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CD 【中古:盤質A】 ジョン・バルビローリ、グレートEMIレコーディングス(10CD限定盤)

【中古:盤質A】 ジョン・バルビローリ、グレートEMIレコーディングス(10CD限定盤)

商品ユーザレビュー

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    ほんず内閣総理大臣  |  北海道  |  不明  |  2013年09月10日

    聴けば聴くほどその偉大さがわかり、何よりその魅力にひかれてゆくマエストロ、バルビローリさん。このボックスも実に結構であります。曲目の選択とか、そもそもヴォリュームも含めた構成のコンセプトとかには、いろいろとご意見ご不満もおありでしょう。私の見るところでは、これは「バルビローリの芸術 中級編」という感じですかな。イギリス音楽が多いところはなかなか初級よりは「通」っぽいし、チャイコフスキーやマーラーも有名なる「悲愴」や9番ではないし、ブラームスだってわざわざ3番だし、ちょっと考えたところがある選曲がいいですなあ。そしてどの曲も名演。1〜2枚目のVWが実にいい!魅力たっぷり。定評あるシベリウスもすばらしい。マーラーの第5は個性的演奏。すごい余裕の「上からマーラー」。フランスものは繊細ではなくてむしろ噴き出すような情熱と輝きが特徴。まとにかく、バルビローリさんの至芸を味わえる絶好のボックス。上級編(究極奥義編)を作るとなると、マーラーも9番になり、ブラームスも4番になり、とかいろいろ想像できますなあ。バルビローリさん、若い時は大メジャーのニューヨークフィルのボスになりましたが、その後はハレ管というイギリス地方オケのボスにとどまり、メジャーオケのポストには就かずじまいでした。その事情は想像するに、ニューヨーク時代のあらゆる経験(はっきり言えば挫折)が大きかったのでしょうね。あの偉大なトスカニーニのあとを継いでニューヨークフィルに赴きましたが、若い指揮者への軽視と社交界でのストレスとにずいぶんと苦しんだらしいです。ハレ管では余計な雑音に煩わされることなく、自分の信じる音楽にひたむきに打ち込めたのではないでしょうか。それは一つの幸せではあったでしょうけれど、でもその韜晦によって特に録音の面では実現しなかったプログラムも多かったんじゃないかな。オペラがもっと残されればよかったですし(特にワーグナー!)、シューマンなんか聴きたかったな。いろいろと考えてしまいましたよ。録音はおおむね良好。チャイコフスキーの交響曲がやや古めかしい音である以外は、どれも何の問題もなし。よかった、よかった。すばらしい。ますます、敬愛の念、湧いてまいりました。

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  • ★★★★☆ 

    eroicka  |  不明  |  不明  |  2013年01月19日

    十八番のシベリウス、ウィーンフィルとのブラームス3番やニューフィルハーモニア管弦楽団のマーラー、ディーリアス、V・ウィリアムスなど馴染みの音源が中心だが、1950年代のハレ管弦楽団の録音など珍しいものあり貴重だ。ただ、ブラームスは3番と序曲のみでマーラーは5番だけで、6番も9番もない。シベリウスも同様だ。こういうBOXものにするなら、虫食いのつまみ食いにせず、収録曲を増やし15〜20枚組にして網羅的なアンソロジーにしてほしかった。このEMIのBOXセットは、こういう点でセンスがなく、せっかくの良心的な価格と珍しい音源というセールスポイントを台無しにしているのが残念だ。

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  • ★★★★★ 

     |  秋田県  |  不明  |  2012年12月31日

    皆いいですが御指摘のとうり特に仏音楽が素敵に素晴らしいです。クリュイタンスのよりいいかもしれないと思う程です。ハレや彼らとの関係が最高潮だったことが大きいのでしょうが、フランス人のお母様への愛と誇りが、情熱となって人の心に触れたのだと解釈しています。

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  • ★★★★★ 

    盤鬼2010  |  福岡県  |  不明  |  2011年03月31日

    彼の演奏に接する度に常々感じるのが一種独特の節回し。しかしながら、どのような作品であっても自家薬籠中のものに転化し完全に消化しきっている故か、コケオドシやアザトサを感ずることは皆無に近い。これこそが数多くのファンを魅了し続ける大きな理由の一つに挙げられると思う。今回のフランス作品には久々に言葉を失う程の衝撃を受けた。諸兄も言及しておられるが、ハレ管本来の実力には恐れ入った次第。せっかくの好演・優秀録音を生かすも殺すもマスタリング如何であるという事実に改めて気付かされたのは収穫。チャイコの#4交は清澄感あるも、時折フラつく定位に人工的な加工臭を感じた、それが何に起因するのかは皆目判らないが敢えて欠点といえばその程度、非常に充実したBOXと推すに異論は無い。

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  • ★★★★★ 

    Dinkelbrot  |  群馬県  |  不明  |  2010年09月29日

    皆さんご指摘のようにしみじみとした演奏でこれはこれで好感がもてます。マーラーも不揃いの所がありますが、逆にほのぼのした感じがします。マーラーを聞いていつも思うのは多少外れやミスがあるとこれが却って不思議な味になって聞こえることです。マーラーの頭の中にもボヘミアの田舎の軍楽隊の音が響いていたからではないでしょうか。シベリウスのこの感じも何故か懐かしい、と思って探したら、バルビローリのLPがかなりありました。昔良く聞いていたんだなあ。

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  • ★★★★★ 

    morgancom  |  茨城県  |  不明  |  2010年07月30日

    イギリス作品入門篇として購入したこのセット、これはお買い得品でした、時代を感じさせるステレオ感を強調した音のふんわり感というか浮遊感がよい、とりわけ現在愛聴しているのがディスク10の歌曲集、この一枚で原価回収でした、期待していなかったマーラー5番もドイツ風の厳格な演奏からはなれた感傷的なものでなかなか気に入っています、

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  • ★★★★☆ 

    古関さん  |  大分県  |  不明  |  2010年07月24日

     バルビローリは晩年のマーラー演奏で一気に評価が上がったように思えるが、ブラームスのウィーン・フィルとの演奏を聴くとハレ管で止まるような才能でなかったことがよくわかる。何とウィーン・フィルがバルビローリの楽器になっている。ドイツ風の造型はイマイチながら魅力的個性的なブラームスになっている。

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  • ★★★★★ 

    masato  |  新潟県  |  不明  |  2010年03月29日

    感心するのは、ドイツ音楽っぽく、フランス音楽っぽく、を意識せず自分たちの音楽を奏でていること。「我々のドビュッシーやラヴェル、我々のマーラーやブラームスを聴いてくれ!」というメッセージを感じる。美しく整然としていながら、思わず身を乗り出すようなエンディングを演出する『海』。煌びやかではありながら、そこかしこに渋さを感じさせる一連のラヴェル。美しく、大らかで、温かいマーラー。全てが全て、魅力的。イギリス物は言うに及ばず。ヴォーン・ウイリアムズの『ロンドン交響曲』、エルガーの『一番』など、圧巻!

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  • ★★★★★ 

    Edmond  |  千葉県  |  不明  |  2010年03月25日

    とてもすばらしい企画だと思います。 改めてバルビローリのすばらしさを認識しました。 リマスターの音質もきわめてすばらしいもので,チャイコフスキーの録音が少し時代を感じさせる物である(それでも聞くに堪えないのではなく,他の良質のリマスターと差が感じられるという程度です)ことを除けば,本当にすばらしいリマスターが行われています。 エルガーの録音は,この曲の最良の解釈ではないかと思わせるものばかりでした。

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  • ★★★★★ 

    蓮華人  |  千葉県  |  不明  |  2010年03月13日

    まさに目から鱗ではなく耳から鱗。にわかに信じ難い音質改善によって、ステレオ初期録音が現役レベルに。ドビュッシーはパリ管での演奏を聴いた時「あーJBには合わないんだ」と思ってしまった。じつはパレのハレ盤でもがっくりだった記憶があったから。オケの音色が汚らしく、強音時には濁って楽器が鳴っているとは思えないほど。だからパリ管で再録したのだろうなと。しかし、いい音で入っていたんじゃないですか。細かなテクスチャ、8分音符と6連符の重なりをスコアで見るような克明な刻みを、しっかりと聴かせてくれる。ハレ管も限界を超えるような機能を求められ、しっかと応えている。初めて聴いた録音のように感じる。それほど今まで貧しい音質で、とくにハレ管の力量を誤っていたのだと思う。猛省。

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  • ★★★★★ 

    こびと  |  神奈川県  |  不明  |  2010年03月13日

    バルビローリのいいとこどりのセット。バルビローリをあまり聴いたことが無いひとはこの機会に是非聴いてみてください。

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • ★★★★★ 

    guinness  |  神奈川県  |  不明  |  2010年03月07日

    バルビファンの私としてはその殆どが既に持ってて重複する内容だったが、新リマスタリングの物は「驚愕!!」の素晴らしさである。 特にEMIが買収したPRTの50年代後期の録音は信じがたい程で、 ドビュッシー:1.交響詩『海』(1959年9月4日、マンチェスター録音) ラヴェル:2.『ダフニスとクロエ』第2組曲 3.ラ・ヴァルス(1959年9月5日、マンチェスター録音) 4.『マ・メール・ロワ』組曲 (1957年21,22日、マンチェスター録音) の一枚だけでもこのセットを買う価値はあると思う。いずれもハレ管弦楽団の演奏だが非常にオケが巧い。 ただしEMIにありがちなCDのクレジットの間違いがあり、CD2表示の曲名が全てCD7と逆になっているのはご愛嬌か?

    2人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • ★★★★☆ 

    トロ  |  不明  |  不明  |  2010年02月07日

    マーラー、ブラームス、英音楽、そのどれもが名演であることは多くの愛好家の認めるところ。値段が安く新リマスターもあるのは良い。しかしバルビローリやクレンペラー、クリュタンス等には、先年のカラヤンのようなコンプリートBOXでの発売こそ切望したい。

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