コンビニ人間 文春文庫
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チキンラーメン | 不明 | 不明 | 25/April/2021
最後、思わず「よっしゃ!」とガッツポーズしたくなる、少なくとも私にとって、そういう結末でした。主人公のコンビニ人間=恵子が、コンビニ人間として勝利するラストは、作者の意図がどうであれ、爽快感がありました。途中「恋人」として恵子の家に居座る白羽という男への嫌悪感も、恵子の「覚醒」を勝利と感じさせた要因です。白羽のネチネチとしたこじれ方に対する嫌悪は、そこに私自身の内面を見出してしまうからこそ抱く嫌悪でもあるのですが・・・。0 people agree with this review
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stelle | 東京都 | 不明 | 12/April/2021
私はコンビニで働いたことはないもの、筆者と同じような感覚や状況には何度も陥ったことがある。言葉に出来ないもやもやっとした気持ちを村田さんが絶妙に言語化してくれて、(話自体は救いのないストーリではありますが)読後、少しほっとした気持ちになりました。0 people agree with this review
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ayu | 富山県 | 不明 | 09/April/2021
第155回芥川賞受賞作ということで読んでみました。普段からあまり本を読む方ではないですが、難しい言葉や表現などもなくすらすらと読めました。少女漫画のような小説で、冒頭から引き込まれ一気に読んでしまいました。0 people agree with this review
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fugyo | 東京都 | 不明 | 06/January/2019
直木賞を受賞したこの作品が文庫化されたので、村田作品を初めて読んでみました。コンビニで働く主人公の女性は、コンビニでしか働けない。コンビニというマニュアル化された箱の中でなら、「ふつう」の人と同じように存在できる。こういう人は実際にたくさんいると思うが、それをこのようにシンプルに描写した作家は初めてなんじゃないだろうか。淡々としていて少し恐ろしさも感じる。0 people agree with this review
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kotobuki | 広島県 | 不明 | 24/December/2018
読書の楽しさを再認識させてくれる作品であった。コンビニ店員目線の描写はコンビニを利用するユーザーとして思わず意識させてしまうほどのリアリティがあった。すぐにこの作者の他の作品を手に取ってみたくなるほどの中毒性を感じた。もちろんすぐに読書仲間にオススメしました。0 people agree with this review
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bendsinister | 大阪府 | 不明 | 20/December/2018
最初の5ページを読んだだけで、文体の持つリズム感と描写力に、もしかしてこれは傑作なのでは?という予感に支配される。それはどこまでも裏切られることなく、やがて確信へと変わる。冒頭部分で描かれているのはコンビニが発する「音」。その音が通奏低音となって作品を通してずっと(途中一瞬途切れるが)響き続ける。最後にはすっかり共鳴してしまった。芥川賞作品としては「限りなく透明に近いブルー」以来の大傑作と言ってもいいのでは? 必読。0 people agree with this review
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