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macs さんのレビュー一覧 

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     2009/10/15

    当時「グランド・ファンク・ツアー75」のタイトルで発売された2枚組ライブ・アルバム。力押しでグイグイと引っ張るような前作『ライブ・アルバム」に比べて丸みをおびたような印象だった。キーボードのクレイグ・フロストを正式メンバーに加えて以降、音量勝負からの脱却を目指したような感じを受ける。それは、例えばFootstompin’ Musicを「Live The 1971 Tour」のそれと聴き比べてもわかるように、重低音大音響から軽快なポップロックへと変化している。
    代表曲であるHeartbreaker、ドラムソロがメインのT. N. U. C.、そしてカバーながらに欠くことのできないInside Looking Outの3曲以外は初のライブテイクであり、どの曲も甲乙つけがたいできの良さである。個人的にはややふるぼけた感じのするスタジオ版よりよりも、イキのいいこのライブテイクの方が好きな曲が多く、なかでもSome Kind Of Wonderfulは、出色の出来だと思う。
    いずれにしても当時、最高のライブアクターといわれていたグランドファンクの魅力はやはり、ライブアルバムでこそ味わえるといえる。

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     2009/10/15

    カンサスの初来日は1980年1月。その前年(日本のファンにとっては)にいわば予告編のような形でリリースされた(当時)2枚組のこのアルバムは、ライブ・パフォーマンスが決してスタジオワークに劣ることのない、カンサスのレベルの高さを証明してくれた。当時はこのアルバムと「モノリス」を聴き込んで、ライブに臨んだわけで、思い入れはとても深い。2本のギターにキーボード、ヴァイオリンまで入った音の洪水がカンサスの重厚なサウンドの核なのだろうが、私が最も好きなのは、LPでは3面に当たるDust In The Wind〜アコギソロ〜ピアノソロ〜Lonely Windと続く、いわば静の部分。銀座に武道館のチケットを買いに行ったときに、ソニービル内のオーディオルームで聴いた時の感動は今も忘れられない。
    CDになって購入しなおした時に、なぜかCloset Chroniclesが削られていたが、今回ボーナスとして復活して実に嬉しい。紙ジャケ2枚組となってオリジナルの雰囲気を満喫できる上、沢山の追加ライブ音源も入り、文句のつけようないアルバムだ。もし、初めてKansasを聴く人がいるならば、いきなりこのアルバムから入ってもOKじゃないかな?シュールなジャケットも大好きです。

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     2009/10/08

    TVマンガとよばれていた60〜70年代は、その全盛期だった。夜6時から8時まで毎日のようにマンガや特撮モノを放送していて、まさに(自分にとって)テレビが最も楽しかった時代である。007は知らない人がいないほど有名な石ノ森氏の代表作ではあるが、この最初のテレビ版は、原作とは少々違うテイストをもっている。
    原作にはないオリジナルの話や、原作に登場する人物やストーリーを巧みに入れ替えて作った話もあり、ある意味では亜流ともいえるのだけれど、子供心に憧れたサイボーグ戦士の活躍を全て見られるこのボックスの登場は本当に嬉しい。
    アニメーションの進化は素晴らしく、今見ればこの作品も拙い所も多いのだけれど、スピード感や迫力ある動きを出そうという創意工夫を感じられる。また、反戦というテーマが頻繁に登場し、時代をうかがうこともできる。テーマ曲を始め、音楽もカッコイイ。でもジャケットはもうちょっと考えて欲しかった。せめてオープニングの9人の姿を使うとか...。

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     2009/10/08

    We Will Rock You Liveとして、発売されていたライブと内容は一緒だが、Live Aidの映像にインタビューまでつくとあって、(安さもあったので)購入した。
    Live Aid自体のDVDも持っているのだけど、この時のQueenのパフォーマンスは圧巻で、あのウェンブリー・アリーナの光景は、一生忘れる事がないだろう。
    本編のライブも、なかなかのものである。81年というと日英以外の国でも認められてきた時期だし、86年頃のライブでは演奏されていないセットもあるから貴重である。動くフレディのパフォーマーとしての特異なセンスや、地味ながら完璧なブライアンのギタープレイ、ロジャーの歌にドラミングの巧みさ、ジョンの見事なベースプレイと見事なファッションセンス、それらを見る事で、本当のQueenの姿を知る事ができるわけで、このDVD自体のコストパフォーマンスは星5つといってもいいのだけれど、ジャケットの悪さと選曲に不満もあるので4つというところかな。

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     2009/10/08

    ドゥービーズは70年代の多感な時期に最も聴き、親しんだバンドのひとつだった。当然思い入れも強いし、CDもほとんど持っている。にもかかわらずこのアルバムを購入したのは、未発表のテイク欲しさ所以である。そういった意味では、まずまずの内容ではあるのだけれど、惜しむらくは4枚という中途半端な組枚数にあると感じた。できることなら、3枚程度のスタジオ音源、1枚は未発表のライブ、そしてなんといってもDVDを付けて欲しかった。そのDVDも既発のものではなく、70年代のレアなライブなら文句なく満点をつけたいと思う。私見ではあるけれど、ドゥービーズのピークは、Wheels of FortuneからMinute by Minuteあたりまでの時期だと思う。日本公演も78年頃のものがメンツも内容も最も良かった。できれば、その頃の彼らの音や映像を付けてほしかったと思うのである。
    集大成的な感のあるボックスものではあるけれど、入門的というよりは、むしろドゥービーズを聞き込んだ人向けであるような気がする。

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