レインボー  |  不明  |  不明  |  2011年01月14日

チェンバロというと、バロック音楽で、低音パートを奏でる楽器というイメージがありますが、このCDを聴けばそのイメージを良い意味で覆してくれます。 選曲されているのは何れも近代から現代までの作品なのですが、実に様々な顔を持った曲ばかりで、ラヴェルの作品のように綺麗なメロディで、古典的な作品もあれば、チェレプニンのような現代音楽のような作品も… 特に驚いたのが、信時潔の作品で、まるで琴のような音色と、日本的なメロディは、チェンバロでここまで出来るのかと、驚きます。 演奏の有橋さん、初めて聴きましたが、実に見事な演奏です。 録音も特に言う事ありません。

 

グラシル・たけちゃん  |  埼玉県上尾市  |  不明  |  2007年10月30日

このCDの購入層は幅広い。というのも、やはりバロック・ホーダウンに興味がある方が大半と思われるが、私のように元々チェンバロ音楽を愛する者も購入している。それにしても、大半の曲が渋すぎる。貴重ながら、現代曲中心で一般受けする曲は少なく、マニア向け。チェンバロ初心リスナーがチェンバロ音楽は前衛音楽のようだという誤解を生じるような選曲だ。どうせなら有名ポピュラー曲の編曲集にした方が良かったかとすら思える。演奏自体も残念ながらやや野暮ったい。今後の彼女に期待しよう。

 

Engage ��1  |  千葉  |  不明  |  2005年05月14日

これはHMV評の「…チェンバロってこんなにポップな楽器だったの」という以上でも以下でもない演奏とするか「…チェンバロの音色と機能を生かした…」実験的な演奏とするかの両方、またはいずれかでしかない。このCDの目的が多くの人にチェンバロに興味をもってもらうものと割り切るものならOK!一時の話題だけで終わるかどうかは、この人の今後の音楽家としての探求の度合いにかかっており、まだまだ未知数である。

 

京子  |  東京  |  不明  |  2003年06月15日

とても期待の新人さんだったのに、彼女の情報が無いのが残念！ こういうチェンバリストが今必要なのに！！ 早く、二枚目を聴かせてください。 かわいいし、うまいし、同姓の私も思わず惚れ惚れです。 皆さんも是非！！

 

ハレヨ  |  川崎  |  不明  |  2002年12月11日

チェンバロって、音の強弱は出せないし、表現力の乏しい楽器だと思っていましたが、その思いを吹き飛ばしてくれました。 選曲も面白いけど、有橋さんの演奏も繊細で豊かで、とても好感が持てました。 美形だからといって、J-クラッシックのジャンルには、入れてほしくない、本格的な一枚だと思います。 気が早いけど、次作が楽しみです。

 

ラウダ  |  トーキョウ  |  不明  |  2002年12月08日

これ,個人的に今年のベストＣＤの一枚です。 チェンバロのバリエーションいっぱいで２２曲もあるのがとても得した気分。ＢＧＭとしてもいいけれどハンパじゃない音の良さでまるで目の前で演奏を聞いているよう。最後のディズニーのバロックホーダウンは芳醇なデザートの後の仕上げのレモンティーのようでさわやかな幸福感につつまれます。たまには一人でね,繊細な耳を澄ましてみるのもとてもイイ。オススメ！

 

ヒッピ  |  東京  |  不明  |  2002年10月01日

一度、有橋さんのコンサートを聞きに行く機会があり、それ以来のファンです。 早く、アルバムを聴きたくて仕方がありません。 チェンバロというと、どうしても堅いイメージがありますが、今回の曲目はバラエティがあって、HMVのレビューを見ても楽しみなことしきりです。