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TOP > My page > Review List of カーク
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0 people agree with this review 2021/07/25
ウディ・アレン作品の中でも結構好きな作品。 ジャズ、恋愛、弱くダメな男、いかにもウディ・アレンが好みそうな題材が、1930年代にいた天才ジャズギタリスト(架空)を主人公にすることで、マンネリを感じさせない作品になっている。 そしてショーン・ペンの演技もひかるが、この役をショーン・ペンにあてたキャスティングもすごい。
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フリージャズの元祖、金字塔として知られる本作。現代の耳で聴くと、それほど斬新さを感じないが、それほど後世への影響力があったということ。それにしたって1959年の録音でこれはすごい。 基本的に邦題は嫌いだが、この「ジャズ来るべきもの」という邦題はかっこいい!
0 people agree with this review 2021/07/24
個人的にジャズボーカルはあまり聴かないのですが、ジャズ喫茶いーぐるの後藤雅洋さんの本ということで読んでみました。 いーぐるにボーカルのイメージもなかったのですが、やっぱり後藤さんの知識と幅はすごい。本書を読みつつ、ジャズボーカルも聴いてみようと思います。
ナベサダといえどもう歳も歳もだろうからと思っていたが、このライブアルバムを聴いて認識を改めました。すごいかっこいい!これは生で聴きたかったと後悔。 メンバーもラッセル・フェランテ(p)、ジョン・パティトゥッチ(b)、スティーヴ・ガット(ds)と豪華!間違いないメンバー。
スパイク・リーが至上の愛をモチーフ(?)にジャズメンを描いた映画「 Mo Better Blues」のサントラ。 ブランフォード・マルサリス、テレンス・ブランチャードといえば、ジャズ好きでは知らない人のいない二人であるが、ジャズの知らない人も楽しめる作品だと思う。本当に質の高いサントラ。 もちろんビル・リーも関わっています。
スパイク・リーのジャズ愛あふれる作品。 デンゼル・ワシントンとスパイク・リーの作品に外れはないと思っていますが、そこにブランフォード・マルサリスとテレンス・ブランチャードの音楽。素晴らしい。 スパイク・リー作品がそんなに好きじゃない人も、この作品は観やすいはず。
0 people agree with this review 2021/07/23
マーティン・スコセッシとディカプリオということで面白くないということはない。ただ想像を超えるものはなかった。 毛色は違うとはいえ、この手の映画には『ウォール街』がすでにあるから難しい。 マーゴット・ロビーの出世作としての価値は高い。
0 people agree with this review 2021/07/22
力作ではあるが、タイトルに少々難あり。 夏目漱石・『吾輩は猫である』であれば誰でも知っていて、キャッチーだからこのタイトルになったのだろうが、本書の内容は『猫』、さらに言うと漱石のニーチェ受容に限ったものではない。 近代文学におけるニーチェ受容についての本と考えた方がいい。
0 people agree with this review 2021/07/21
年2回の刊行だから仕方がないが、しょっちゅう「笹井宏之賞」をやっているような気がしてしまう。もちろん新人発掘はいいことだと思うが、どうしてもマンネリを感じる。 『短歌研究』の特集が面白くなってきた今、『ねむらない樹』はどうするのだろう。
0 people agree with this review 2021/07/20
日本での興行収入が一番高いタランティーノの作品は間違いなく『キル・ビルVol.1』だが、日本人が楽しめるかというと微妙な気がする。 サムライとカンフーが混ざり、日本風香港映画なようなアクションシーンを許容できるかどうかでVol.1の評価は分かれると思う。 あくまでVol.2までセットで一つの作品。
レハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ、レオナルド・ディカプリオ、エマニュエル・ルベツキがアカデミー賞を受賞。ディカプリオは初の受賞。 ストーリーは息子を殺された男の復讐劇ということでシンプル。ストーリーどうこうではなく、大自然と映像美、ディカプリオの怪演、美しく映像の邪魔をしない音楽で魅せてくれる作品。
0 people agree with this review 2021/07/19
1980年代、日本にポスト・モダン、ニューアカデミズムブームをもたらした一冊。これをみんながこぞって読んだというのだから不思議な時代です。 40年近く経ち、今この本から学ばなければいけないことというのは無いのかもしれませんが(もっとわかりやすく書かれた本やアップデートもされているので)、ただここから始まったんだということで、読んでおいた方がいい本ではあるかと。
夢野久作『ドグラ・マグラ』の映画化。 以前DVDも出ていたが、しばらく廃盤となって高額になっていたはずなので、この再販は嬉しい。 内容もいいですよ。本で躓いた人は先にこれを観てから再チャレンジしてもいいかもしれません。 桂枝雀の怪演もいい。よくキャスティングしたなと思います。
小栗虫太郎の『黒死館殺人事件』、中井英夫の『虚無への供物』とともに三大奇書に数えられ、三大奇書の中でも一番ポピュラーなのではないでしょうか。 中盤なかなか読みづらい箇所はありますが、一度は読んでおいてもいい作品だと思います。 もし今『ドグラ・マグラ』を読んで何も面白さを感じないとしたら、それは『ドグラ・マグラ』の影響が行き渡りすぎてしまったからだと思います。
夢野久作の『ドグラ・マグラ』、中井英夫の『虚無への供物』とともに三大奇書に数えられる本作。 三大奇書の中でも一番読みにくいのが、この『黒死館殺人事件』だと思います。軽い気持ちでミステリー小説として読んでも理解できないです。でも面白さは感じられる。正しく奇書です。
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