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　2021/03/10

一つの到達点といえるような激烈な進化を遂げた92年のアルバム。最初から最後まで今までの作品にはない重厚感と攻撃性に満ちたこのアルバムは、今聴いても古さを感じさせない迫力がある。『PRAY FOR THE DEAD』『SLAUGHTER HOUSE』『BLACK WIDOW』のダークなヘヴィさに圧倒される一方、『WAKING THE DEAD』や『LOVE KILLS』にはヘヴィネスの中に往年の雰囲気もしっかり感じられる。（特にLOVE KILLSはMASAKIのボーカルが光るヘヴィバラードの傑作）そしてスピード感あふれる『RACING THE WIND』は個人的には本作のハイライトであり、『CRAZY DOCTOR』『S.D.I』『SOLDIER OF FORTUNE』等の名曲と並ぶナンバーだと思う。

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　2021/03/06

RAINBOWについては完全に後追い世代ですが、1stから本作まで一通り聴いておりどの作品も素晴らしいと思います。その上で、自分の中では本作がベスト。#4、#8、#10のハードなロックンロールも最高だが、#2、#6、#7の哀愁のメロディも胸を打つ。ロックとポップ、ハードとメロディアスが高レベルで融合した作品です。

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　2021/03/06

これはかなり良いです。音楽性はオルタナティブメタル・ヘヴィロックだが、どの曲もそれぞれの顔があり、そして全ての曲に耳を引くメロディがあり最後まで聴かせてくれる。強力なリズムの#1、メロディアスなヘヴィバラード#5、#8、エモ風の#6、#7とバラエティに富んでいる。#10の展開は個人的にはプログレメタルにも通じる印象があった。

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　2021/03/03

全編にわたりアコースティックギターやピアノの旋律が印象に残る、穏やかで爽やかで暖かみに満ちたアルバム。全13曲中インスト曲は4曲のみでどれも1〜2分台と短く、他は全てボーカル曲である為、ギタリストのアルバムというよりもAOR系アーティストのアルバムに近い雰囲気があるが、リラックスできるような良いメロディを堪能できる。

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　2021/03/01

92年のセカンドアルバム。TOTAL CONTROLと並ぶ傑作アルバムであるが、メロディアスという点では前作の北欧抒情性はやや後退し、グレン・ヒューズのボーカルもあって、より正統派ハードロック寄りのメロディを取り入れた印象がある。ストレートな楽曲が並ぶ中、ジョーイ・テンペストとのコラボで知られる“WE WILL BE STRONG”もポップでありながら浮いていない。盟友との再会を喜ぶかのようなポジティブな雰囲気に満ちた名曲です。

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　2021/02/28

メタルクイーンとして知られるドロ・ペッシュのLIVEアルバム。ドロの音源を聴くのはこれが初めてであるが、これからオリジナルアルバムもいろいろ聴いてみようと思わせるほど、力強い曲が収められている。ドロのボーカルも迫力満点であり、そのパワーに最後まで圧倒される。ハンズィ・キアシュ、ウド・ダークシュナイダーら有名シンガーとの共演も大きな聴きどころ。パワフルな女性ボーカルが聴きたい方はぜひ！

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　2021/02/28

EUROPEのギタリスト、ジョン・ノーラムの1stアルバム。北欧抒情メロディあふれるハードロックという音楽性は80年代のEUROPEと共通しているが、当時のEUROPEとは異なる路線の北欧メタルが展開されている。ノーラム版FINAL COUNTDOWNともいえる“LOVE IS MEANT TO LAST FOREVER”、メロディアスハードの傑作“ETERNAL FLAME”、力強くポジティブな“WE’LL DO WHAT IT TAKES TOGETHER”など聴きどころ満載。今回のリマスター版にはLIVE IN STOCKHOLMの5曲も収録されている。