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トップ > My ページ > 青のサボイア さんのレビュー一覧
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検索結果:161件中76件から90件まで表示
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0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2021/07/10
アトランティック期の全曲が網羅されている非常に嬉しいコンプリートボックスセット。さらに嬉しいのはここでしか聴けない未発表楽曲が6曲も収録されていることである。しかしながら収録曲順は必ずしも時系列(オリジナルアルバム順)というわけではないので、個々のアルバムとしての完成度は失われている。このボックスは個々のアルバムとは異なる新しい作品と捉える必要があるかも知れない。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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オーネット・コールマンの初期からフリー旋風を巻き起こした「ジャズ来るべきもの」とそれに続く同じ音楽性のアルバム、そして金字塔である名盤「フリージャズ」まで網羅したセット内容はオーネットミュージックを手っ取り早く知るのにもってこいの内容だと思う、フリージャズを境に初期クインテットは解散し次のステージへ入るが、難解度が増す傾向にあるので、これからオーネットを聴こうという人にはまずはここから聴くのをすすめたい。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2021/07/09
世紀の名盤であることは明白なので内容は他に任せるこたにして、個人的な体験談から、この左右ステレオに別れたダブルカルテットの聴き方を示してみたい。まず、ソロは必ず左右どちらかが取るのでソレを聴く。次に右だけ、左だけと片方に集中して聴く。そして最後に左右両方に意識を分散し、左右のそれぞれのプレイの対比ややりとりを聴く。このようにすれば一見沢山の音の洪水に聞こえるこのアルバムも楽しめるようになると思う。CDにはボーナストラックとしてオリジナルLPには収録されなかったファーストテイクが入っている場合があるので要チェックである。
世紀の名盤であることは明白なので内容は他に任せるこたにして、個人的な体験談から、この左右ステレオに別れたダブルカルテットの聴き方を示してみたい。まず、ソロは必ず左右どちらかが取るのでソレを聴く。次に右だけ、左だけと片方に集中して聴く。そして最後に左右両方に意識を分散し、左右のそれぞれのプレイの対比ややりとりを聴く。このようにすれば一見沢山の音の洪水に聞こえるこのアルバムも楽しめるようになると思う。
本アルバムは世紀の名盤「ジャズ来るべきもの」の次に発表されたアルバムでパーソネルは前作と同じである。音楽性は前作の延長線上にあるがこちらの作品の方が軽妙なトラックが多い気がする。それにしてもタイトルが「世紀の転換」である。大きく出たものだが、当時としてはそれほど斬新な音楽性だったのだろう。しかしながら、いまの耳からすると普通のジャズに聞こえるのだから不思議なものだ。なお、この盤はコンプリートと銘打っているが、二曲は同じセッションのアウトテイクなので良いとして、他はポール・ブレイバンドでのこのアルバム時点より古いライブ録音で、あまり繋がりは感じられない。
本作からドラムスが前任のビリー・ビギンズから交代してエド・ブラックウェルになっている。その効果もあるのか以前までの作品に比べて音のバリエーションが多くなり楽しげな雰囲気が増したような気がする。このアルバムで白眉なのは、チャーリー・ヘイデンの鬼気迫るベースプレイだと思う。個人的にヘイデンは大好きでオーネットのアルバム以外のプレイも多く聴いているが、ある意味ここでのプレイは彼のベストプレイの一つと言える気がする。
本アルバムは世紀の名盤「ジャズ来るべきもの」の次に発表されたアルバムでパーソネルは前作と同じである。音楽性は前作の延長線上にあるがこちらの作品の方が軽妙なトラックが多い気がする。それにしてもタイトルが「世紀の転換」である。大きく出たものだが、当時としてはそれほど斬新な音楽性だったのだろう。しかしながら、いまの耳からすると普通のジャズに聞こえるのだから不思議なものだ。後の混沌としたメチャクチャなフリージャズを聴いてフリー嫌いになった人にもオススメできる。
本アルバムは世紀の名盤「ジャズ来るべきもの」の次に発表されたアルバムでパーソネルは前作と同じである。音楽性は前作の延長線上にあるがこちらの作品の方が軽妙なトラックが多い気がする。それにしてもタイトルが「世紀の転換」である。大きく出たものだが、当時としてはそれほど斬新な音楽性だったのだろう。しかしながら、いまの耳からすると普通のジャズに聞こえるのだから不思議なものだ。これはもしかすると彼らの音楽性がもはや我々の普段接する音楽の中に浸透しているということなのかも知れない。
本アルバムは世紀の名盤「ジャズ来るべきもの」の次に発表されたアルバムでパーソネルは前作と同じである。音楽性は前作の延長線上にあるがこちらの作品の方が軽妙なトラックが多い気がする。それにしてもタイトルが「世紀の転換」である。大きく出たものだが、当時としてはそれほど斬新な音楽性だったのだろう。しかしながら、いまの耳からすると普通のジャズに聞こえるのだから不思議なものだ。
1人の方が、このレビューに「共感」しています。 2021/07/09
このライブ録音のVol.1は名盤の誉れ高いが、こちらのVol.2は若干影が薄いように感じる。思うに、Vol.2ではお世辞にも上手いとは言えないヴァイオリンのプレイがフィーチャーされているからではないかと思う。多管におけるバッキングでは効果的なオーネットのヴァイオリンのプレイだが、ソロで聴くには辛いものがある。Vol.1を気に入ったからといって同じくらいの感動が必ずしもVol.2で得られる保証はないことに注目したい。
1人の方が、このレビューに「共感」しています。
ドラムスの前任のビリー・ビギンズからエド・ブラックウェルへ交代した二作目。このクインテットは度々リユニオンし(チェリーが居ないことが多いが)音源も残されている。それほど人気があるし、本人たちも気のあった仲であり、揃うことでケミストリーが起こることを自覚していたのではないかと推察する。本作で白眉なのはジャケットの睨みつけた写真よろしくのチャーリー・ヘイデンのプレイだと思う。オーネットとヘイデンの取り合わせで多くのアルバムを残したが、ここでのヘイデンのプレイは彼のベストプレイの一つと思っている。
モダン・ジャズ・カルテットのジョン・ルイスの目に留まり、彼の推薦によりアトランティック・レーベルにおけるオーネットとしては初のアルバムにして、同時にジャズの聖地であるニューヨークに紹介されて大センセーショナルを巻き起こした本作のバンドであるが、私は彼がこのアルバムを境にしてここまで名を上げた理由は、このアルバムから参加したベースのチャーリー・ヘイデンの力があると思う。オーネットとドン・チェリーの自由奔放なプレイに対応できるベーシストは同時彼以外にありえなかったのではないだろうか。
なぜこの二枚をカップリングしたのだろうか?推測するに、ベースに稀代の天才スコット・ラファロが参加しているからではないだろうか?それ以外この二枚のアルバムの共通項が見いだせない。ちなみにフリージャズにはファーストテイクは無く、代わりにランブリンが収録されている。これもまたどういう選曲だろうと首を捻ってしまう。
ジャズリスナーが口を揃えていうことだが、本作がフリージャズの金字塔であり発売当時としては斬新なものとして旋風を巻き起こしたという証言とは裏腹に、現在の耳で聴けば普通のジャズである。これは後のフリースタイルのジャズが混沌としたメチャクチャなものが多くなったことと比較してのこともあるだろうし、本作のアプローチが現在の巷に溢れる音楽スタイルに浸透したためとも考えられるのではないだろうか?オーネットのアルトはプラスチック製であった(聞くにはお金がなかったから)が、まろやかで美しい独特の響きがある。オーネット自身それを狙ってのことではないだろうか?ちなみにオーネットの使っているっぽいプラスチック製のアルトサックスは街の楽器屋を探してもネットで探しても見当たらないのだが、今も製造しているのだろうか…
ジャズリスナーが口を揃えていうことだが、本作がフリージャズの金字塔であり発売当時としては斬新なものとして旋風を巻き起こしたという証言とは裏腹に、現在の耳で聴けば普通のジャズである。これは後のフリースタイルのジャズが混沌としたメチャクチャなものが多くなったことと比較してのこともあるだろうし、本作のアプローチが現在の巷に溢れる音楽スタイルに浸透したためとも考えられるのではないだろうか?オーネットファミリーのアルバムを追っているとキラーチューン「ロンリーウーマン」のカバーの録音も多く聴けるので、オリジナルと聴き比べるのも一興だと思う。
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