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　2016/08/24

2ヶ月前から予約してましたが、発売日前日に手にすることができました。ベスト盤とは言いながら、至高の作品群を現代に新譜として聴ける喜びはこの上ないです。今回はボーナストラックとして初期のライブ音源2曲収録、クオリティの高さに加えライブならではの躍動感がGOODです。34年前、1982年のNHK-FMスタジオライブのカセットテープを、ベストパフォーマンスとして愛聴しています。やっぱりKARYOBINはライブ演奏が本領だと思います。埋れているライブ音源のリリースを切に希望します。そして演奏している姿が見たい！ 現代での再結成も期待しています。

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　2014/11/04

ブーレーズのコロムビア録音集大成をようやく手にしました。複数枚のセット物を含む59タイトル、全枚数で67枚です。待望のオリジナルLP紙ジャケ仕様、ジャケット裏面やカップリング曲もオリジナルどおり。CD盤面も黒い音溝に MASTER WORKS ラベルを模して LP盤面を再現しており、正にオリジナルLPのレプリカとしての所有欲も満たしてくれます。本当に待った甲斐がありました。ハードカバーのブックレットの中味も、1枚毎にオリジナルジャケットデザインとデータを配したり、作曲家別の索引があったりと丁寧な編集です。識者の方によると ”完全な全集ではない” とのことですが、ヘンデル物や物議を醸したベト5など私は未聴なので、こうゆう形で入手できたのはありがたいです。今回新たにデジタルマスターを起こしたのは、CD8(ベルクの室内楽)，CD18(クリーヴランド管とのラヴェル管弦楽曲)，CD23(ベルクのヴォツェック他)，CD51(カーターの交響曲) に留まり、それもPCMマスタリングとのこと。ソニーお得意のDSDマスタリングはどうしちゃたのでしょうね。ほとんどが以前から変わらない音源な訳ですが、装丁を楽しみながら聴くと違って聴こえるから不思議ですね。残るはSQ盤のマルチチャンネル・リマスターでのSACD化やり直しですかね。まだまだ期待してますよ、ソニーさん。

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　2009/09/12

前のお二方のレビューを頼りに購入しました。１枚目のリャードフは名前を聞いたことがあるかなといった程度の認知度でしたが、なかなか素敵な曲ぞろいで満足。華麗なオーケストレーションを聴かせてくれますし、十分にメロディアスな曲調も楽しめ、なじみやすい感じですね。明快な演奏と録音もあいまって、とても楽しく聴くことができました。２枚目は打って変わってメジャーなロシア物、チェクナボリアン指揮アルメニア・フィルの演奏は豪快で西側オーケストラにはない迫力と勢いはお国物ならではといった印象。こちらの録音はややオフ気味に感じられましたが、それなりに雰囲気はよく出ていて悪くはありません。レアとポピュラーの２面性を狙った欲張った企画なのに、お値段もお安くてお得感バッチリでした。

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　2009/08/30

選曲と演奏の良さが際立つ、超オススメのフランス近代管弦楽作品オムニバス集です。私は、久しく廃盤になってしまっていたブーレーズの「ラ・ペリ」を目当てに買いましたが、他の曲目もＲＣＡ／ＢＭＧ音源らしきミュンシュ：ボストン響によるレパートリーが主体なので安心感が高いです。ミュンシュによるミヨー作品は、多彩でとても楽しく聴け、録音もすこぶる
良いです。（同音源は、今度ＢＭＧ国内盤で Blu-spec CD としても発売されるらしい）そのほかダンディ，イベール，オネゲル，ルーセルなど、よくぞ揃えたなと思えるとても凝った内容で、聴き応えがあります。ブックレットによると全１１組の企画物のひとつのようで、ジャケットやレーベルのデザインに統一感があるようですが、残念ながらあまりパッとしたものではありません。録音データの記載すらないので廉価盤の印象はぬぐえませんが、ハズレなしの中味には十分すぎるほど満足でした。