0 people agree with this review
　2009/07/02

ゲルギエフらしく凄まじい音色が轟いていて見事。何よりへぇと感じたのが、キーロフ管やウィーンフィルとの演奏だけでなく、ロッテルダムフィルとの演奏があるから。さて、曲はどれも目を疑ってしまうような名演だ。ルスラン〜やモスクワ河〜など色々と入っているのが嬉しい。ダッタン人〜も合唱の勢いには心が揺さぶられる雰囲気。でも、チャイコファンの僕は中でも1812年は気に入った。フィナーレだけを抜粋しているが、お決まりの大砲や鐘の轟き音と、テンポのミスマッチは聴く者を捉えて離さないといった性質を持っている。できるなら、抜粋じゃなくフルサウンドで入れてほしかった。でも、値段も1000円を切っていたので、合格ラインの星4つにしよう。

2 people agree with this review
　2009/07/02

これは凄い、僕はチャイコフスキーの大ファンだが、特に1812年は何度聴いても聴き飽きない。レビューによると、この収録は1993年にオランダ・ハーレムで収録したと書いてあったが、本当にそうなの? と感じるくらいの名演だ。それもオランダ王立軍楽団も加わっているから、緊迫感はさらに高まる。また、ロメオ〜も気に入った。フィンランドでの収録もなんのその、ゲルギエフ色全開といってよし、演奏も文句なし、どれを取っても絶賛する。是非推薦したい1枚だ!