組のほうが良いです。

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     2010/05/17

    ヴォーカルのドンとギタリストのジョージがだんだん仲が悪くなってきた中での本作ですが、二人の人間関係とは裏腹に、中身はドッケンの中でも最高傑作の1枚に仕上がっています。おそらく、ドンもジョージも自分のやりたいことをやったため、そこにある意味化学反応が起きたんでしょうね。インストのEを聴くと、ジョージ・リンチの才能を余すことなく発揮しているのが分かる。ジョージのギターの良さは、「切れ味」だと思いますが、全編をそれが覆っています。ドンの歌もいつも通りの透明感があり、全体的にスカッとするアルバムだと思います。

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     2010/05/17

    過去の作品の素晴らしさ(全部録り直し)と、新曲2曲が往年のハードロックに戻っていること、それから、ジェフのギター・ワークのカッコよさで、満点をつけたいくらいですが、何と言っても、ドン・ドッケンのヴォーカルが・・・全盛期の透明感はもはやないということを、証明するアルバムとなってしまいました。しかし、よく考えると現在の歌声をさらけ出すことは、ドンもかなり勇気がいったはずです。歌メロを崩しながらもなんとか上手く歌っているのも事実です。本当は☆3つですが、ドンの意気込みを高く評価して☆4つにしました。(ベストだから、精神的な視点も入れてしまいました。)

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     2010/05/17

    名盤の2ndからの曲が少なく、後期の曲が多めなので、納得いかない方もいらっしゃるかもしれませんが、ラットを初めて聴くなら良いですね。ところで、Pの冒頭の「シャッツ!」Rの冒頭の「ショッツ!」ってスティーヴン・パーシーが言っているのがなんかイイです。

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