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Review List of Upack 

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  • 4 people agree with this review
     2012/12/10

    55年という録音年代を考えれば音質も良いし、演奏内容もすばらしいと思います。『神々の黄昏』に関しては、バイロイトの51年、全曲盤で56年〜58年が出揃った現在、このバイエルン盤の存在意義を指摘する方もいるようですが、バイロイトの特殊なオーケストラピットを考えれば、むしろこっちの方が演奏を自然な響きで再現しているのではないでしょうか?若き二ルソンのブリュンヒルデはファンにとっては貴重な記録ですし、クナと二ルソンの共演による「ブリュンヒルデの自己犠牲」はこのバイエルン盤でしか聴けないのでは?

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     2012/12/03

    さすがに音は悪いですね。特に第1幕(CD1、CD2)は音飛びや急な音圧の低下が気になります。しかし第2幕(CD3)第3幕(CD4)になると音の悪さよりもクナの壮大なスケールの演奏に完全に引き込まれてしまいます。くぐもった音の向こうから鳴り響いてくる演奏の素晴らしいこと。とにかく重低音がすごい!特に「聖金曜日の奇蹟」の音楽では清澄さと重厚さ(この二つが矛盾しないのです)に圧倒されます。実質上の主役であるグルネマンツのグラインドルをはじめとして歌手陣も立派です。

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  • 5 people agree with this review
     2012/11/06

    録音は良いです。楽器の細かいところまで聴き取れますし、歌詞も単語の一つ一つまで聴き取れるほど明瞭なのですが、演奏は全然盛り上がりません。まるで水墨画のようなリングですね。価格的魅力から☆1個プラスです。

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     2012/05/08

    本当にすばらしい音質です。楽音だけでなく、歌手たちが舞台上を歩き回る足音、劇場内のざわめき、観客の咳までもがリアルに聞こえますね。
    クナの56年リングを最初に聴いたのは20年以上前。当時キングレコードから出ていた国内盤(セブンシーズ)でした。CD15枚組みで34,500円という高額なセットでしたが、音質はかなり悪く、まともに鑑賞に耐えられるのは『ワルキューレ』と『神々の黄昏』だけ。『ジークフリート』は我慢すれば何とか聴ける程度。『ラインの黄金』にいたっては、商品として発売できるレベルには遠くおよばない劣悪な音質でした。オルフェオ盤がいくらバイエルン放送協会の正規録音だといっても、ここまで音質が良いとは正直思ってもみませんでした。当時からすれば隔世の感があります。

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     2011/04/16

    そうだったんですか!ピッチが狂っていたんですね。それで納得できました。なんか変だったんですよね。どこがどう変だか自分でも解らなかったんですが、でもなんか違和感があつてもやもやした感じが拭えませんでしたが、これでやっとすっきりしました。
    でも、演奏後の拍手と歓声のすごさは壮絶。この前年にフルトヴェングラーが亡くなり、今や最後の巨匠となったワルターに対するウィーンの聴衆の熱い思いが伝わってくるようです。

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  • 1 people agree with this review
     2011/03/26

     クラシッツクの分野で、チェロがメインで活躍する曲のほとんどがこのBOXセットに収録されている。しかも大部分がステレオ録音でこの価格!唯一ベートーベンの「トリプルコンチェルト」が入っていないのが残念だが、無いものねだりというものだろう。
     トルトゥリエの演奏は華やかさとは無縁の質実剛健といった印象を持っていましたが、シューマンの「チェロ協奏曲」など、これまでずっと聴いてきたアーベントロート指揮ライプツィヒ放送SOに比べるとずっと流麗な演奏で、チェリストとしての年輪を感じさせるものでした。
     まだ全部のCDを聴きとおしてはいませんが、来日時の録音も含まれていますし、今から1枚1枚楽しみに聴いていこうと思っています。

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