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TOP > My page > Review List of 最後の一閃
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3 people agree with this review 2009/09/07
ホ長調はワインガルトナー版。他のフラグメントはギュルケ版による完成版。これら4曲にはニューボールト版がありますが、これは学術的だが歌心に欠ける。ではこのCDはどうか?それは聞いてのお楽しみ。
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2 people agree with this review 2009/09/07
モーツァルトの宗教音楽作品は「レクイエム」の他、計4曲が頻繁に演奏されますが、他に良い曲が沢山あります。ウエスペレ、キリエニ短調は絶品。そしてサプライズは「第9」と同じ旋律の小品。
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1 people agree with this review 2009/09/07
グリーンスリーブスの主題を使った作品に、模倣した作品。あらためてホルストがイギリスの作曲家だった事が分かります。「惑星」ばかりがホルストではありません。
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このCDを聞くと、歌手が演じた各シーンが思い浮かぶ。映像なしでも立派に鑑賞出来る逸品でしょう。
BGMとして聞いても良い曲揃いです。元のドラマも良かったが音楽が最高に良かった。
4 people agree with this review 2009/09/07
ヘンデルはオペラとオラトリオに本領があると思います。しかし日本人が最も敬遠するジャンルでもあります。この演奏は価格、録音、演奏の3拍子が揃っているので、こういうCDを購入しヘンデルの真価に触れる切り口としたい。
4 people agree with this review
150枚組の「ハイドンエディション」に収録されなかった録音。演奏も録音も良いのに何故?
エルガー、ホルスト等に比べ有名作品が少ないので過小評価される嫌いのあるRVWのボックスセット。イギリス音楽は日本人との相性が良いので、ベートーベンやモーツァルトに聞きなれた人に是非お勧めしたい。セット中4度登場する「グリーンスリーブス」の主題はホルストも作品を書いた美しい作品。両者の根底にはこのメロディーがあったのでは?とも思えます。実際影響下の作品が大変多いのです。
1 people agree with this review 2009/08/19
さだまさしのDVDで「胡桃の日」の映像を1度でも見た方なら(現時点で7種ある)、マリンバの宅間氏が如何に見事な腕前の持ち主かを知っている事でしょう。さだまさしのトークでは「ボケ役」の宅間氏は実は音大を「首席で卒業」した立派な音楽家なのです。このDVDでは「既に立派な演奏家の子息」との共演と「サプライズ」が見所です。
雨昴とアンコール2曲はこのDVDでしか収録されていない筈の貴重なもの。 「おけいこ」と題されたシーンも見もの。これは「買い」でしょう。
9 people agree with this review 2009/08/08
ハイドンの交響曲と言えば、ドラティかフィッシャーの全集が評価されますが、両者共肝心の「ロンドンセット」が物足りない。第98番第2楽章、第95番第2楽章の味わい深い音楽はブルックナーの大家たる大指揮者でないと「歌えない」。当盤は30年前購入し(LP)今でもロンドンセットの最高傑作と考えます。
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4 people agree with this review 2009/08/07
記念すべきハイドン交響曲全集。初発売当時、同様の企画は2度と出来ないと考えられていましたが、今日では3種有ります。演奏は均一でレベルが高く録音も良い。そして今尚価値を失はないのは、異稿も収録した唯一の全集である点でしょう。しかし厳密には「完全全集」ではない。第106番が何故か欠落しているのです。今日では歌劇「漁師の娘」序曲と推測(歌劇全体は伝承不完全で、未完成作品とも推測)されてはいますが、当時の歌劇序曲と交響曲とは厳密な区分がないし、僅か3分程度の曲なので収録してほしかった。
モーツァルトの歌曲にはシュヴァルツコップの名盤があるが、一般にはこの端正な歌唱の方が聞きやすいと思う。「春への憧れ」は「早春賦」「知床旅情」との盗作関係がよく議論されますが、モーツァルト研究の学者は静観を装います。何故なら「春への憧れ」の旋律はモーツァルトのオリジナル作品ではなく、スワビア民謡「私はスワビア娘」の旋律を盗作したものだからです。彼こそ音楽史上最大の「盗作者」なのです。
7 people agree with this review 2009/08/06
リヒターのチェンバロ奏者としての評価は「過去の人」。指揮者も賛否両論あり、将来はオルガニストとしての評価しかされないかもしれない。実際リヒターの本質はオルガニストでした。それが証拠に1981年2月13日にミュンヘンで最後の演奏会(チェンバロ奏者)を終えると、翌々日が日曜日であり、終身カントルを勤めた聖マルコ教会の礼拝でオルガンを演奏する為滞在を続け、2月15日(日)に生涯最後の演奏をオルガニストとして演奏しました。彼はその日の夜、心臓麻痺で死去したのです。彼のオルガン録音はその名声に反し、意外なまでに少ないので1枚1枚が極めて貴重な記録です。
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4 people agree with this review 2009/08/05
ヴァンハルはウイーン古典派4人集の1人。4人集とは、ハイドン、モーツァルト、ディッタースドルフ、そしてヴァンハル。おそらく作曲家としての知名度は4人中最低でしょうが、作品は中々のもの。最近ハイドンの再評価で彼はモーツァルトよりも優秀なのでは?との声も聞かれるが、ヴァンハルはハイドンよりも優秀かも知れません。当然凡人で盗作魔モーツァルトがヴァンハルを意識しない筈が有りません。実際モーツァルトの交響曲、リンツ、プラハ、第40番、ジュピターはヴァンハル作品からの盗作です。しかし残念なのはヴァンハルの演奏には「まとも」な演奏が少ないのです。この演奏もミスがありますが、貴重な作品を収め彼を忍ぶには良いかと思います。誰か「プロの団体」がヴァンハル交響曲全集を製作してくれないかなあ。
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