【中古:盤質A】 Sym.6 / Siegfried Idyll: Karajan / Vpo
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トナオ | 福島県会津藩 | 不明 | 2007年05月07日
晩年のカラヤンはオケをコントロール出来ていないとの批判が一般的ですが、私は違うと思います。肩の力が抜けたと言ったらいいのでしょうか。聴き手を意識した指揮から、無欲に内面に語りかけてくるような演奏です。第4楽章を聴いていると指揮者の存在よりも作曲者チャイコフスキーの心が素直に伝わってきます。カラヤンには71年盤のように「どうだスゲーだろう」と他の指揮者の盤をねじ伏せるような演奏もあり、確かに見事ですが、もう少し聴く方も大人になって、弦の静かな語りかけに耳を傾けたいものです。大きな音でわめくだけが音楽ではないのですから。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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Pianist | tokyo | 不明 | 2006年08月03日
オケの主体性…もそうですが、たとえ指揮者の意図が徹底していても76年盤のような大袈裟・大芝居で呼吸感がなく、チャイコの音楽をテクニックと音圧でねじ伏せてしまった様な演奏では魅力がないのでは? あれだったら71年のEMI盤の方がずっと素晴らしいし、このVPO盤に示された境地の方がよほど美しく、音楽の素晴らしさをより自然に描き出したと言う点で素晴らしいと思います。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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フランツ | 宮崎県 | 不明 | 2005年10月08日
批判を浴びている下のkarajan, 神奈川氏のご意見ですが、私は共感する部分が大きいです。晩年5・6年のカラヤンの演奏はオケの主体性にまかせる部分がかなり大きくなり自らの強い意思力・統率力を持ってオケを引っ張る姿勢が弱くなっていると思います。その結果音楽が肥大化してしまい曲全体に緊張感、まとまりが欠けた演奏が多くなってしまってると言わざるを得ません。私は70年代から82年ごろのBPOとの仕事がカラヤンの魅力を最も発揮していると確信していて、このチャイコも例外ではありません。ベートヴェンやブラームスも然りです。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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フランツ | 宮崎県 | 不明 | 2005年10月08日
BPOとのDG盤と比べると、詰めの甘さが感じられます。1楽章の弦はBPOを越えている部分もありますし2楽章もBPO盤を超える名演。しかし、3楽章は只の大騒ぎで終わってしまっていますし、4楽章もBPOの方が鬼気迫るものを感じます。やっぱりカラヤンは70年代〜82年くらいまでのBPOとの仕事がその集大成と言えるのではないかと思わずにいられません。3楽章を聴いていて哀しみを感じられるのはBPO盤とムラヴィンだけ。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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kna | Aichi | 不明 | 2005年09月23日
ウィーンフィルの超絶的な美音を極限まで引き出した瞠目の演奏。底光りするような妖しいまでの輝きを放って聴く者を圧倒する。もう20年近く、それこそ無数に聴き込み、まさに不世出の決定盤。この曲は(カラヤンの旧番も含めて)軽く100枚以上所有しているが、最後はやはりこの演奏に帰着する。あちこちでカラヤン晩年の名盤を傷つけて回っている『karajan』氏の感覚は全くもって理解不能です。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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karajan | 神奈川 | 不明 | 2005年02月20日
発売当初買って大失望した録音。カラヤン/BPO全盛期の録音(71年、76年)後とは思えない演奏。この演奏が絶賛される理由が今もってさっぱりわからない。VPOの音をきちんと捉えていない酷い録音も原因かもしれません。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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Karajan讃 | 横浜市 | 不明 | 2004年12月23日
この演奏には光を感じる。 ひびきもすばらしい。芸術とは「実在界の青写真の具現である」と感じさせられる。ルネッサンスの絵画からも天上界のようすが伝わってくる。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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