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WEATHER BOX さんのレビュー一覧 

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     2009/09/22

    デヴィッドが立ち上げたレーベルSamadhisoundからの第1弾。                                      元妻イングリッドとの離婚が作品に大きく影を落としているのは明らかで、詞を読みこむとその苦悶が浮き上がってくる…のだがダークでドロドロしているかといえば、意外にもそんな事は全くなく、彼のサウンドならではの中間色のような淡さと、デレク・ベイリーのギターワークに代表される差し色の如きソリッドさのコントラストはさすが。マービン・ゲイの『離婚伝説』とは違うのだ。                                                    Samadhisound特有の美麗なデジパックパッケージやピクチャーレーベルも良し。国内盤のみレアトラック「trauma」がボーナス、勿論訳詞・解説もある。P−VINEがEMIとは大違いの良質な仕事をしており、これから買うなら絶対国内盤をお勧めする。

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     2009/09/22

    これはJAPANファンだけでなく多くの人に見て欲しいDVD。PVでは彼らのアートのセンスの良さが出し切っているとは言えないが、まだMTV黎明期の時代でもあるし、良い映像監督を雇う程の余裕もなかった。それを補って余りある美しくキマっているメンバーの姿。「Quiet life」では一瞬だがデヴィッドの微笑さえ見える。VHS時代の『Instant pictures』では各曲冒頭がポラロイドフレームで始まる構成だったり、「Canton」など本盤に収録されていないテイクもあるのでまだ手元に持っている方は手放さない方がいい。                                                   一方『Oil on canvas』だが、こちらは解散後の作品のせいか実によく作り込まれている。アジアのフィルムが数曲に挿入されており、これが曲のムードを一層高めている。画質が汚いと言う意見もあるが元がわざとフィルターをかけたような演出をしているからそういう風に感じるだけ。ハイビジョン時代の弊害かもしれない。リチャードより土屋昌巳の方が映っている時間が多いのは仕方ないところか(笑)。                                                                               欲を言えば、当時の数あるTV出演分も見たかった。画像が少々荒くても我慢するので「Black water」も収録した第二弾を是非リリースしてほしい。

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     2009/09/14

    輸入盤を購入したが「ベイト・ヌアール」ツアーの画質に満足。『Boys and girls』からの曲もしっかり演奏されていて間違いなくマストの1枚。アンディ・ニューマークのドラムがどうもフェリーの曲世界に合ってなくて『High road』(Avalon tour)は好きになれないが、このLIVEではさほど気にならない。エキゾティックな女性コーラスが歌・ビジュアルともに華を添え、特に「Avalon」でのヤニーク・エティエンヌの天上界ヴォイスが素晴らしい。フェリーの声量がまだ十分でている頃だけに、色々な意味で勢いがある。90年代後半以降彼のヴォーカルは何故鼻声みたくなってしまったんだろう?                                                                                                                         またボーナス収録の02年LIVE、これが予想を裏切りかなりいい。選曲が的を得ており、前年のROXY再結成LIVE『Live at the apollo』等で最も目を引いたSEXYパーカッショニスト/ジュリア・ソーントンが参加しているのも嬉しい。今秋ROXYのDVD『More than this』はvirginでなくeagle rockという会社から発売予定だが、ドキュメンタリーだけに字幕付きで日本盤もリリースされる事を望む。

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     2009/09/10

    「洗練」。それこそJAPANがデュラン・デュランやスパンダー・バレエの後続ニューロマンテック達と一線を引き、BOWIEやROXYMUSICと肩を並べるキーワードであってこれこそ真のデビューアルバム。本国UKでは「Quiet life」は「Ghosts」に次ぐ彼らのヒット曲と認識されている。2ndB面の粘った感触がまだ「Alien」あたりに残っているのも特徴か。アン・オデルのストリングスが冴え渡りラストでグッと締める「The other side of life」が見事。04年のデヴィッド「A fire in the forest」ツアーで弾き語りされたが、JAPANのツアーで是非聴きたかった。                                      ボーナス収録の「A foreign place」は当時のインタビューを読むとリチャード・バルビエリとデヴィッドの共作のようで、「Canton」に近いテイストがもうこの時既に発露している。この2人は81年のミックの彫刻とスティーブの写真を展示した『The art of parties』展のBGMとしてアンビエントのテープを録音している。一度は3枚組アルバムとして計画されたもので、まだ残っているならリリースして欲しい音源だ。                                                                        フィン・コステロが手がけた本作ジャケットのアウトテイクにはデヴィッドが正面を向いているものがありこれが良い。次にもし再発があるならこちらのテイクを採用してくれないだろうか。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2009/09/10

    メンバーも言っているように、まだ未熟なデモテープ・レベルの仕上がり。アリオラ・ハンザというスタッフ環境もそうだがレイ・シンガーというプロデューサーが良くない。無名の新人バンドなのだからしょうがないと言えばそれまでだけれど。「Adolescent sex」は後に再録された。私はこれと次の2ndはJAPANのデビュー前のデモ音源の公式発売で「Life in tokyo」こそが本当のデビューだと勝手に思うようにしている。しかしこの初期2枚が好きという人もいるのは決して否定しないし、それはそれで嬉しい。                                                             ボーナスで特筆すべきなのは「Adolescent sex」PVの別ヴァージョン。画像は決して綺麗ではないが、監修者はよく頑張って収録したなと思う。これ位のやる気がEMI・virginのリマスター紙ジャケにもないと困る。

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  • 4人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2009/09/10

    ここまでのJAPANは正直聴くのがシンドイ。しっかり足場を固めてデビューがもう1〜2年遅かったらまた違う展開もあったのかもしれないが。ただ少数の具眼の評論家が指摘するように、ポリスより早くレゲエを取り入れていたり非凡な点は散見される。「Rhodesia」「Obscure alternatives」「Suberban berlin」の3曲は来るべき開花を予感させる。そして本盤で最も重要なのはラストのインスト曲「The tenant」。この曲だけはその後のLIVEで「European son」のように再構築して再演してもよかったのではないか?これ以降JAPANのアルバムのラストには次への展開を暗示させる曲が配置される事になる。                                                                             リマスター再発の商品としては、ボーナス4曲にPV1曲と良心的。レアなフォトが掲載されているのも気がきいている。このボーナス・ライブ4曲は「Quiet life」ツアー武道館公演からの収録で、これのフルセット音源が(アリオラハンザが紛失していなければ)きっと残っている筈なのだ。BMGよ、是非探し出してリリースをお願いしたい。

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     2009/09/08

    「Sons of pioneers」ツアーも後半を迎えたハマースミス・オデオン公演を素材に収録した本作はJAPANのアルバムの中でもUKアルバムチャートで最高位を記録した。スタジオテイクに忠実な演奏を繰り広げているとはいえ「Tin drum」の数曲は本作の方に軍配を揚げる。あまり知られていないが「Nightporter」は何故かスタジオ再録を擬似ライブテイクにしている。ブート音源をお持ちの方は聴き比べてみるとよい。                                      「Methods of dance」の熱い高揚感を聴くと、全くアレンジが違う「European son」、この夜サンディーがコーラスで参加したと云われる「Life in tokyo」がカットされたのが誠に惜しまれる。ロキシーの「Viva!」と同じく後からかなりオーバーダビングされているので、naked『Oil on canvas』フルセットをいい音で聴いてみたいものだ。個人的には「The other side of life」をこのツアーでやってほしかった気もする。                                                                  初出日本盤LPにはJAPANのデビューから解散までの歴史を載せた豪華なブックレットが封入されており、今回紙ジャケ化に際しその復刻を期待したのだが実現せず。情けない。この後リリースされた2枚組ベスト『Exorcising ghosts』も、ジャケットが美しく解散後のデヴィッドのインタビューまでライナーに載っていたので紙ジャケ向きだと思うのだが、今のEMIではとてもやってくれそうもない。

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     2009/09/08

    今回の紙ジャケシリーズの中で本盤のみ、英国盤LP初回特典だったポスターのレプレカを封入。07年のロキシー・ミュージック/ブライアン・フェリーの紙ジャケライナーには国内盤LP当時のものと最新のもの両方が付き、ジャケット内の内袋まで丁寧に復刻されていた。同じEMIジャパンの商品なのでJAPAN/シルヴィアンも同様に期待していたが、完全に裏切られた感がある。収録曲についても、03年の本作boxのdisk2に入っていた「Ghosts」single-versionと「The art of parties」の12inch-long-versionは06年の「The very best of」で救済されたからいいとして、「The art of parties」Live-version、「Life without buildings」を何故ボーナス収録しなかったのか、全く理解に苦しむ。                                   本盤は03年の悪しきC××D盤で抹殺されていたリマスター本来のブラッシュアップの良さが特に映えており、80年代を飾る名盤だけに、せめて上記2曲を入れる仕事ぐらいはキチンとやって欲しかった。EMIはやる気がないのならJAPAN関係のカタログ権利は全てBMGに譲るべきだ。その方が余程良い商品が期待できる。ただ「紙ジャケにしました」ではユーザーへの誠意が無さ過ぎる。

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     2009/09/08

    camdenからの96年の隠れたレア珍盤『In vogue』に次ぐコンピ。「Quiet life」7inch-versionや「Life in tokyo(日本LP盤assemblage remix)」が入っているが現行の他のリマスター盤で容易に聴けるので、目玉となるレアトラックがないのは『The very best of japan』が流通している今ではもうひとつ押しが足りない。                                                珍しく「tin drum」からのシングル2曲を収録している。これだったら、「Gentlemen take poraloids」の未CD化曲「Burning bridges」シングルmixのようなレアテイクを1曲でも入れて欲しいところだ。virgin時代のJAPAN及び各メンバーソロのCD未収録曲・テイクがアルバム1枚分は十分あるので、今後そういう企画を是非。

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     2009/09/08

    実質、これはJAPANの6枚目のオリジナルアルバムな訳で、昔ロッキング・オンのデヴィッドのインタビューでその事を知った時は、87年にミック・カーンの2ndで既に「Buoy」「When love walks in」の競演があったとは言えこの上もなく期待がつのった。「4人のライブがもしかしたらまた見れるかもしれない」と。まさか解散時以上にデヴィッドとJBK3人の仲が険悪になってしまおうとは…。                                                    デヴィッドのソロとして聴くなら、期待に違わぬ1枚。ここで彼のブルース指向が顔を見せ、次の「Jean the birdman」へ繋がっていく。インプロビゼーションによるサウンド構築も実に心地良い。贅沢を言えば全てのJAPANファンが期待しているミックのフラットレスベースの舞踏、スティーブの唄っているようなドラミング、リチャードの独特なくぐもった音響をもう少し前に出して欲しかった。言い換えればロバート・フリップとの「The first day」におけるwildnessをこのアルバムで2〜3曲はやってほしかったのだ。                                                          デヴィッドは特にJBK3人には独裁的だし、グループとは誰か纏め役の人間が必ず必要なのは明らかで、本作は前のJAPANとは違うと言いたい気持もわかる。しかし法的対立に至るこの結末は何とも苦々しい(今はだいぶ落ち着いているようだけど)。そういう理由でこの1枚だけは出来の良さは別として、今でも思い入れがやや薄いアルバムだ。ただシングル「Blackwater」はさすがの名曲でモノクロのPVも美しい。このPVをボーナス収録する位の熱意がEMIには欲しい。

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     2009/09/07

    新曲が入っているのが大変嬉しい。「Get the hell out」はスティーブ・ジャンセン主導だけあって、ちょっと違う音風景を見せてくれる。Nine horsesが気にいった方はBurnt Friedman & Jaki Liebezeit『Secret rhythms 2』も聴いてみて欲しい。そこでしか聴けない「The librarian」の別versionと「The day the earth stole heaven」のインストversionが収められている。

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     2009/09/07

    このCDシングルは91年発売なのだが、未だに再プレスしているんだろうか?実に息の長い商品である。海外のファンもこのサイトを通じて購入していると聞く。こういう日本独自企画がすっかりなくなってしまったのは誠に遺憾。日本のレコード会社はもっと情熱を見せて欲しい。「Bamboo music」と「Bamboo houses」のロング・バージョンはここでしか聴けない。本盤収録の4曲もそろそろリマスターされていいし、未CD化の7inch-versionをどういう形でもいいので早くCDとして商品化して!

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     2009/09/07

    『Blemish』がどうしても手が出しづらいという方は、是非本盤を先に聴いてみるといい。デヴィッドもそういう意図があってこれをリリースしたのではないだろうか?そして本盤が馴染んできたら『Blemish』も抵抗なく聴けると思う。昔からデヴィッドを聴いている私も実はそうだった。それにしても「A fire in the forest」は本当にいい。この時期の代表曲になるだろう。ところで本盤に収録されているこの曲のreadymade FC remixと、彼のアルバム『Babilonia』に収録されているテイクは同じなんだろうか?それとも何かしら違うテイクなのかしらん?

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     2009/09/05

    本作の選曲に不満をあげている方々もいらっしゃるが、これには理由がある。                                                                元々企画段階では、シングルversionなどのレアなテイクを優先的に収録する筈だったのに結果は徹底しない内容になってしまっているのだ。「Gentlemen take polaroids」「Canton(live)」は7inch-editでなくアルバムversionになってしまった。「Ghosts」のアルバムversionは「Tin drum」で聴けるのだからここでは不要であり、その代わりレアな「The art of parties」7inch-versionを12inch-versionと一緒に収録するべきだ。「Visions of china」もどこまでオフィシャルなのか不明だがロングヴァージョンが秘かに存在している。これはいずれ何らかの形でCDにして欲しい。
                                                                      アリオラハンザ後期のヒット曲が多数入っているのは「Exorcising ghosts」との差別化になってとてもヨイのだけれど、せっかくの2レーベルによるベストアルバムなのだから、日本独自企画「The singles」2枚組の中からリマスター現行盤に収録されていないテイク、もしくは未CD化のテイク(例えば「Quiet life」の日本盤7inch-edit)を採用すべきだった。                                                                新規開拓も大事だが、その人達だってそのうちオリジナルアルバムを揃える可能性があるのだから、ダブらない音源を収録してくれないとユーザーは納得しない。勿論、本盤に初期2枚からは1曲もないのはよくわかるしJAPANのヒット曲がざっと敷衍できるのは間違いない。             

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     2009/09/05

    2008年国内盤紙ジャケのレビュー。「Gentlemen take polaroids」〜「Rain tree crow」までの今回のリマスター再発7枚の評価を私は全て★1つ減点しているが、それはUK本国と日本のEMIに対する大きな不満によるものであって、各アルバムの内容はどれも飽きのこない傑作すなわち満点である事を留意して読んで欲しい。                                                    JAPANのオリジナルアルバムの中でどれか1枚と言われたら、私は「TIN DRUM」ではなく本作を推す。ロブ・ディーン在籍最後のものだからという意味ではない。メンバー間の個性が最も良い形で曲に反映しているし(実は本作制作時にデヴィッドとミックの音楽的確執が起こっており、その後決定的な藤井ユカ事件が起きてしまった)、「Taking islands in africa」の空間を活かしきった出色のリズム・トラックはJAPANと言わず教授自身のベスト3に挙げられるべき。「Gentlemen take polaroids」「Swing」はスムーチーかつ粘着質を持ち、彼らの名刺代わりのナンバーとなってライブオープニングで一気に盛り上がる。「Ain’t that peculiar」のオルタナ・リズムセクションも良し。デヴィッド本人が気に入っているのは「Nightporter」「My new career」。                                                   この再発ではボーナスに「The experience of swimming」「Width of a room」「Taking islands in africa(remix)」が収められているが、その他にも「Ain’t that peculiar」「Nightporter」のremix、「Gentlemen take polaroids」7inch-edit-version、そして初出のUK盤LPでは一度裏ジャケに曲名をプリントされながら差し替えられ、82年シングルとしての発売予定もあったが中止、「Everything & nothing」での化粧直し収録まで長年オクラ入りしていたあの素晴らしい「Some kind of fool」のオリジナルversionなどがいまだに未CD化のままなのは実にもったいない。これらのレアトラックをEMIはすぐにでも発売する事を切望する。                                                ちなみにジャケットデザインは2003年デジパック盤の別テイクの方がいいと思う。

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