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c.g.ponn さんのレビュー一覧 

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     2011/02/05

    本家アッシュを脱退して久しいマーティン・ターナーが、新たにマーティン・ターナー'ズ・ウィッシュボーン・アッシュとして活動を再開、発表した作品。マーティン以外に歴代のオリジナルメンバーはおらずすべて無名のミュージシャンだが、なぜかジョン・ウェットンとジェフリー・ダウンズがコーラスで参加している。

    内容はアッシュの歴史的名盤「百眼の巨人アーガス」のリメイク。曲順の一部変更、そして何よりトリプルギターを擁する編成によって、名盤に新たな解釈を加えている。本家アッシュはこの作品に憤慨しているそうだが、それはむしろ、このバンドがアッシュの新たな世界を拡げる可能性を秘めていることの裏返しに他ならない。今後の展開が楽しみである。ぜひ新曲で固めたニューアルバム、そして来日を!

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     2011/01/26

    EMI...というか東芝は何年かおきに一発屋コンピ出してますよね。今回はベストヒットUSA...というよりはスマステでおなじみの小林克也さんによる、バブル期から90年代のものに絞った選曲でアラフォー世代を狙い撃ちする趣向。とはいえ、アラフォーって言葉がはやった頃にそう呼ばれていた世代はすでにアラフィフの領域に入りつつあるような...ともかくそんなわけで、この種の企画の常連中の常連であるナックやカジャグーグー(リマール)やキム・カーンズetc.といった面々は曲目に入っていない。なにげにこれは画期的なことなのかも。その一方トリーネ・レインやジュリア・フォーダムが晴れて一発屋の仲間入り。複雑な気分だ....。

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     2011/01/19

    イギリスやヨーロッパのものを中心とした世界中の"駄作"と呼ばれる自動車を叩き台に、イギリス人独特の高慢と偏見、事実を無視したいちゃもんの数々が披露される一冊。これらをジョークとして取れる特殊な感性の持ち主のみに読者は限定されるわけだが、残念ながら題材とされている車の大半について日本の自動車マスコミはまともに報道する努力を放棄してきたため、ジョークがジョークとして機能するに至っていない。その上でこういうペダンティックな言葉のサーカス本ばかりをもてはやすのだから、何をか云わんやである。監訳者の川上完は巻末で"クルマを、ついに文化としての存在にし損なった日本の社会"とコメントしているが、笑止だ。それはあなた方だろう!

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     2010/11/21

    2001年のアルバム「オーラ」に伴うツアーの模様を収めた、結成20周年ライヴ作「AMERICA」の曲順をシャッフルした再発DVD。メンバーはジェフ・ダウンズ(Key)、ジョン・ペイン(Vo,B)、ガスリー・ゴーヴァン(G)、そしてクリス・スレイド(Ds)である。いわゆる"ダウンズ・エイジア"の音楽が一定の完成をみた時期の演奏であり、彼等が80年代のエイジアに引けを取らないバンドだったことを証明する好作品だが、それだけに曲順はいじってほしくなかった。とはいえ、やはりライヴ作を発表したばかりであるオリジナル編成の復活エイジアと観比べるには絶好のリリースと言えるだろう。

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     2010/11/21

    ダウンズ、ジョン・ペイン、ガスリー・ゴーヴァン、クリス・スレイドというラインアップで臨んだ20周年記念ライヴ作「AMERICA」からの抜粋。CDとDVDで発売された「AMERICA」のうち、早々に廃盤となっていたCD版にのみ収録されていた数曲から、本盤には「フー・ウィル・ストップ・ザ・レイン?」が収められているのが嬉しい。ダウンズ/ペイン時代の完成形と言える演奏が聴けるので、エイジアはオリジナルメンバーでないと認めない!という人にこそ、偏見を捨てて聴いてもらいたい一枚だ。

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     2010/10/25

    かつてクラウンから国内盤も発売されていた、レス脱退前夜の武道館ライブ。ただし、国内盤にあった冒頭の観客への注意は収録されていない。このライブから間もなく、同じ場所でチープ・トリックが伝説的なコンサートを行い、時代の主役は入れ替わる。しかし、ローラーズも内容では一歩もひけを取らない。ただ抗えぬ時代の風が、両者へと吹いていただけなのだ。熱くもはかないひとつの時代の終わりが、ここには真空パックで保存されている。

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     2010/10/16

    90年代前半という時代を象徴するかのように各曲いろいろとタイアップが付いてはいるけれど、結局は「赤ずきんチャチャ」に集約されるような気がする聖子さんのキング時代をシングル音源を中心に集大成。長らく廃盤で入手が困難になっていただけに、ファンには嬉しいところだ。特に人気の高い95年作"フォーク ソングス"は、テイク違いのシングル・バージョンを含むものの全曲網羅している。これで"家族のテーブル"が入ってれば完璧だったかな。昼ドラマのテーマだったM5とカップリングM6は曲は同一で歌詞だけが違う。そして「チャチャ」用に録られたSMAPのカバーM17はこれで全長版であり、フルコーラス版は存在しない。

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     2010/08/13

    タイトル曲にちょこっと参加してはいるものの、実質マイケル抜きで作られた89年作。本作の前後に発売されたソロ作を手掛けるマイケル・オマーティアンやベイビーフェイスがプロデューサー陣に名を連ねるほか、自身でも一曲プロデュースするなど事実上ジャーメインのソロ作と思われがちだが、むしろジャクソンズ名義のプロデュースによる後半3曲の軽やかな喉越しこそが本作の真骨頂だろう。それだけに今回の再発については、紙ジャケ云々よりもPVを付けて欲しかった。当時の最先端であるニュージャック・スイング曲"ナッシン"で時代と堂々渡り合う4人の雄姿は、マイケル教の信者にこそ目に焼き付けて欲しかったのに。ともあれ、同時期にリリースされたクインシーの「バック・オン・ザ・ブロック」やEW&Fの「ヘリテッジ」共々、80年代を総轄するブラコン三大噺として末長く御愛聴のほどを…。

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     2010/05/11

    彼等の魅力は先のレビュアーさんが存分に語ってくれた通り。(よい意味で)必ずしもGS=ロックではないことを証明する名バンド。でもただのムード歌謡になっていないのは、ベースの確かな存在感故か。

    というわけで曲自体には何の文句もないのだが、値段が値段とはいえやはり10曲では喰い足りない。アルバム曲「銀色の浜辺」収録は嬉しいものの、8曲入りの特販CDとの差異を見い出し辛いのだ。他のバンドのようにもっと充実したベスト盤が他にあればいいのだが。以前あった「コンプリート・シングルズ&モア」のシングル集だけ抜き出して再発して欲しい。キャニオン時代や80年代の再結成シングルも含めて、ね。

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     2010/05/03

    所謂ヴィジュアル系と呼ばれるバンドが持つ要素を、1960年代にしてすでに確立していた時代の先駆者オックス。郷ひろみなどの70年代アイドルにも強烈な示唆を残した、戦後芸能史上極めて重要なバンドである。

    ただ、この89年編纂のベスト盤はシングルA面こそ網羅しているものの"オックス・クライ"などの重要曲を欠いており、何よりGSの真の姿であるライヴ音源が収録されていないという弱点を抱えている。「失神ライヴ」という言葉がいやでもついて回るバンドなのに、だ。なぜライヴ盤の音源を含む2枚組の方を定番商品にしてくれなかったのだろうか?

    こうなると歌ものとして聴くしかなくなるのだが、そうするとやはり野口ヒデトの歌手としての非凡さが耳に残る。恐らくオックスに入っていなかったとしても、何がしかの形で世に出ていただろう。逆にオックスにヒデトがいなかったとしたら?そんな歴史上のifを、つい考えてしまうのである。

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     2010/02/28

    ロード・サッチというと、どうしてもかつての子分たちの成功に便乗した2枚のアルバムばかりが注目されてしまうが、その活動の全貌を知るには91年に製作された本作が決定版と言える。件のアルバムよりも前に発売されてきたシングルの数々をまとめて聴くことができるからだ。どの曲にもおどろおどろしい効果音と断末魔の叫びとともに始まるズンドコ・ロックンロールという様式美が貫かれ…要するに、行けども行けども同じ曲ばかりなのである。だが、ここから色物の要素を取り去るとそこには、確かにリッチーの原点がある。そして虚々実々のキャリア(今でも彼が本物の貴族だと信じている人は多いようだ)と豊富なアイデア(60年代の初頭の時点で今で言うPVを製作、専用のジュークボックスで公開していた)と行動力で、ブリティッシュ・ロックの草創期を開拓した功績は真面目に評価されるべき。ロード・サッチは確かに色物だ。しかし同時に真のパイオニアであり、英国民にとって裏クリフ・リチャードと言うべき永遠のスターなのである。さぁ、今宵も恐怖の切り裂き殺人鬼の徘徊に恐れ、怯え、おののくがいいっ!!

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     2010/01/26

    (Curb 78824の解説)1999年にイギリスのみで発売された再録音ベスト"Reunion:Very Best of Osmonds"より、初期のポップなナンバーを抜粋した廉価編集盤。アラン、ウェイン、メリル、ジェイの4人による録音であり、ダニーは参加していない。"ワン・バッド・アップル"でのダニーのパートは、バック・コーラス……この場合はマイク・カーブ・コングリゲーションと言うべきか……が担当している。M8、M9は録音時に書き下ろされた新曲のようで、数々のアーティストに楽曲を提供しているマーク・スパイロの名前も見ることができる。

    カーブ・レコードからは以前オリジナル音源のも出ていたはずなのだが、発売権が切れてしまったのか"ザ・プラン"を除いてカタログから消えてしまっている。幸い音源の管理はしっかりしているようで、他のアーティストのように権利が又貸しされ、あやしげな再録CDがあちこちの廉価レーベルから無秩序に出まくるような状況にはなっていない。

    本盤は再録ものと解った上で買うものである。かつての思い出に浸りたい向きは、他社から出ているものをゲットするのが賢明だろう。

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     2010/01/15

    政治家としての顔も持つアメリカ音楽界の実力者、マイク・カーブ率いるコーラス・グループのベスト盤。同じベスト盤でも以前日本盤が出ていた「Greatest Hits」とは違い、少なくとも90年代以降に録られた新録音盤なのがミソ。ルパン三世の元ネタと言える映画、「戦略大作戦」の主題曲「Burning Bridges」や、ディズニーの定番曲である「It's A Small World(小さな世界)」といった彼らの代表曲に、映画「シティ・スリッカーズ」のテーマ、果てはレーガン大統領の選挙キャンペーン・ソングまでがデジタル録音で蘇っている。とはいえ、目立つのはやはり「America the Beautiful」、「God Bless America」、「天使のハンマー」、「The Battle Hymn of Republic(リパブリック賛歌(友だち賛歌))」といった愛国/宗教曲の数々。アメリカの保守的な空気に浸ってみたい向きには絶好の一枚であろう。

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     2010/01/13

    コリン・ブランストーンをはじめとするオリジナルメンバーによって制作された再結成アルバム。時代を感じる音作りではあるものの、繊細な作風は昔と変わらない。

    ただ、この再結成にはゾンビーズの名を騙る偽者に対する裁判の材料としての目的もあった。そのせいか、このアルバムには1990年にアナログで発表された「Return of the Zombies」と、翌年CDで発表され日本盤も出た拡充盤「New World」の二つの形態がある。本盤はそのうちの前者の形で出ている、恐らく唯一のCDである。

    「New World」に比べて本盤は収録曲が2曲少なく、曲順も違う。そして、「ふたりのシーズン」のリメイクは「New World」に収録されたものとは全く別のアレンジになっている。しかも、「New World」版「ふたりのシーズン」に参加しているロッド・アージェントの名前はない。恐らく、本盤を持って裁判に挑んだものの結果が芳しくなかったので、ロッドを加えてリメイクをやり直したのではないだろうか。

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     2010/01/12

    (カタログ番号0203235EREのレビュー)

    2009年、米ウォルマートを通じて発売されたフォリナーの新作「Can't slow down」。大好評に応えて、無事EU圏での発売が決定した。本作はそれに先駆けて発売されるミニ・アルバム。恐らくその正体は、EPK(エレクトリック・プレスキット)と呼ばれる業界内やマスコミ関係者へ配られる資料であり、最近では市販盤にも初回プレス限定のボーナス特典として付いてくることが多いが、今回はそれをそのまま販売するものと思われる。内容は本編を構成する三枚のディスク…新作、旧曲のリミックス(もとはコンピューターゲーム「Guiter Hero」に提供するために制作されたもの)、そして最新のライヴ映像から2?3曲づつがピックアップされ、加えてメンバーの最新インタビュー映像が収められる模様。文字通りお試し用に買う向きもあるだろうが、基本的にはコレクター向けだろう。さて、こうなると日本盤の発売が気になるが……同様の形態で出たキッスの新作を巡る状況を見る限りでは……。

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