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モーツァルト(1756-1791)

CD ピアノ・ソナタ全集 内田光子(5CD)

ピアノ・ソナタ全集 内田光子(5CD)

商品ユーザレビュー

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    静流  |  福岡県  |  不明  |  2010年08月28日

    陰影の付け方が素晴らしいです。テクニック的には、お手本のような演奏。

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  • ★★★★☆ 

    一人のクラシックオールドファン  |  兵庫県  |  不明  |  2010年01月10日

    昨年英国DBEを受賞した内田光子が30歳代の1983年から1987年にかけて毎年分納収録して大成したモーツァルト・ピアノ・ソナタ全集(18曲のソナタ以外に幻想曲、ロンド等を含む)であります。内田は周知の如く1970年ショパン・コンクール二位入賞の実績を有しこれを日本人として越えた者は今日現在いません。1980年頃からモーツァルト演奏を公開し出して本盤1983年収録の第11番K331「トルコ行進曲」(タイムは@13’49A6’38B3’31とせっつかない印象タイム)では翌年エジソン賞やレコード・アカデミー賞が与えられている程の名演なのであります。確かに第3楽章など単に弾き進むのではなく微妙な変化をつけておりエンドの辺りは段差を強調するなどの個性が光った演奏であります。大半の曲を聴き終えてこの「個性・・・情と知の捻ったぶつかり合い」がモーツァルトの曲にピッタリ感があるかどうかは聴く側の好みにも寄ってくるのでありそこは様々な印象を持ったことは事実であります。さきほど「せっつかない印象」と書いたのですがサンプリングで他の曲でのタイムをメモしますと第8番K310(1985年録音)が@8’04A10’42B2’48、第12番K332(1983年録音)@6’57A5’01B6’35といった具合でタイムだけでもおわかりになると思います(勿論演奏そのものもであることは言を待たないのでありましょう)。私の聴いた全集アルバムには内田の「全曲録音を終えて」というメモがついており少し引用させていただきますと「モーツァルトのピアノ・ソナタの全曲演奏、そして録音をふり返ってみると、1曲1曲の美しさ、楽しさ、特殊性がまず有るが、それを越えた全体の流れを知る面白さが最大の発見であったと言えよう。彼の一生の大きな波をたった18曲のうちに垣間見ることができる。そしてオペラやピアノ協奏曲の華やかさやヴァラエティ、規模の大きさがないかわり、限られた素材と形の中で他の作品にはない世界が展開される・・・(以下各曲の演奏ポイントに触れています)」・・・大きな仕事を完遂した者だけが言える言葉と思います。確かにモーツァルトが18歳の1774年第1番K279から1789年の第17番K576(前年第18番K533がK494と合体完成?)までの過程で彼の短い生涯、様々な走馬灯が走るのを内田は視ていたのでしょう。この解説書にはあの指揮者イッセル・シュテットの息子で音楽学者、フィリップスプロデュサーのエリック・スミスの各曲説明もついております。又、彼女はいつか再録するのかも知れませんがこの時の全曲盤は貴重なやや大袈裟に申せば我々日本人にとっての素晴らしい金字塔でもあると思っております。(タイムについては盤により多少異なる場合があります)

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  • ★★★★★ 

    CD小僧  |  埼玉県  |  不明  |  2009年07月19日

    自然で素直な演奏とはまったく対極の作為に満ちみちた演奏である。それが、しかしすこぶるオモシロイ。微細な点にいたるまで月並みにならぬよう徹底的に考え抜かれている。普通、そんな演奏は嫌味っぽくてとても聞いていられたもんじゃないけれど、オモシロさが先にたって、思わずニンマリとしてしまう。あの変わり者で新し物好きのモーツァルトが聞いたら、喝采するんじゃないだろうか。自然な流れでピュアな演奏もいいけれど、こういうのもモーツァルトの場合は「有り」と認識させられました。

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  • ★★★★☆ 

    みきぽん  |  府中  |  不明  |  2008年01月14日

    「モーツァルトの音楽が飛翔しない」のも、「単調で一本調子」に聞こえるのも所詮個人の中で生起した感想にすぎません。私個人の中で生起した感想としては、「これだけ学究的に描き分けているのにも関わらず、感覚的な美しさも感じられる。」というものです。言わばアカデミックかつパッショネイトな演奏でしょう。それにしても内田の「タッチが不安定」と思う人がいるとは。そんな人はピアノの勉強をし直した方が良いでしょうね。

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  • ★★★★★ 

    空の彼方  |  太陽系を外れる天王星  |  不明  |  2006年09月21日

    バレンボイム盤で正直がっかりしていたところ「トルコ行進曲で」・・・・ここまで出来てれば天の邪鬼な僕も納得して。

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  • ★★★★☆ 

    大好きを聞こう  |  兵庫県の地球人  |  不明  |  2006年03月15日

    モーツァルトを弾くための条件を可能な限り聞かせてくれる超秀才型演奏。モーツァルトのソナタを勉強したい人は、楽譜を見ながら聞くと、とてもたくさんのことを学べます。しかし、描きこみすぎというか、表現が確かにくどい!ニコラーエワのバッハみたいだ。しかしモーツァルトに取り組む姿勢としては、最近のバレンボイムのだらしないいい加減な演奏よりはずっと良い。でも、きちんとした誠実な演奏が苦手な人もいると思う。

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  • ★★★★★ 

    amechan  |  埼玉  |  不明  |  2006年03月10日

    15番のハ長調のソナタを始めて聴いた時強烈なショックを受けて以来大ファンで、この曲のこの演奏は僕にとってバイブルです。何を聴けばいいかすらわからなくなった時は必ず選びます。西洋の人にはとても新鮮なんじゃないかな、こういう演奏?逆に日本人には「少し重い」と感じる人もいるかもしれません。

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  • ★★★★☆ 

    ろんじん  |  東京  |  不明  |  2006年01月28日

    私は1882年、ロンドン・ウィグモア・ホールで、内田光子による、このソナタの連続演奏会を聞く機会に恵まれた。 演奏が終わった直後、会場は熱気につつまれていて、ふと隣の席を見ると、老女がポロポロ涙を流していたのを今でも思い出す。音をつきつめ、甘えを許さない演奏に、モーツァルトを毎日のように聞いているヨーロッパ人にも、新たな感動を与えたのだ。 弱音から力強い音までコントロールする幅広い表現、それは並外れたテクニックと相まって、モーツァルトの偉大さを、貴方は再確認するだろう。

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  • ★★★★☆ 

    inventionen  |  sinfonien  |  不明  |  2005年06月26日

    相当に細かいところまでこだわった演奏と思う、日本で学ぶことは難しい、正統的伝統的な解釈の講義を聴いているような演奏です。中でもKV330や333のアーティキュレーションは見事です。そこのこだわりを持って完全主義といわれているのでしょう。それは確かに凄いと思うのですが、僕はこの演奏に判定を出しかねています。評論家は意味不明の解説しかしないので、是非優秀なレビューアーに、この演奏の本質をきちんと解説してもらいたいと思う。まあ、それが楽しみで僕はこのHP見ています。

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  • ★★★★★ 

    三輪敬志  |  東京  |  不明  |  2005年04月24日

    このモーツァルトを聞いていると、ときどきその綺麗な外観を突き破って、異常に深いところへ連れていかれてしまうような気がしてきます。モーツァルトを演奏して、シューベルトを思わせる「深淵」に聴き手を立ち会わせることができる内田光子は、やっぱり「日本人ピアニスト」という狭い枠には収まらない演奏家なんだと思います。発言も全然日本人じゃありませんしね。

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