てのりくじら  |  大阪府  |  不明  |  2021年03月03日

ひとりエヴァンスは、しかしいつものトリオからの不足を感じさせない迫力と推進力をもって最後まで進行していく。演奏に何の文句もないが、やはりエヴァンスといえばベースやドラムとの掛け合い、インタープレイが聴きたいと思ってしまうきらいがある。

 

どん  |  東京都  |  不明  |  2021年02月22日

その名の通り、独演集。後世のピアニストで、彼の影響を受けていない者はいない、といわれるほど、多大な功績を残したピアニストの、隅々まで透き通った音色が聴けます。確かに、キース・ジャレットがやっていることも、この延長上かもしれません。何はなくとも、とりあえずジャズを聴くなら、避けて通れません。

 

bubyuki  |  東京  |  不明  |  2008年02月05日

EVANSの音楽にはトリオと言う形態を必ずしもとる必要はなく、一人で完結できるのでは？と感じていたが、この演奏を聞き、その思いが強まった。各国のバージョンで曲が追加されているが、オルタネイトテイクはあきらかに本テイクに比べかなりできが悪いので、未発表曲のみ追加されているものか、追加曲が一切入っていないものを買った方がよい。通して聞いたときかなり違和感を覚えることになるからだ。演奏は質が高いが、少なくとも私には10回くらい聞くと飽きてしまったアルバムだ。

 

kmatsu  |  tokyo  |  不明  |  2007年04月24日

アナログ盤からＣＤを始めて聞いてみて、レイホールの録音の品の高さに感じ入った。ビルエバンスの音質にあっている。 こんなにもオルタネートテイクがあるとは知らなかった。 トリビア風だが、テイクがちがっても演奏時間にあまりぶれがない。頭に描かれた心象風景ををそのままひいているということなのだろうか。

 

PIANO  |  練馬  |  不明  |  2002年09月20日

旧盤より音質が良くなっているのがEvansのソロを聴くには何より嬉しい。またVerveのコンプリート盤にも入ってなかった未発表テイクや「The Two Lonely People」のソロバージョンという珍しいテイクも聴けるという点で、ファンには価値ある１枚。