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N・K=バーネル さんのレビュー一覧 

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     2010/05/04

     QUEENS OF THE STONE AGEのキーボード奏者でもあり、THE DEAD WEATHERのギタリストでもある、ディーン・ファーティタのソロ・プロジェクトのデビュー・アルバム
     THE RACONTEURSのブレンダン・ベンソン、QOTSAのジョーイ・カスティロ、トロイ・ヴァン・リーウェン、マイケル・シューマン、元THE AFGHAN WHIGSのマイケル・ホリガンをゲストに迎えて制作されています
     ブレンダンと何曲か共作しているせいか、幾つかの楽曲はTHE RACONTEURSに近い音に感じますが、アーシーなアメリカン・ロックにサイケの酩酊感が加わり、どの曲も聴きやすいメロディーを持ちながら、甘美なサイケデリアが彩りを与えています
     各楽曲の質も総じて高く、親しいゲスト達のささやかな貢献も手助けになり、非の打ちどころのないアルバムに仕上がっています
     QOTSA、DEAD WEATHERで脇役に甘んじてきた寡黙な男が、才能を遺憾なく発揮した作品と言えると思います

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     2010/05/04

     HELLAのザック・ヒルが参加した、インストゥルメンタル・プログレ・バンド"CRIME IN CHOIR"の2002年発表のデビュー作
     FAUST、GOBLIN、MAGMA、SOFT MACHINE辺りを思わせるインストゥルメンタル・プログレです
     アナログ・シンセの暖かみのある音が印象的な聴きやすいコンパクトな楽曲が多いですが、ザック・ヒルがドラムを担当しているせいか、ポスト・ロック的な要素も感じさせます
     静寂感や叙情性を感じさせる彼らの音とザックのドラムの相性も意外にバッチリで、彼のもたらすダイナミズムと硬軟自在なドラミングがバンドを引っ張る形にさえなっています
     数多いザック参加作品の中でも、彼の持ち味を発揮出来た一枚だと思います

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     2010/04/11

     カリフォルニア出身のサイケデリック・ストーナー・ロック・バンドの5thアルバム
     HAWKWIND辺りの影響が色濃いバンドではありますが(実際に彼らはHAWKWINDのトリビュ盤にも参加している)、かなり幻覚作用の強いスペイシーなサウンドを基調としながらも、適度なポップ性のあるロックン・ロールも取り入れた楽曲の振幅の広さも彼らの魅力です
     ギターもヴォーカルもディレイをかけた浮遊間のあるスペイシーな音はやはり彼ら最大の魅力なわけですが、各楽曲の質も総じて高く、終始飽きの来ないアルバムになっています
     ストーナー系のバンドをお好みの方も充分に好きになれる作品ですが、HAWKWIND、GONG、JANE'S ADDICTIONあたりを好きな方にもオススメしたい一枚です
     倦怠感のある彼らのトリップ感覚はかなりの中毒性の高さで、聴けば聴くほどクセになります

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     2010/02/19

     BUCKETHEADとブライアン"Brain"マンティアがほぼ全作品関わっている、ビル・ラズウェル主催のユニットの08年発表の5thアルバム
     スタジオ・アルバムとしては実に10年ぶりとなる作品となるわけですが、前4作を軽く上回る最高傑作に仕上がったと思います
     内容的には前4作の音楽要素を総括した作品と言えなくもないのですが、むしろ、前4作で行われてきた様々な音楽の異種配合が、本作で結実したと言えるのかもしれません
     イギー・ポップ、サージ・タンキアン、マイク・パットン等、豪華なメンツが参加しているのも大きな魅力ですが、ラッパーのラメルジーやキラー・プリースト、DJのPhonosycograph DISK、GrandMixer DXT等の気鋭のヒップ・ホップ・アーティスト達の貢献度も高く、その他にも様々なタイプのアーティストを呼ぶ事で、よりエクレクティックなアルバムになっています
     本作はPRAXISの追求してきたジャンルレス・ミュージックを極めた完璧な一枚です

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     2010/02/19

     アメリカのコミック『Heavy Metal』の映画の2作目のサントラ盤
     メタル系、インダストリアル系、ストーナー系…とヘヴィーなメンツが揃うサントラです
     MDFMK、PANTERA、Billy Idol、BAUHAUSの新曲がそれぞれ聴けるのが売りと言えますが、その他にもQUEENS OF THE STONE AGE、MONSTER MAGNET、SYSTEM OF A DOWN、MACHINE HEAD、COAL CHAMBER、ZILCH等、かなり豪華な顔ぶれが揃っていて、『バイオハザード』や『マトリックス』『アンダーワールド』あたりのサントラ盤が好きな方にはオススメです
     日本の音楽ファンにとっては一番注目なのが、X JAPANのHideのZILCHの曲の収録だと思いますが、他の収録曲に比べても遜色ない素晴らしい出来になっています
     上記に挙げた以外のアーティストの曲の出来も悪くないですし、ほぼ全楽曲がダークでヘヴィーな割に意外と聴きやすいサントラ盤だと思います

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     2010/02/13

    PRIMUSのレス・クレイプール、PHISHのトレイ・アナスタシオ、THE POLICEのスチュワート・コープランドによるスーパー・バンド(?)、"OYSTERHEAD"が2001年に発表した唯一の作品です
     三人の個性を充分に発揮したインプロヴィゼーションをベースにしながらも、洗練されたタイトな印象のあるミクスチャー・ロックです
     全くタイプの違ったバンドにいるとは思えないほど、三者のどのバンドにもない"OYTERHEDAD"としての音を築きあげてるいる点は見事だと思います
     レスとトレイがフロントマンを対等に分け合うことで、個性の強い両者の持ち味が相殺しあうことなく上手く引き出されていますし、スチュワートもバンドの支柱としての役割を果たしています
     PRIMUSとは似て非なる、かっこいいミクスチャー・ロックなんで、PRIMUSファン以外の方もハマれると思います

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     2010/02/12

    09年に発表されたオマーのプロジェクト"EL GRUPO NUEVO DE Omar Rodrigues Lopez"名義の作品で、本家MARS VOLTAが同年に発表した『八面体』のオーガニックな音に不満がある方にオススメです
     セドリック、ホアン・アルデレッテも参加していて、アルバム全体の音もゴリアテ以前のMARS VOLTAを感じさせますが、なんといっても聴きどころは、HELLAのザック・ヒルのドラムだと思います
     ザックの手数の多い怒涛のアグレッシヴなドラムは、ジョン・セオドアやトーマス・プレジェン以上に攻撃的で、強力な磁場を作り上げています
     ザックの強力なドラムに負けじと、オマーのギターもホアンのベースもアグレッシヴになり、MARS VOLTAの作品と比べても遜色ない濃度の高い世界観を作り上げることに成功しています
     全11曲36分というコンパクトな作りにもかかわらず、詰まっている音楽量がハンパじゃないところが、オマーらしいところです

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     2010/02/12

    BUCKETHEADの99年発表の作品で、レス・クレイプール、ブライアン"Brain"マンティア、ブーツィ・コリンズ等、クセの強いゲストを迎えた作品ですが、ヘヴィーなギターを生かした楽曲が多いゆえ、ファンには楽しめるはずです
     同じロボット作品(?)でもある『Giant Robot』は楽しめるコンセプト・アルバムですが、この作品は豪華な共演陣を迎えながらも、BUCKETHEADの独壇場とも言えると思います
     しかし、レスもブーツィもブレインも自分達が参加している楽曲では、単なるゲストに甘んじない個性を発揮しています
     『The Ballad Of Buckethead』(M-3)は、ほとんどPRIMUSと言える曲ですし、『Sow Thistle』(M-4)はブーツィのとぼけたヴォーカルが魅力のミクスチャー・ナンバーで聴き応えあります

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     2010/02/07

    THE ENTRANCE BANDは、Guy Blakeslee(Vo、g)、Derek James(Dr)、そして、"a perfect Circle"や"ZWAN"でプレイしてきた女性ベーシスト、Paz Lenchantinによるトリオ・バンドです
     昨年発売の本作は2003年のデビュー作から数えて4作目
     バンドの音は、サイケデリックやストーナー・ロック色の濃い、ダウナーなブルース・ロックと言えると思います
     有名バンドに在籍してきたパズに比べて、他の二人のキャリアはほとんど知られてないのですが、フロントマンのガイのヴォーカルとギターはバンドの大きな魅力で、あのジャック・ホワイトを思わせる資質の持ち主です
     このバンドは色々なアーティストのオープニング・アクトで鍛えてきただけに、持ち味のジャム・バンドとしての凄みが本作でも発揮されています
     YouTubeでライヴ映像を観ていただければ、彼らのライヴ・バンドとしての素晴らしさが理解出来ると思います

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     2010/01/22

    QUEENS OF THE STONE AGEの00年発表の2nd(メジャー・デビュー作)で、3rdアルバム『Songs For The Deaf』と並ぶ、誉れ高き名盤です
     ロックン・ロール、ストーナー、ポップ、サイケ等、あらゆる音楽を雑多に飲み込んだ、危険な香りのする楽曲はどれも質が高くて中毒性が高く、ジョシュの才能の非凡さを感じさせられる完璧な作品です
     本作から参加した、ベーシストのニックも持ち味を存分に発揮し、『Autopilot』のような屈指の名曲を披露
     同じく本作から参加のマークも『In The Fade』で名唱を聴かせ、両者ともにQOTSAに大きな貢献をしています
     盟友クリス・ゴスが、制約無用の多彩な音楽嗜好を持つジョシュの才能を引き出しているのも忘れてはいけません
     日本盤もボーナス・トラックが付いていますが、レア曲が3曲聴ける『Feel Good Hit Of Summer』のCDシングルと同内容のボーナスCDが付いているUK盤が激オススメです

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     2010/01/22

    元QUEENS OF THE STONE AGEのベーシスト、ニック・オリヴェリのソロ・アルバムです
     全曲、アコースティック・ギターで弾き語りのアンプラグド・アルバムですが、弦が切れんばかりの力強いストロークでカッティングしながら熱唱しているニックの情熱と男気を感じる好盤です
     ちまちまと静かに弾き語りせず、熱いロック魂を感じさせるところが、ニックらしいところ
     彼がリスペクトしているMISFITS、過去〜現在と彼がプレイしてきた、QUEENS OF THE STONE AGE、THE DWARVES、KYUSS、Moistboyz等のカヴァー曲が大半を占めていますが、取り上げられている楽曲の質も高く、ニックの総括的な音楽キャリアの集大成と言える作品になっています
     惜しむらくは、ニック自身が書いている楽曲が今ひとつ弱いところですが、Misfitsの『Hybrid Moments』、THE DWARVESの『Dairy Queen』、QOTSAの『I'm Gonna Leave You』あたりは、ニックを知らない方でも惹きつける魅力があります

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     2010/01/19

    元SCREAMING TREES/QUEENS OF THE STONE AGEのマーク・ラネガンと、元AFGHAN WHIGS/TWILIGHT SINGERSのグレッグ・デュリによるコンビの、2008年発表のデビュー作です
     持ち寄った曲、リード・ヴォーカルを取った曲、どちらも半々に対等の立場でやっていますが、お互いの持ち味が充分に発揮された傑作に仕上がっていると思います
     音としてはマークのソロや、グレッグのTWILIGHT SINGERSに近いと思います
     バンド・サウンドをベースにしながらも、ブルース、カントリー、ソウル等、お互いの多彩な音楽ルーツが感じられ、二人の持ち寄った楽曲の質はどれも高いです
     メロトロン、ストリングス、ラップスティール・ギター等の導入は、より二人の世界観に彩りを与え、マークとグレッグのタイプの違うヴォーカルの絡みも官能的で深い味わいがあります
     お互いにグランジを通過してはいるものの、常に成熟した魅力のヴォーカルを聴かせてきた二人だけに、本作はその二人の持ち味をお互いに充分、発揮した魅力的な作品になっていると言えると思います

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     2010/01/17

    1990年にサブポップ・レーベルからリリースされた、マークのソロ・アルバムです
     ジャック・エンディーノやマイク・ジョンソン等がバックを務めるものの全編アコースティックな楽曲で、SCREAMING TREESとは違ったリラックスしたマークのヴォーカルも、もちろん素晴らしい出来です
     特筆すべきは、あのカート・コバーン(NIRVANA)が2曲(M-5、M-11)で参加していること(ちなみに同じNIRVANAのクリス・ノヴォゼリックもM-11で参加)
     NIRVANAも自らアンプラグドで演奏した、レッドベリーの『Where Did You Sleep Last Night』は最高の出来です

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     2010/01/16

     TURBONEGROはノルウェーを代表するカルト・バンドなわけですが、彼らのトリビュート盤『Alpha Motherfuckers』に、QUEENS OF THE STONE AGE、HIM、DWARVES等、様々なアーティストが参加しているほどの影響力を持っています
     パンク、ハード・ロック、ハードコア、グラム・ロックのエキスが盛り込まれていますが、やはり印象に残るのは、シンガロング・コーラスが印象的なキャッチーな面だと思います
     しかし、それが単純に嫌みにならない、音作り、演奏のセンスは非凡で、どの曲もかっこいい仕上がりに出来るあたりは見事だと思います
     ジョー・バレーシがミックスを担当したのも功を奏したと思いますが、アルバム全体の完成度も高いです
     QOTSAやHIMのメンバーがリスペクトするのも納得の一枚です

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     2010/01/16

    ブレイクするきっかけになった前々作『Comalies』では欧州特有の一歩間違えば大仰になりかねないドラマチックな世界観のアルバムを築き上げ、前作『Karmacode』では、中近東風のメロディーを取り入れた、大胆なインダストリアル・ゴスでしたが、今回の新作は、ドン・ギルモアを起用することで、LINKIN PARKあたりに近いアメリカ・マーケットを意識した音作りになっています
     ギルモアを起用することで、バンドの音の完成度は高くなりましたが、それがかえって、LINKIN PARKやEVANESCENCEと常に比較されてしまう彼らにとって良いのか疑問に感じます
     決してどこも欠点の見当たらない作品ではあるのですが、音的な冒険が希薄なため、刺激には欠けると思います
     そろそろ、このバンドもゴス・メタルの枠を超えた新しいフェイズへの突入が求められる時期に来ているのだと思います…

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