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Review List of ニャンコ先生 

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  • 5 people agree with this review
     2009/07/19

    本全集の特徴は、ドイツ系の大編成オケ。どっしりした低弦に支えられたピラミッド型の響き。Vnの対向配置・・・こう見てくると、ラトルBPOの新盤が出た後はますます忘れられていく存在のような気がしてさびしい。そこであえてラトル盤に便乗した宣伝をしておこう。「協奏曲も(二重協奏曲以外は)入ってますよ」「変奏曲も序曲も入ってますよ」「指揮者のキャラといい、ライヴ録音ではないし、大河の流れのようなゆったりしたブラームスが聴けますよ」「録音優秀ですよ」「値段安いですよ」。要するに、ラトルを買う人はこれも一緒に買っちゃいなさい!

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     2009/07/19

    カラヤンが何度も録音している曲。最初はロシアの巨匠トリオ、その後はお気に入りの若手トリオをソリストに迎えて。それらのどれもが、管弦楽が堂々と鳴り響きすぎている。あの響きに浸るのが好きな人には本盤はお勧めしない。逆に、カラヤン盤の重苦しさ、威圧感に疲れるという人にはこの盤を勧めたい。活気と即興性に満ちたベートーヴェン。この曲ってこういう演奏のほうが合うんじゃないだろうか?カップリングの七重奏はシャハムのVnが光る(この曲のVnは難しいらしく、意外と満足のいく演奏がないのだ)。トーンハレ管の主席奏者たちもシャハムに負けない活き活きした演奏を聴かせる。CP抜群の1枚。

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     2009/07/19

    メンデルスゾーンはやはり八重奏で聴いたほうが感動するし興奮もする。イスラエルフィルの健闘は讃えたい。掘り出しものはセリオーソのほうだ。四重奏だと耳に食いついてきてよほどの気構えがないと聴けない曲を、力強くも美しい作品として聴かせる。ウィーンフィルはバーンスタイン指揮の2曲があるのだから、中期以降だけでも合奏版の全集を完成したら面白いのではないか。

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     2009/07/19

    録音は(個々のパートの鮮明さと残響の豊かさを両立させたデジタル時代の諸録音と比較するなら)こもり気味でのびやかさに欠ける。オケと合唱が全曲を通じて高水準なのは予想どおり。アメリンクは全盛期に劣らぬ美声に表現の深みが加わって感動的な歌唱を聴かせる。予想外だったのはヘフリガーのエヴァンゲリストの若々しさと安定感だ。エヴァンゲリストの声が遠めなのが残念だ。CPを考えれば買って損はない。現代楽器・現代奏法・現代唱法での最後の名盤の1枚となるのかもしれない。

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     2009/07/19

    録音良し。個人のテクニック、アンサンブル共に申し分ない。(ラズモ1番冒頭の1stVnの乗り遅れだけは録り直してほしかったけれど。)残念なのは、Vlaの楽器が小ぶりなせいで音が軽い。第3Vnに聞こえることさえある。初期・中期の解釈は直球勝負で成功している。後期となるとそうはいかない。解釈の迷いや混乱が曲の緊張感を壊す部分が散見される。とはいえ、みずみずしい音色と冴えたテクニックで聞き通せるCP抜群の廉価盤として推薦に値する。

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