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Doobie Brothers

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Livin' On The Fault Line: 運命の掟

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  • ★★★★★ 

    ねずみ  |  山口県  |  不明  |  2013年10月28日

     写真を切り貼りしたような、意図を疑う(映画『猿の惑星』でもインスパイアされたかのような)チープなアルバム・ジャケット、シングル・カットされたのはオリジナルではないオールディーズの焼き直し、セールス面でも低迷、とくれば、いくら次のシングル「Echoes Of Love」が素晴らしい出来栄えだったとしても、カーリー・サイモンが「You Belong To Me」を大ヒットさせたとしても、長期に渡り自分自身の減退した購買意欲を回復させることは適いませんでした。  しかし、このアルバムを取り上げたラジオ番組を聴いた時、過渡期の中途半端なアルバムというネガティヴな意識は一蹴されてしまいました。  オープニングの小気味よい「思いのままに」のワクワクするような鮮度の高さに心を踊らされ、ローレン・ウッドも唄ったセンチメンタルな「嘆きのハート」に心を奪われ、午後のアンニュイな雰囲気に包まれた「光ある世界」に心が洗われるなど、前作の余り物ではない、むしろ原石のような瑞々しい作品群がそこにあったのです。  名盤『Minute By Minute』のジャイアント・ステップへと繋がって行ったことが肯ける、決して実験ではない完成度の高い”運命の掟”がここに記されています。

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  • ★★★★★ 

    music life  |  大阪府  |  不明  |  2010年04月30日

    世の評価を受け名盤と呼ばれる作品は多かれど、その一作前の作品に布石がほどこれされています。この作品はDOOBIEの名声を受けた例のアルバムと比較しても遜色がありません。ベスト盤を挟んで作成されたこの作品は TOP10ヒットこそありませんが、本当に素晴しい作品だと思います。 初期の作調との変化(新化)からグループとして皆さんの賛否両論はもっともだと思います。そして、戸惑いも...ライナーノーツにはこんな風に書かれていました。“マイケル中心と思われがちだか、注目すべきはパットシモンズの頑張りではないだろうか。実はこの2曲共がパットの作品であり、本作の中でも或る意味最もプログレッシブで尖鋭的な作品をパットが書いているというのは実に興味深い事実ではないだろうか”これもひとつの意見かもしれません。ただ、良い作品を少しでもリマスタリングされて聴きたくなるにはもう理由がありません。(だから今回4枚目のフォーマット購入-笑) ※この2曲とは「運命の掟」「チャイナタウン」 年数が経過しても、都度聴く度にサウンドに新しい発見と感じ方があること、私には★で表わせられない作品です。

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  • ★★★☆☆ 

    タカヒロ  |  東京都  |  不明  |  2009年09月27日

    今回の紙ジャケで不人気ベスト3を選べば、恐らく前回紙ジャケのセールス実績からいって三位には食い込むであろう本作。前作ではまだ随所に見られた初期の要素がほとんど消滅し、トムの健康面の問題があったとはいえ、扱いもまるでゲスト・ミュージジャン並み。かといってマイケル自身もまだリーダー・シップをとる事に戸惑いがあるのか、十分な存在感を発揮するには至ってない。実際の印象として曲は悪くは無いが、バンド内部での立て直しを計る最中に作られたアルバムという事もあって散漫な仕上がりは隠せない…

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  • ★★★★☆ 

    ハリアー黒  |  東京  |  不明  |  2005年10月30日

    M2「エコーズ・オブ・ラブ」を聴くアルバムだ。 今作を最後にトム・ジョンストンはグループを去る。「エコーズ・オブ・ラブ」は、そんな彼に送った別れ歌に聞こえる。トム・ジョンストンのいないドゥービーは、ドゥービーではない。

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  • ★★★★★ 

    りゅっくさっく  |  東京都国立市  |  不明  |  2001年12月17日

    たぶんセールス的にはそれほど奮わなかった、このアルバムですが、『Minute by Minute』でマクドナルド・ドゥービーに震撼した人は是非聴かねばいけません。『Minute by Minute』の習作とも言うべき佳作。良い曲目白押しの個人的に一番好きなアルバムです。

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