elloiika  |  不明  |  2007年12月25日

53年の｢英雄」のみ評価。52年｣スタジオ盤やその直後のライヴ演奏をさらに進化させたような格調の高さで実に素晴らしい。既出の43年と同一演奏説のある第5と恣意的というべきカットのある37年の第9は、残念ながらまあオマケだといっても酷ではないだろう。第5の代わりに短い曲を入れて、第9をカットなしで入れるか、3枚組にするとか、歴史的演奏をＣＤ化にあたり勝手に切り刻むのは控えるべきではなかったのか。苦言を呈したい。

 

Pianist  |  Tokyo  |  不明  |  2006年04月23日

本家EMIの面目たる名企画。新登場の「英雄」は素晴らしい演奏と音質、1950年ザルツブルク・ライブよりはるかに素晴らしい演奏。第九は元の音質に限界があるのだろうが、新星堂と東芝が製作した国内盤の方が良好。それにこの新ＥＭＩセットでは第二楽章にカットがある。「運命」は音質が一新され、正に目の覚めるような思いがする。この演奏の魅力がより深く理解できる。これまでのメロディア系とは違ったソースだから、初リリースと言った方がいいのかも。ただし、顕微鏡的な視点から言えば、これもTahra盤の方が僅かに優れた音になっている。

 

KT  |  新宿区  |  不明  |  2006年03月02日

この第５良いじゃないですか！ 47年ばかりもてはやされてますが、こちらの方が好きです。表現は54年と47年の中間で、フルヴェン特有の厚みのある響きを良い音質で楽しめる。

 

川崎次郎  |  神奈川県  |  不明  |  2004年10月01日

巨匠の「エロイカ」では、ウラニア盤、ＥＭＩ盤に後ろ髪を引かれつつもこの５３年のミュンヘン盤をベストワンとしたい。悠然とした演奏ではあるが、物凄いパッションを感じる。没後５０年の最大の収穫と言ってよいのでは。

 

ST  |  横浜市  |  不明  |  2004年06月22日

初出の英雄、一気に聞き通しました。 他の演奏も聞きやすくマスタリングされ、演奏も最高

 

orooro  |  suginamiku  |  不明  |  2004年06月15日

第５は1943年の録音ですので訂正して頂きたいです。「英雄」はミスあるものの覇気と雄大なロマンあり名演。「合唱」「第５」は、柔らかな音質で聴きやすい仕上がり。