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1人の方が、このレビューに「共感」しています。 2008/08/15
チューブスの1stと2ndを1枚のCDに収めた再発盤。チューブスの他作品のレビューで再三に渡って再発が求められている2nd"Young&rich"は、現在このアルバムでのみ完全な形で聴くことができる。 ジャケットは2ndのジャケの白い"地"の部分に1stの裏ジャケ(タイヤチューブと戯れるリ・スタイルズ)を配したもので、それに抵抗がなければたとえすでに1stを持っていて内容の前半がダブっていても買う価値はあるのではないだろうか。スーパートランプの諸作で知られるケン・スコットが手掛けた2ndは前作に比べると豪胆さより繊細さが勝っており、その辺は好みが別れるところだろう。
1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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2人の方が、このレビューに「共感」しています。 2008/08/07
物議を醸した話題作「ミスター・ロボット」に続くツアーの模様を収めたビデオがついにDVD化。冒頭のショート・フィルムをはじめ、当時多くのフォロワーやパロディを生んだ「ロックの禁じられた近未来」というプロットが具現化され、ステージの随所に盛り込まれている。禁ロックの独裁者をノリノリで演じる、生来のHR野郎JYが最高。しかし何より、バンドの絶頂期を締めくくる圧巻のパフォーマンスが聴きものだ。さらにボーナスとして歴代のPVを一挙収録、A&M時代の映像はこれ一枚でOKという、文字通りの決定版となっている。DOMO ARIGATO!!日本盤出してね。
2人の方が、このレビューに「共感」しています。
2人の方が、このレビューに「共感」しています。 2008/07/09
チューブスのA&M時代を総括した二枚組ベストの再発盤。以前リリースされた時は、その頃CDが入手困難になっていた「リモート・コントロール」が、ディスク2にまるごと収録されたことがファンの話題を呼んだ。確かに「リモート・コントロール」はいいアルバムだが、後のキャピトル時代の作品共々、彼等本来のカラーを反映させた作品とは言えない。やはり大物プロデューサーに依存するようになる前の初期3作&ライヴをまとめて聴けるのが魅力だ。 しかしA&M=米ユニバーサルというと二枚組ベスト"Gold"シリーズを展開中で、かつて個々のタイトルで出ていたスティクス、エイジア、スーパートランプ等の二枚組も同じ内容のまま"Gold"シリーズに移行している。そんな中なぜか本作だけがこうしてひっそりとインディ・レーベルから再発されるあたり、いかにも彼等らしい。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2008/05/27
2003年にOne way Recordsからリリースされていた、"Fleetwood Mac years & Beyond"の再発盤。タイトル通りウェルチが在籍していた中期フリートウッド・マックのレパートリーをはじめ、大ヒットアルバム「フレンチ・キス」以降のソロ曲、そして書き下ろしの新曲"Like rain"までを収めた最新レコーディング・アルバム。声に少々年齢を感じるものの凝ったギター・ワークはさすがで、特に初期マックの代表曲"Oh Well"は約9分にわたる入魂の出来、天下にボブ・ウェルチ健在を遺憾なくアピールするものだ。お奨め。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2008/05/26
80年にプロモ用のみに制作されたライヴ盤の復刻CD(以前Pilotレーベルから出ていたものの再発)。よくヨーロッパ志向の音楽性と言われる人ではありますが、カラッと明るいノリのステージはやはりアメリカン。いつものマック仲間はもちろんあんな人やこんな人、果てはDTの松ちゃんにサリーちゃんのパパ呼ばわりされたあの人までが乱入してしまう、無節操にゴージャスな一枚となっております。不満はあまり音が良くないことと、確か映像があるはずなので本来ならDVDで出して欲しいってことかな。パリスの曲もやってるよ!
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2008/04/22
エイジアのライヴ・コンピレーション。同じジャケット・アートを使っていることでも分かる通り、母体はダウンズ/ペイン時代の二枚組ライヴ盤"ディファレント・ワールド"なのですが、ウエットン時代の"ライヴ・モスクワ"からも二曲が追加されています。曲目は以下の通り。 1:ヒート・ゴーズ・オン(97年独ブルックサール公演。以下ブと表記) 2:フー・ウィル・ストップ・ザ・レイン?(92年英タウン&カントリー公演。以下タと表記) 3:ピアノソロ:カッティング・イット・ファイン(タorブ) 4:ピアノソロ:ラジオスターの悲劇(タorブ) 5:ヒート・オブ・ザ・モーメント(ブ) 6:永遠の輝き(90年露モスクワ公演。以下モと表記) 7:レイ・ダウン・ユア・アームズ(タ) 8:ヴォイス・オブ・アメリカ(タ) 9:ディファレント・ワールズ(ブ) 10:バック・イン・タウン(ブ) 11:最期の夏(ブ) 12:アリーナ(ブ) 13:時へのロマン(ブ) 14:ソウル・サヴァイヴァー(モ) …収録曲の多さも含め、ブルックサール公演の隠れ名演ぶりが改めて窺える一枚と思うのですが、どんなもんでしょう?
1人の方が、このレビューに「共感」しています。 2008/03/22
所謂"ダウンズ・エイジア"で長年フロントマンを務めてきたシンガーのキャリアを総括したアルバム。本人のHPによるとレコーディング歴は1981年まで遡るらしい。 当然ダウンズ・エイジアの楽曲がメインになるわけだが("オーラ"収録曲が多く思い入れの深さを推察させる。「ロング・ウェイ・フロム・ホーム」はシングル・エディット)、GPSの曲やゲストで参加したルナティカの曲、そして新たに録音されたイーグルズ「呪われた夜」のカヴァーが収録されている。 こうして聴いてみると歌い手としての表現力はもちろん、メランコリックな曲を書く力は相当なものだ。そして、ダウンズと共に15年近くエイジアを存続させてきたのはこの男なのである。いまやエイジアという名前は彼
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2008/03/21
"Extended versions"としてアメリカ盤が先行発売されていた、05年"サイレント・ネイション"ツアーのヘルシンキ公演を収めたライヴ盤。廉価盤として発売された"Extended versions"に対し、こちらはフルプライス。しかし追加曲等はない。ペインの短いコメントが付いているくらいだ。このツアーではディオの前座だったので、もともとこの長さだったのだろう。正直、積極的に選ぶ意義は薄い。 むしろこのリリースの意義は、オリジナルメンバーでの華々しい再結成の影で、ダウンズに去られたジョン・ペイン達「も」エイジアとしての活動を続けて行く、という意思表示にあるのだろう。現に、本作はペインの自主レーベルDEVGELの最初の型番が付いている(実際のリリースは、型
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2008/03/11
(独Falcon UN4292の解説)タイトルがAsiaなのでまぎらわしいのですが、中身は以前「ライヴ・アコースティック」として発売されていたもの。有名なファースト・アルバムのドイツ盤ではありません。1997年、ドイツはブルックサールでのアンプラグド・ライヴです。メンバー構成はジェフ・ダウンズ(鍵盤)/ジョン・ペイン(ヴォーカル/ベース)/アディズ・イブラヒム(ギター)/ボブ・リチャーズ(コンガ)の四人。いわゆるオフィシャル・ブートレグなので音はあまり良くありませんが、地元ミュージシャンとの共演による「サッド・シチュエィション」などに象徴される、いい意味でリラックスした空気の漂う好ライヴとなっています。ペインのヴォーカルに抵抗がなければ、「アリーナ」発
3人の方が、このレビューに「共感」しています。 2008/03/05
ペイン/ダウンズ体制での最後のツアーからヘルシンキ公演を収録したライヴ盤"Scandinavia"を母体に、大幅に先行して発売された廉価盤。キャリアも技術も十分なメンバーが揃っているだけに、安心して聴ける。面白いことに、最新作からの3曲以外はすべてファースト・アルバムから選曲されており、ダウンズはすでにオリジナル・メンバーでの再結成に気持ちが移っていたことを想像させる。 改めてこうして聴いてみると、すごくいい曲を書くのだけれど声質からどうしても印象が重くなりがちなペインを、ダウンズのポップ・センスが支えるという構図はやはり素晴らしかった。だからこそウエットン脱退後十数年もエイジアは存続できたのだ。それが"Long way from home"には端的に表れている。ダウンズに代わって新たに加入したエリク・ノーランダーが、今後ペインとどのような関係を築いていくのか見守りたい。そして、それがここに収められた音楽と同様に「エイジア」であり続けてくれることを願う。
3人の方が、このレビューに「共感」しています。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2008/03/03
関係者やファンのアンケートをもとに編まれた、シングル・コレクション。このアルバムをもって解散となった。爆風のベストは本作を含めていくつか出ているけど、イマイチ決定版と言えるものがない。しかもシングルのみの曲が結構ある。せめて、全てのシングルA/B面曲が入ったCDが出ないかと思う。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2008/02/20
横山まさみちの大ヒット劇画をアニメ化した「やる気まんまん」シリーズ3作の続編として、制作会社のナック(ドン・チャック物語、まんが水戸黄門などの作品で知られる)が独自に発案・製作したアニメ。以前同タイトルで廉価発売されたDVDは中身が「やる気?」の第3作だった(!)ため、今回が初のDVD化となります。 オリジナル作品のため横山先生の原作とは細かい設定の違いはあるものの、万太郎君と相棒オットセイ君(緒方賢一氏がはまり役!!)の大活躍は変わりません。コミカルに動き回るオットセイを見る限り、このアニメ化は大正解。ナック作品では準レギュラー?な大泉滉氏もAV監督役でいい味出してます。一方今回の舞台となる株式業界の描写も、同社が以前アニメ化を手
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2008/02/06
以前から一分の好事家の間でネタアニメとして知られ、TV「トリビアの泉」でも取り上げられて話題を呼んだアニメ版「水戸黄門」。とはいえ、自分のようにリアルタイムで作品を見ていた世代の人間にとっては、そんな扱いにどうにもやり切れない不自然さを感じる。少なくとも私にとって本作や「まんが猿飛佐助」は、「一休さん」の流れを汲む時代ものアニメとして、少なくとも「ガンダム」とかよりはずっと身近な存在だった。 今こうして見てみてもその印象は変わらない。もちろん子供向けにアレンジされてはいるが、お話は実写版と比べても引けをとらない、非常にしっかりしたものだ。むしろ必要以上に「本家」に気を使っているのがもどかしい。本当はもっと実写版のイメージを離れて自由にやりたかったのではないか。 本作はけして色物ではない。不毛な重箱の隅つつきや挙げ足取りは何も産み出さない。この再発を期に正当な評価がされることを望みたい。
1人の方が、このレビューに「共感」しています。 2008/01/31
スターシップ名義でツアーを続ける、ミッキー・トーマスのソロ・バンドの2007年のライヴ盤。というわけでオリジナルメンバーはミッキー一人だが、ギターとキーボードがシスコ出身の若手だったり、またドラマーがカントナー、バリン、そしてジャック・キャサディとKBCバンドで一緒だった人だったりと、シスコ・ロックの血脈からはけして離れてはいない。 以前CDやDVDで商品化されたものとして2004年の来日公演とかがあるが、今回はグレース役の女の人(ミュージカルの女優さんだとか)が参加しているのがミソ。元気です。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2007/11/04
「雨上がりの風」は前作「THE WIND KNOWS MY NAME」のタイトル曲を再録&改題したもの。確かに前作の中では出色の曲ではあるし、移籍を機に改めて世に問うこと自体は全然問題ないとは思うのだけど、やはり事前に何らかの形で一言「リメイクだ」という説明が欲しかった。新曲だ!と飛び付いて肩透かしを喰った人も少なくないのではないか。オリジナルよりもレイド・バックしたアレンジといい、カップリングのまっ更な新曲「NEVER TOO LATE」といい、どちらもいい曲なのにまことにもったいない。みすみす再評価のチャンスを逃しちゃってる気がする。
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