【中古:盤質B】 オペレッタ・ボックス(100CD)
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レインボー | 不明 | 不明 | 2015年07月15日
1950年代から1960年代にかけて、ドイツのオケを起用して制作されたオペレッタ全曲盤を復刻した物である。 このCDの最大の売りは何といってもその収録曲であり、定番所の作品から、このボックスでしか聴けないような大変珍しい作品までが収録されており、オッフェンバックからリンケ、シュトルツ、ジョーンズまでのオペレッタを体系的に聴ける内容となっている。 演奏は上記の通り、ドイツオケによる物で、マルスツァレクやシュヒター、シュテファン、シュミット=ベルケ、シュレーダーと言ったオペレッタを得意とした指揮者によるタクト、ケルン放送管弦楽団やミュンヘン放送管弦楽団、ハンブルク放送管弦楽団、ヘッセン管弦楽団といったこれまたオペレッタ録音で同じみのオケ、さらにショックや、ローテンベルガーらによる歌(ちなみに全てドイツ語)による正統派の演奏は悪くないです。 唯一の難点はCDが厚紙に収納されているのですが、これが取り出しにくい(下手すると記録面を傷つけてしまいそうな)事でしょうか。 極上とは言えない物のまずまずの復刻で、年代のわりに聴きやすい音質と言えるでしょう。 値段はハッキリ言って高いですけど、オペレッタ好きなら手に入れておいて損はないでしょう。5人の方が、このレビューに「共感」しています。
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Pavane | 北海道 | 不明 | 2012年05月12日
小生はオペラが苦手なのですが、明るく親しみやすいメロディー満載のオペレッタは大好きです。いつ聴いても楽しい気分にさせてくれます。残念なのは、オペレッタの新録音が少なく、作品も限られていること。このボックスセットのことを知って、思い切って買ってしまいました。購入して3ヶ月半。20作品(40CD)を聴きましたが、まだ半分以下です。どれも録音状態は良好で、ライヴ録音のような臨場感には欠けるけれど、FMのラジオドラマを聴いているような感じで(放送用音源らしいので当然か)、演奏・歌唱はもちろんのこと台詞の一つ一つまではっきり聞こえます。はっきり聞こえても意味はわからないですけど・・・。1万円以上の出費は大きいけれど、1作品200円強で楽しめると考えればコストパフォーマンスは非常に高い。レハール、シュトラウス、オッフェンバックなどの大御所の有名作は当然網羅されていますが、ちょっと他ではなかなか手に入らないような作品も多く(これが予想以上に良い)、お勧めです。4人の方が、このレビューに「共感」しています。
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音盤一筋三十年 | 東京都 | 不明 | 2012年02月22日
10点ほど試聴してみたが、一言でいうなら『独墺系オペレッタの名品の数々は、1950年代“西ドイツ”で、百花繚乱、一斉に花開く!』といった感、極めて強い。大戦後の苦難の時代を背景にしながらも、清新な息吹きに包まれ、歓びに満ち溢れた音楽の、オペレッタの魅力が、この100枚のCD集から迸り出ている。フランス系のオペレッタが含まれていないから、「オペレッタの全貌を捉えたCD全集」とは言い難いが、その分独墺系オペレッタばかりが54演目収録され、録音年代も1950年代に集中していて、逆に充実している。本商品で全曲版として初めて聴かれる演目も15余りを数える。録音された放送局別に演目数をみると、ケルン北西ドイツ放送局=27(すべてフランツ・マルシャレクの指揮)、ハンブルグ北西ドイツ放送局=13(内、ヴィルヘルム・シュテファン指揮が8)、バイエルン放送局=7(すべてヴェルナー・シュミット=ベルッケの指揮)、ベルリンRIAS=2(フリッチャイ他)、フランクフルト・ヘッセン放送局=1。スッペ「怪盗団」、ツィーラー「放浪者」、リンケ「月姫様」、ベナツキー「白馬亭にて」、シドニー・ジョーンズ「ザ・ゲイシャ」(独語版)等々、いずれも名作にして名演、月並みな表現だが、実に素晴らしい。全編、Dialogもしっかり収録されていて、作品の雰囲気や流れが損なわれることなく、(言葉は理解できなくても)とても好ましい。ロベルト・シュトルツを中心としたオイロディスクの一連のオペレッタ録音や、W.マッテス他の1960〜70年代のEMI録音集と並び、それらの名録音の先駆的な役割を担った歴史的なオペレッタ録音集として、本企画全集を、高く、高く評価したい。4人の方が、このレビューに「共感」しています。
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