花組宝塚大劇場公演 ミュージカル ゴシック ポーの一族
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カニさん | 兵庫県 | 不明 | 2021年08月11日
ためらわすのは、学生時代のN・H・Kのラジオ・ドラマ「ポーの一族」の強烈な思い出があります。やはり、宝塚のスターを起用したものでした。表題作「ポーの一族」と「グレンスミスの日記」の2本をドラマ化でした。私が、漫画家・萩尾望都のファンにしたのも、「ポーの一族」を好きにしたのも、このラジオ・ドラマでした。しかし、宝塚が、歌劇団の舞台とすると、逆にイメージを破壊されそうな気がするのです。第一に、ホラーのイメージを残しつつミュージカルになること。第二に、舞台されるストーリーが「メリーベルと銀のばら」から始まること。主人公は、エドーガーだろうが、メリーベルよりもアランがメインでないと思う。第三に、ラジオ・ドラマは、ストレート・プレイだということ。つまり、男は、男性の俳優の演技だった。だからこそ、宝塚のスターのエドーガー、アラン、メリーベル(記憶違いかもしれませんが、この役は「安奈淳」(古い)だったと思う。)の艶やかさと不気味な味わいがあった。ちなみに、メインの3人が宝塚スターだったのに、他はN・H・Kの豪華な配役だった。(ポーッネル夫妻を演じていたのは、今は亡きベテラン声優さんだった。)期待半分、イメージを崩されたくない思いが強烈です。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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