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　2021/05/10

ただただ寂しい。寂しすぎて穏やかな気持ちになる。「誰かにしか見せない笑顔だけあればいい」とか、「死ぬほど楽しい毎日なんてまっぴらゴメンだよ」だとか、言葉にすると寂しくなるような本当の事がいっぱい歌われている。フィッシュマンズはずっとそんな感じだったと思うけど、ふたりぼっちの寂しさ、みたいな空気が漂っている気がする。

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　2021/05/09

教室のカーテン閉めて蛍光灯を消してテレビの蓋を開けてクラスメイトみんなで見た数々の番組。風邪ひいて休んだり、ズル休みした日には、家で教育テレビ三昧だった事を思い出したり。チョーさんの「たんけんぼくのまち」はもちろん、「あしたへジャンプ」「たのしいきょうしつ」「いちにのさんすう」等など、80年代に小学生時代を過ごした人なら、忘れたつもりの記憶の扉がばかばか開く懐かしい曲満載。

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　2021/05/09

邦楽をほとんど聴かないレコード屋の店長さんに強力にオススメされて、その後その店長さんを差し置いてアグネス沼にハマるきっかけとなった一枚。
まさにWONDERLAND！と言った感じのカラフルな楽曲が詰まった、キュートでポップな聴き飽きない名盤。これだけの良曲群を他の人への提供曲として捧げてしまうゴダイゴの惜しみなさも凄い。

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　2021/05/09

にぎやかにガチャついてる音が、あまり歌詞の世界観としっくりいってないような気もする1曲目。小さなピアノバーでめちゃくちゃ個性的なシンガーに出くわしたかのような2曲目。初めての恋に落ちる気持ちとその不思議とをひとりでそっと味わい尽くすような3曲目。1曲目よりはいくらか落ち着いて聴ける4曲目。田村セツコジャケのはじける感じも相まって、ファンならば総じて聴き逃せないマキシシングル。

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　2021/05/09

ついこの間までただの一人の少女だったとは思えない、逆にそれまでどうやってただの日常を暮らしていたのか不思議になるほどの、堂々とした表現力に貫かれた一枚。デビュー2年目にして、歌唱に作詞にジャケットの表情に、水を得た魚としか言えない天性の素質が溢れかえっている。「今だけの真実」これだけの歌を作詞して表現できる人が平凡な少女でいられるわけもなく…。アイドルポップスの枠ではくくれない、クラシカルな魅力に貫かれた捨て曲なしの大名盤。

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　2021/05/08

ジャケットデザインが、音のおしゃれさを表現しきれていなくてとても残念ですが、内容は文句なしめいっぱいの名演名歌唱のオンパレード。
世代じゃなくても知ってる曲が沢山あって、知ってる曲でも全然違うアレンジで。
同じ曲順でオリジナル曲を並べたらもっとにぎやかになり過ぎるだろうけど、こちらはスキャットありボッサあり、小粋なハマクラさんの歌声で統一感があるので、アルバム一枚通してすんなり気分よく何度でも聴ける。
筒美京平から遡って来て、若い人にも聴いてほしい名盤。

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　2021/05/08

ジャケ画が近藤ようこなのが、個人的にはとてもしっくりくる。表題曲に、静かで密やかで人知れず激しい情念が流れているから。胸かきむしるような想いを抑えて抑えて手なずけようとするけどでもこぼれ落ちてしまうその感じがたまらない。5曲入りのボリュームも丁度良く、思わず何度も繰り返し聴いてしまう。浜田真理子とか下田逸郎とか、エロス込みの大人のラブソングが、もっともっと巷に流れればいいのにな。

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　2021/05/08

選曲もボリューム的にも丁度良いベスト・オブ・ベストな一枚。親世代の人生に美空ひばりが寄り添っていたように、私たちの世代には堀江美都子という歌姫がいる！と、本気で思う。嬉しい気分の時も、心細い気分の時も、一人でそっと口ずさめば、いつも何度でも励まされてきた数々の名曲たち。ずっと変わらぬその歌声。どれだけの人に笑顔や勇気を届けたのだろう。いつか紅白の大トリで歌って欲しいと、本気で願う。

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　2021/05/08

楽曲がバラエティーに富んでいて、演奏もポップで、友部正人の世界への入り口として、とてもとっつきやすい一枚だと思う。このアルバムを聴いていると、どこか遠い遠い空を見晴るかすように視界が開き、まるで人生がロードムービーにでもなったかのような、荷物の少ない一人の旅人にでもなったかのような気持ちになれる。

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　2021/05/08

はじめて聴いた時の「SOMEDAY」の衝撃が忘れられない。手垢のつきまくったヒット曲をただうっとりと歌い上げるカバーアルバムとは何もかもが真逆のベクトル。無駄な音の一切ない張り詰めた緊張感。「HOW I CAN I BE SURE」のほとばしりや「中央線」のとてつもない優しさや、人生の喜怒哀楽とそこからこぼれ落ちるすべてが詰まった永遠の名盤。

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　2021/05/08

何十年と矢野顕子を聴き続けて、アルバムとして一番繰り返し聴いているのはこれだと思う。アッコちゃんの書く歌詞も大好きだけど、この一枚は詞への共感とかそういうことじゃなく、ただただ音楽として楽しくて気持ち良い。「ほんとだね。」は何度聴いてもカッコいいし、「Watching You」には何度聴いても慰められる。昼も夜もいつだって聴いていたい極上の音楽集。

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　2021/05/07

ふいに物寂しく、どうしようもなく寄る辺ない気持ちになった時、どうしてもEPOじゃなきゃダメな時がある。「たったひとつの」「でも生きている」「Glory」など、励ますのとは違う、ただ同じように悩む人としてそこにいて歌ってくれているような、そんなEPOの歌にしか寄り添えない孤独があると思う。EPOに救われる人、老若男女、本当はもっともっとたくさんいると思う。

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　2021/05/07

だいぶ遅れて知った後追いファンとしては、初期作品よりもこのアルバムが一枚通して一番聴きやすくグッときた。さりげないのに表現力豊かなボーカルで、歌がめちゃくちゃうまい女優さんのアルバムみたいな雰囲気も。どの曲もサイダーみたいに爽やかで、どの曲も都会の居心地のいい喫茶店感があふれてる。最後の「マイ・ハート」という曲の飛躍した開放感が最高！

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　2021/05/07

サンタクロースの夏休みといった趣の、一年中聴きたいウクレレクリスマスソング集。ウクレレだけでなく、クールでキュートなハーモニーや、スティール・ギターの音色も素敵な一枚です。年中クリスマスを待ち焦がれてる、クリスマスマニア必聴の名盤。

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　2021/05/07

「地下アイドル」という言葉をはじめて聞いた時、てっきりこのアルバムみたいな感じのことを表現している人達の事かと思ってしまった。暴力的にキュートな、女優戸川純炸裂の一枚。時代の波に埋もれそうになっても、その都度どこかの誰かに発見されて、きっと永遠に聴き継がれていくであろう名盤。