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TOP > My page > Review List of おにぎり
Showing 1 - 4 of 4 items
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0 people agree with this review 2021/04/23
宮崎吾朗監督の考えがわかる一冊。三鷹の森ジブリ美術館の成功を経て、22年開業のジブリパークの建築に関わる中で、スタジオジブリ初の3DCG映画アーヤと魔女を世に送り出すなど、スタジオジブリの進化に挑戦し続ける宮崎吾朗の意外なほど地に足のついたシンプルな考え方はそれ自体が周りを安心させるものと感じた。本の題名の通りゴロウとジブリはどこに行くのか今後も期待高く見届けたい。
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0 people agree with this review 2021/04/18
推しを推すことが生きる目的としながら、生きること自体が億劫になっていく主人公の生活と心の葛藤を描く。現実逃避と現実生活のあるべき関係性、生きる力を得ているはずのものが逆に現実生活を削っていく矛盾を読者に投げかける、人間の本質にも問いかけてくる作品。
名探偵ポワロの最後の事件として、これ以上相応しい終わりはないとは思う。今回のポワロの行動は名探偵として、人間として、正しかったか。アガサ・クリスティは、シリーズ最後の作品で、読者に真摯に倫理観を問う、推理小説を超越したテーゼを世に投げかける文学作品に昇華させたと思う。
0 people agree with this review 2021/04/17
主人公のちひろは幸せか、今村夏子さんの作品らしく、見る人によって意見が分かれる面白さがある。 両親が信じる崇拝対象を子供の頃から自然と大事にしてきたちひろは、一般的には信じられていないものであることを知りながらも、崇拝対象が自然に生活の中心となっていく。姉は出ていき、叔父、従兄弟は両親と距離を置くが、ちひろは変わらず両親のそばにいる。 家庭が貧しくなっていく描写から崇拝対象への寄付を連想させるが、それによって修学旅行の費用も準備できなくなる状況でも、ちひろは両親のそばにいる。 後半の好きな人の言葉で自分を全否定される場面は背筋が凍る。宗教、貧困、両親、兄弟、教師、友人との関係の中での最期の結末はハッピーエンドかそうでないか見る人によって意見が分かれるだろう。
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