please enable JavaScript on this site.
Guest
Platinum Stage
Gold Stage
Bronze Stage
Regular Stage
Buy Books, CDs, DVDs, Blu-ray and Goods at HMV&BOOKS online
Advanced Search
TOP > My page > Review List of musicbook
Showing 1 - 10 of 10 items
%%header%%
%%message%%
0 people agree with this review 2012/01/23
とにかくかっこいい。そして最後にじわっとあったかい。この二つがあればもう何も要りません。
0 people agree with this review
Agree with this review
0 people agree with this review 2012/01/22
また良い本に出会った。吉田修一の描く登場人物の言葉には、なんでこんなに力があって心を動かされるんだろう。日常の中で思うなんでもないこととか、すごくリアルで共感できたり、見方の違う表現とかに気付けば引き寄せられてる。 不器用で、心の中では嫌なことを思ってたりもするのに人とうまく付き合うことも難なくできる。でも、本当のところでは、もっともっと深いところでは誰かを必要としていて大切な人をすごく本気で想っていたりして。そういうところがきっと、人間に近いというか、生身の人のようでしっくり来る。いろいろ考えて考えて、自分が何をどうすればいいのかっていう不安とか、誰が何を思ってそうしているのかっていうことに身動き取れなくなったりもするけど、でも結局人を想うことは、誰かを好きになる気持ちだけは理由なんていらなくて、もっとシンプルなことなんだって分かる。
吉田修一ではちょっと珍しい(?)長編ラブストーリー。東京湾を挟んで、対岸に位置するお台場と品川埠頭で働く男女のリアルで切ないラブストーリー。心で繋がる恋愛っていうものを信じてない二人が最後に気付くもの。それぞれの心がすごくリアルに描かれてて共感できるところもあれば、そう思うんだってびっくりする部分もあったり。でもとにかく読み終わった感想は、良かったっていう一言に尽きる。
やっぱり吉田修一の本はリアルな感じがする。もどかしさとか、人の持ってる黒い部分とかがはっきり、ぼんやりと描かれてる。Waterは今までにはない感じで、フレッシュで青春ていう感じが良かった。
共同生活をする5人の男女。一緒に生活してるけど、お互いのことを全部知ってるわけでも理解してるわけでもない。うわべだけの付き合いってわけでもないけど、みんな微妙な距離感で暮らしてる。人間の感情はそう簡単には分からない。 何とも言えない気持ちにさせられるけど、どんどん読み進めてしまう巧さがある。できたらもっと人と繋がって、分かり合って生きていたい。
ヤクザの家で育った男の子の話。熱っぽくて賑やか。時間が経つにつれて薄暗くて寂しい感じがしてくる。心の中で何かが爆発しそうで、でもぎりぎりのところでこらえてたりするのかな。最後まで何一つはっきりしない感じがして、そこがまた味わい深い。
恋愛、人間模様。描写がやっぱりリアル。ただ、全部を理解できるわけじゃないところが面白い。暴力的な心が表現されてる気がする。人はキレイなものばっかり持ってるわけじゃない。
スパイラルビルの設計士と鉄筋工の心理。いつもぎりぎりのところで生きてる感じがする。スパイラルビルのねじれて不安定なところがこの二人にもある。なんだか心がちょっとひりひりしてくる。
いろんな人がいて、いろんな恋愛の形がある。何でもないような出来事だからこそ思い出すことがある。そんな本。
空にまつわる短編集。何でもないような話の中にある、なぜか心にぐっと来る言葉がすごく良い。じわっとあたたかくなるような、そんな短編。最後にあるエッセイを読むと、実際にその国に行ってみたい!と思わされます◎
Back to Top