酒を愛する老人  |  北海道  |  不明  |  2022年07月31日

この収録曲を聴いていて、晩年のカラヤンへのスタイルに、これが芸術家の生涯なんだとつくづく感じた。こうした変遷は当然だと思うが、いつの時代にも魅力的な音楽を提供してくれたカラヤンには心からの感謝と敬意を表したい。各曲の素晴らしさに感じ入るとともに、こうしたことも頭をよぎったアルバムだった。

 

せごびあ  |  愛知県  |  不明  |  2021年02月27日

50年代後半からだけがカラヤンではなくこういった勢いのある若い時代があったということも理解しておくと、カラヤンの全盛期の演奏の秘密の理解も進むというものです。

 

mid&massa  |  三重県松阪市  |  不明  |  2009年03月27日

もう１つのカラヤン１０枚組と同時に購入。個人的にはＣＤ３〜５がお気に入りで、リパッティのは特にええと思った。この値段ならつい買ってしまっても損にはならへんで！アンチカラヤンの小生もついに落城か、「桐一葉落ちて天下の秋を知る」の心境なんてゆうたら笑われるかな？「そんだけ老けたんさ、お前も」と言う４０年以上カラヤン派の友人のセリフに耳が痛い。でも敢えて「ＯＫ］ランクにさせてもらいますわ。

 

MATATABI  |  横浜市  |  不明  |  2008年10月24日

若い頃の覇気に富む演奏で、実に楽しめました。ﾁｬｲｺﾌｽｷｰの悲愴を聴いて、晩年の演奏に負けず劣らず濃厚なのに驚きました。特に第2楽章の深い溜息のようなやるせなさ。感動しました。ただ、ｳｨﾝﾅ･ﾜﾙﾂがｶｯﾁﾘし過ぎなので、もうちょっとﾕﾙくてもいいような……

 

スカラベ  |  札幌  |  不明  |  2008年02月14日

今更ながらカラヤンは、20世紀最大のプロフェショナルだった。この曲集にある、どれもが新鮮なアイデアと絶妙な語り口に溢れている。指揮者のヴィジョン、オーケストラ団員の要望、聴衆の期待等への配慮と言うか三位一体のバランスが、すばらしい。今となっては、少し貧しい録音だが、後年この演奏記録を越えることは、出来なかった様に思える。

 

タンノイおやじ  |  東京  |  不明  |  2008年01月30日

カラヤンはこのころが一番良かったんじゃないか、相撲も横綱になる前が一番面白い そんな演奏ですね。とにかく値段が安い、買わなきゃソンソンですね。

 

ezorisu  |  京都市  |  不明  |  2007年11月28日

録音状態は玉石混淆。 「帝王」以前の野望と覇気にあふれたカラヤンの意気が噎せ返るように聞こえてくる。 tetsu氏の言うウラッハではEMIの旧録音がダントツ。大吟醸と二級酒以上の開きがある。リパッティもこの後で同盤を聴いて比べてもらいたい。価格からすれば、この内容は非常にお買い得。モーツァルトのフィガロ前奏は最高！ 先ずはこれでそれぞれの演奏を聞いてみてから、心がふるえたものを他の録音で聴いてみるのがよいと思う。

 

tetsu  |  越谷市  |  不明  |  2002年11月04日

世界を制覇を目指してカラヤンが努力しているのが目に浮かぶ。フルベンがまだ健在で昨日フルベンが振ったかもしれないベルリンフィルから引き出す鮮烈な響きはすごい。特にベートーベン5の気迫はすごい。また、シュトラウスも全ての演奏の中でベストと言える。中でもウラッハとリパッティの伴奏がよい。これならブレインも入れてほしかった。