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0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2013/05/03
イギリス人の父とフィリピン人の母から生まれた彼女、アングロ·フィリピン人などどいうカテゴリーがあるか否かは分からないが、歌のスタイルから、単なるアングロサクソン系の歌手ではないことは理解できる。恐らく3作目となる本CDには、グルーヴィーなベニー·ゴルソンの古典である”Whisper not”、彼女がアレンジしている感動的な ”Stranger in the Shore”、”You must believe in Spring”、ボサノバ風の”Star eyes”, などがあり、中々の秀逸である。
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4作目の本CDは、スタンダード、ジャズクラシックに自作曲というバアエティーに富んだ選曲となっている。彼女の歌は中々のものとは思うが、このCDはGeoffrey Keezerのピアノ伴奏とフレディー・ハバード的なトランぺッターの好演がなければ魅力を欠いていたかもしれない。ジャズ的なアルバムである。
イギリスの有名ジャズ・シンガー、クレオ・レーンの娘ということで注目して聞いていたが、母親同様、歌い方があまり好きになれない。ただし、このCDは過去の3枚のCDに比べれば出来は良いと思う。
選曲は有名スタンダードばかりだが、アレンジがユニークで、歌い方も即興的要素があるためか、飽きることはないと言える。声も中々よい。
中々魅力的な声である。選曲は、スタンダードやジャズクラシックが中心で聞きやすい。私の好きな”Too Young To Go Steady”も入っている。彼女は、”Introducing Alison”というCDも出しているがこちらも中々いいですよ。
彼女は日本でもCDを発売しているが、これは、彼女の自主制作レーベルからの発売。本作では、ジャズスタンダードをスローテンポで気怠い、官能的な感じで歌う。エラ、サラ似という雰囲気もあるにはある。万人には薦められない。
Tranchinaの歌を最初に聞いたのは、彼女の2枚目のCD ”A Song of Love’s Color (2010)” です。それを聞いた後、彼女のデビュー作である本作を入手しました。彼女のレパートリーは、ポピュラー、ブルースからサンバ、ラテンまで幅広いので、彼女がドイツ出身と知るまで、てっきり中南米出身とばかり思っていました。そう思って聞いてみると、声はそこそこ美しく、スイングしているようでも、真面目さが漂います。Sheila JordanやMark Murphyらとも親交があるようですし、勉強家のようですから、万人向きとは言えないと思います。
2012年9月にRebeccaが卵巣がんで逝去したとのニュースがBaltimore Sunに載っていました。54才だったとのこと。彼女は、NY在住ですが、元々はBaltimore出身だったんですね。本作以外に彼女のCDは無いようですから、彼女が無くなった年に発売されたこのCDは、デビュー作であると同時に遺作ということになるのでしょう。選曲は、ガーシュイン、ボブ・ディラン、ミッシェル・ルグランなど、どれも馴染のある曲を魅力的な雰囲気で歌っています。個人的には、スローテンポで歌っているキャロク・キング作曲の”Will You Still Love Me Tomorrow”が気に入っています。ご冥福をお祈りします。
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