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　2021/07/01

新作小説は前半の一部だけなので注意。あんまり長くないです。時系列的にはアニメ最終話の途中ということになりますね。絵コンテも収録されていますが、実際に放映されたものとは違ったりしてます。

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　2021/07/01

一部の界隈で超有名なアニメ「フタコイオルタナティブ」の小説版。本編とは微妙に違ったりしてるけど、それはそれでよし。ただ、アニメ版だと主人公が蹴りで落としたあれが小説だと戦闘機が落としたことになったりしててちょっと。

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　2021/07/01

よくできた社会風刺ではあると思う。ただ、この世界で実施しているような愚民政策を実際にした場合は指導者階級も徐々に愚民化の波に飲まれて破滅しそうに思える。そういうところも含めて風刺なのかもしれないが。

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　2021/07/01

最後のあれは叙述トリックの一種と言うやつだろうか。オカルト的な要素も含めつつなんとか終わらせた感じ。続編が複数あるらしいがそっちは未読である。

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　2021/07/01

アニメ化もされたかなり有名な作品。ただし、アニメはかなり設定を変えられて某ヒロインとかも全然別キャラみたいになってますので注意。陰鬱とした悪習のその裏にある恐怖といった雰囲気が良い。

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　2021/06/30

佐藤大輔作品でこの作品だけが電書化されてないので紙本で買っても損はない。史実通りに自壊するソ連と正気を疑う規模で宇宙開発を進める日本。そして日本を憎む東米軍との対立。一応は第一部完ですが続きは絶望的。

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　2021/06/30

核戦争で欧米が壊滅してソ連が勝利した世界で辛うじて生き残った日本。日本は相互確証破壊を諦めて宇宙開発による地球脱出を狙う。無論、そんなことをソ連は信じず日本の核兵器を警戒しつつ、宇宙開発に対抗。この世界の日本人に対抗するのはソ連人は正気すぎた。

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　2021/06/30

史実よりは宇宙開発が進んで架空の日本の物語。夢がある明るいお話で本巻の内では基本的に世界の歴史はそこまで変わらない、最後の最後までは。

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　2021/06/30

実質的な最終巻。本巻で一段落ついて完結といっていい体裁は整えられているが、できるならば続きが読んでみたかった。素晴らしい傑作だとは思うが、全体として鬱屈した暗い作品であったことは否めない。

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　2021/06/30

悪化する経済の中で人心と社会が崩壊していく様子が描かれていくのは一種の恐怖と言えるかもしれない。地球連邦ももうどうするこもできないしする気もないという救われない状況。不穏な雰囲気が漂ってます。

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　2021/06/30

戦後不況でどん詰まりになった発展途上惑星でいよいよ内乱が勃発。地球連邦を含めた各種組織や人物が怪しげな動きをしまくってますね。地球連邦は人類のための組織ですが人類に全然優しくない。

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　2021/06/30

地球人類の大半を容赦なく虐殺して日英米が設立した地球連邦と対異星人戦争の戦後のお話。対異星人戦争そのものは描かずに人類間の内戦を描くところに独自の味がありますね。

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　2021/06/30

前にあった短編を加筆して完結させた傑作です。本編ではちょい役立った国場氏が快刀乱麻を断つがごとく内戦をぶった切ってしまいます。主に連邦大議会で大問題になるようなやり方で。やっぱり本作の地球連邦って容赦ない。

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　2021/06/30

佐藤大輔は天才だったんだなと思わせる大傑作。練りに練られた世界観はこの一作で終わらせるのが心底惜しいと思わせるものがある。軍国主義的でない銀河帝国って結構レアでは？

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　2021/06/30

一時期は軍オタ必見の名著扱いされて、今でも一応目を通しておいたほうが良い本であるとは思う。だが、この本の作者も旧海軍の一員であり、己の立場やら組織の立ち位置を守るために書いているという視点を忘れずに鵜呑みにしないのが重要である。